久しぶりに定時に終わった。
給料が少ないことにも、休みが奪われることにも暗澹たる気分になる。しかしそれ以上に、空腹の悲しさも、少しのあたたかさも、そこに気持ちを同じくしてくれる誰かがいないことこそ最も辛い。

感情も独りなれば言葉もなく月夜のしじま風すらも凪ぐ

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