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憧れのMacintosh

メルカリでMacintosh 512kをゲットしました。
いやぁ、とても嬉しい〜

せっかくなので、持っていた初代iMacと並べて初代デザイン同士で飾っておきました。感慨深いですね〜

Macintosh 512kとは

1984年に発売されたマックで、デザイン的には初代と同じ造形です。このスタイルが何ともかっこいいですよね。

Macintosh 512Kは、Apple Computerから発売されたパーソナルコンピュータで、長きにわたるMacintoshの歴史の中で2番目となる製品である。最初のMacintosh 128Kとの主な違いは搭載されたメモリの量が4倍(128KBから512KB)になっただけで、実質的には128Kと同じ製品であった。この「大きな成長」からFat Mac(太ったマック)という愛称を持っている。

Wikipedia

当時の販売価格は$2,795、日本ではDynaMacという名前で漢字ROMボードと独自の化粧箱入りのものが、なんと¥898,000で販売されていたそう!!
ヒェ〜〜

システムはSystem 4.1までアップデート可能。フロッピーディスクから起動する必要がありました。最近の人はフロッピーディスクなんて知らないのではないでしょうかね。

今日届いたものも起動はできますが、残念ながらシステムディスクもマウスもキーボードも無いので、遊ぶことはできません・・・
いずれはネットなどで探してみようと思います。


マックとの出会い

振り返れば、マックとの出会いは大学まで遡ります。

私が大学に入学したのは1990年。学生が個人でPCを持つのはまだ珍しくはありましたが、元々実家でも1985年くらいからPC-8801MHという機種でBASICを組んだりしていたこともあり、1台買おうと思っていました。

いろいろなお店を回ったりして資料を集めましたが、当時販売されていた手に届く価格帯のマックはMacintosh Classicというモデル。当時NECのPCが主流で9801のノートが販売開始されたころでしたが、マックはまだまだマイナーな存在。私もその時初めて存在を知ったくらいですが、このデザインに衝撃を受け、一気にファンになってしまいました。

Macintosh Classic

廉価版とはいえ、アメリカでは$999、日本では¥198,000という学生にしたら高価な価格。結局当時はマックの購入は断念した記憶があります。

衝撃

その後大学4年になって研究室に配属されるのですが、そこで運命が変わりました。
私が所属した研究室には数台のマックとLocalTalkが設置されていたのです。当時そこにあったのは、Macintosh Quadra 800。いわゆるミニタワーマックです。

Macintosh Quadra 800

マックの購入を断念した後エプソンの98互換機を購入して、サークルのパンフレットやらいろいろな資料を作成はしていましたが、ここで使ったマックの操作性や機能、デザインに虜になってしまいます。

研究にももちろん使いますが何より使っていて楽しかったのは、卒業設計(建築学部の学生でした)の図面をより魅力的にかっこ良くするためにヘッダーやフッターを作る作業。この時使ったソフトはAldus FreeHandPageMaker。今で言うIllustratorとInDesignですね。

このFreeHandの衝撃がすごかった。当時キーボードで文字を入力し、レイアウトソフトは多少あったものの、文字と写真や簡単な図形を配置するしかできなかったPCに対して、マウスで自由にベジェ曲線を描いていく体験は、それまでのPCの常識を大きく覆すものでした。本当に「自由」という表現がふさわしい体験。

それと当時は何気なく使っていたLocalTalkも、実はかなり先進的な機能でしたね。部屋を隔てたプリンターに出力する、別のマックとファイルを共有するといった、今では普通にできることですが当時それを実現していたことは驚きです。

iMacへ

その後ゼネコンへと入社してPCを使った構造設計業務をおこなうも、マックの衝撃が忘れられずにプライベートではマックを使っていました。私が初めて自分用に買ったマックはPerforma 5220。1995年だったかな。いよいよPowerPCの時代です。

写真はPerforma5200

ちょうどインターネットが身近になってきた頃で、私も自宅からモデムを介して夜な夜なネットサーフィンしてました。イタリアのフェラーリのサイトに行って掲示板に投稿すると、他の人が英語で返してくれるのがとても嬉しかったのを覚えてます。

そうして1998年のiMac登場となるわけですが、iMacに関してはまた今度書いてみようと思います。

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