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準備が9割!記事を書きだす前の準備とリサーチをプロが解説

この記事は、youtubeチャンネル『ウェブビジチャンネル』の、2021年11月23日投稿『準備が9割!記事を書きだす前の準備とリサーチをプロが解説』の内容をもとに作成したものです。

こんにちは。
ウェブビジチャンネルの高原です。

WEBを使った集客・ビジネスだったり、SEO、ウェブマーケターとしての仕事を疑似体験して学べるような動画をお送りするチャンネルです。


今日は「記事を書く前にやっていることは何ですか」「ライバルのリサーチってどうやってますか」的なご質問を複数いただいたので、そのテーマでお話してみたいと思います。

一応僕自身、5,000記事とか作ってきて、アフィリエイトメディアや、企業の集客用のオウンドメディアで月間30万PVとかのメディアを作ってきたりしているので、色々な経験があります。

その中で大事だと思うことをお伝えできればと思います。

今回は、こんな感じの目次ですすめていきます。


①記事は大きく2つの種類がある

まず前提としてなんですが、僕が考える記事には2つの種類があると思っています。

1つは「自分の想い、価値観、商品、サービス、会社」なんかを、知ってもらうための記事。

2つ目は「相手が調べていること、悩んでいること、問題、課題、疑問」に対しての、答えを教える記事です。

要は、自分のことを話す記事か、相手の疑問に答える記事か…の2種類です。

そしてサイト運営において作る記事の9割は、後者と言って良いです。
極端な話、100記事あったら99記事は読者の疑問に答える「お役立ちコンテンツ」で、1記事だけ「セールスのコンテンツ」になります。
企業さんでも、個人でも、まずココを間違えている人が多いです。
セールスをして反応を得られるのは、膨大なお役立ちコンテンツを作っているサイトだけです。

何度も疑問を解決してもらったからこそ、あなたのことを信頼し、お金を出しても騙されることがないだろう…と思ってもらえる。

お客さんにセールスの話を聞いてもらえるのは、その人の疑問や悩みを何度か解決した後です。信用していない人物の売り込みなんてウザいだけですから。

ということで、企業であれ会社であれ、アフィリエイターであれ…
ウェブをビジネスにつなげるなら、まずは「相手の疑問に答える記事」をたくさん作らないとだめです。

僕の中でのイメージですが、無料で3個くらい悩みを解決してあげたら、初めて有料の仕事の話に進める…みたいな感じです。

ウェブ制作とかなら、無料で3回くらい、疑問や悩みをコンサルしてあげる…そうして初めて「じゃあ高原さんのところでこれ頼めますか?」みたいな話をいただけるようになるわけです。

アフィリエイトなら3回は記事でお悩みを解決する…そうして初めて「このライターさんの言う商品を使ってみよう」と思ってもらえるわけですね。


②リサーチの視点は2つ

僕の場合、リサーチは2つの視点でみてます。

1つは「読者の目的・解決したい問題」を、推理するためのリサーチ。
2つ目はその解決策をライバルがどんな方法、どんなクオリティで提供しているのか…というリサーチです。

2つの視点でリサーチをしますが、実際の作業はこれを同時にやっているようなイメージです。
具体的には、メモを取りながら、あれこれ検索してみる‥みたいな作業です。


③読者の目的を考える

例えば読者の目的を探るときは、

・検索キーワードから自分で考えてみる。
・人気コンテンツから考えてみる。

という作業をします。

例えば、「ユニクロ フリース」で実際に調べてみます。
そうすると、関連キーワードで、「ユニクロ フリース 990円」「ユニクロ フリース 防風」とかでてきます。

そうすると、外出来る用で防風アリかナシで、迷っている人がいるな〜…とか、1,000円以下の安いやつを探している人がいるんだな〜みたいなことがわかるわけです。

さらに、実際にヒットした動画や記事を見ていって、どんな事を書いていて、どんなことで喜ばれているかを分析します。

基本的に上に来ているコンテンツはyoutubeでも記事でも、みんなが喜んでいるから上がっているわけですから、そこに読者が知りたいことのヒントが詰まっているわけです。

僕も調べていてわかったんですが、1,000円以下だったら意外とワークマンのやつが良さげ…とか、教えてもらえたらめちゃありがたいわけじゃないですか。

このように、検索の関連語から、何を調べているのか、何を迷っているのかを考えていくわけです。


④ライバルのクオリティーを分析する

同時並行的に、ライバルの記事のクオリティーを分析します。

例えば、めっちゃきれいな画像があって、わかりやすいな〜とか。
1,000円前後のフリースをメーカーごとの表にまとめてて、めっちゃ助かるな〜とかです。

こんな感じで、「じゃあ、自分は試着したサイズ感まで画像で伝えてみよう」とか、ライバルのコンテンツよりも喜んでもらえる工夫を考えていくわけです。

これは、ひたすらライバルの記事の良いところ、悪いところを、メモしていく…というだけです。

画像良いけど文字ちっちゃい。とか、アドセンスの広告多すぎてウザい…とか、結論まで引っ張りすぎてイラつく…とか。

そんな事をメモりながら上位10記事とか、10動画くらいを分析します。


⑤あとは、一番の解決策を提供するだけ

個人的には、記事はもはや記事ではなく、「読者の課題解決の無料サービス」だと考えています。企業っぽく言うと、ソリューション(課題解決)といって良いです。

もしリサーチする中で、「素早く、でも夕食までお腹にたまるランチを食べたい」というものがわかったら、それをどの店よりも満たせるメニューを頑張って考える…みたいなイメージです。

なんかわからないですけど、「餅入り和風そば」とかどうだろう?みたいな。
注文したらすぐでてきて、夜までお腹にもたまる…とかなら、お昼休みの「素早く夜まで満腹需要」を満たせるかな〜?みたいな。

記事も考える手順は同じです。
読者は何が目的で「このキーワードを検索する」のだろう…ということを、関連キーワードや、ライバルの記事で提供している「解決策」から逆算して考えるわけです。

例えばウチの妻が最近iPhone13買いましたけど、「iPhone13」で調べている人は、何が目的なんだろう…と考える。

ヘタクソな人は、iPhone13の料金とか発売日とか、スペックをそのまま書くだけで終わります。

でも、読者が知りたいのは「今回のiPhoneは買いなのか…それとも来年まで待つべきなのか…」だったりするかもしれません。

そこに対しての「答え」がなければ、選んでもらえるコンテンツにはならないでしょう。

こんな感じで記事を作る前にやるべきことは「相手は何が目的で調べてるんだろう…」を考えることです。

そのヒントを探るために、「関連キーワード」「知恵袋」「競合サイトの情報」をチェックする。

ときには「お客さんにアンケート」したり「実際のお客さんに取材したり、飲みに行って聞き出したり…」みたいなことをやるわけです。

とにかく記事を書く前にやるのは「相手の目的を見つける事」です。
これが出来る人は、記事やサイトというより、ビジネスの成功率がぐっと高まると思います。


ってことで、今日はこの辺で!
このチャンネルでは、SEOだったり、WEBを使った集客、ウェブマーケターとしての仕事を疑似体験して学べるような動画を作っていこうと思うので、よかったらチェックしてみてください!

気になること、知りたいことなどありましたら、コメント欄で教えて下さい^^
ニーズが多いものがあれば動画を作っていきたいと思います。

ではまた次回^^