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Shall we play poker?

どうもケーすり(@K_sr)です。

前回前々回とグルーヴコースターについて語ってきましたが、今回はここ1年くらいでめちゃくちゃはまったポーカーについて書きたいと思います。

「ポーカーって知ってる?」
こう尋ねられた時、多くの人の答えはこれじゃないだろうか。
いや知ってるけど・・・

そう、恐らく日本人の多くは
「ポーカーというゲームは5枚のカードで役を作るゲームであり、役にはワンペア・ツーペア・スリーカード etc.が存在する」
という部分までは知っている人が多いと思われます。出会い方は様々ですが、ドラゴンクエストのカジノだったり、ゲーセンのビデオポーカーだったり、はたまたネットのFlashゲームだったりするのではないでしょうか。そうしたポーカーしかやってこなかった人は、「ただのつまんない運ゲー」であるという印象をお持ちかと思われます。僕もそのうちの一人でした。

上記のポーカーは全て手札に5枚配られて、好きな枚数を交換することで役を作る、「ドローポーカー」と呼ばれる旧式のポーカーです。ベットラウンドは1回(というか参加料を払うだけ)、役に応じてコインやメダルがもらえたりしますが、駆け引きは存在せず、狙ったカードが来ることは稀だし、ワンペアですら全然できないので面白さが感じられないのだろうと思われます。

「ポーカーは駆け引きのゲーム」と言われる割には、多くの日本人は駆け引きのあるポーカーをプレイしていないように思います。一応このドローポーカーでも2人以上で行えば駆け引きの要素が出てきますが、相手のハンドが全く見えないので結局引き運によるところが大きいですし、そもそもポーカーをあまり面白いと感じたことのない人が友人たちとポーカーを打つことなんてなさそうです。

以前は海外のカジノでプレイされるポーカーといえばこのドローポーカーだったらしいです。どのくらい前かというと、任天堂がトランプを国内に流行らせた時代です。任天堂は花札に次いでトランプを国内で流行らせるため、付属の説明書に様々なゲームの遊び方を記してトランプを発売しました。そのうちの1つがドローポーカーで、当時日本中に知られたゲームを標準にドラクエやビデオポーカーなどが作成されたといえるでしょう。

ここまでが昔の話です。ポーカーは「5枚のカードで役を作るゲーム」ということは共通していますが、実は様々な種類のゲームが存在します。その中でも最も有名かつ海外・日本国内で大人気なのが「テキサスホールデム」と呼ばれる、手札が2枚のポーカーです。

手札が2枚なら残りの3枚はどうするかという話になりますが、場に全員共通のカードが5枚出されます。手札2枚+共通カード5枚=計7枚の中から最強の役が完成する5枚を作り、その役の強さで対戦相手と勝負します。

まずはベットを巡る駆け引きについて記しておきましょう。(ビデオポーカーだと相手がいないので駆け引きのポーカーをやった人は案外少なそう。)

1回目のベットラウンドでは強制ベットが発生しますが、今回は細かいことは言わずに進めます。
ポーカーでは全員のBET金額が同じにならないと勝負ができません。Aさんが300点をベットした場合、Bさんは3つの選択を取ることができます。
・レイズ (BET金額を上げる)
・コール (300点を払って勝負する)
・フォールド (今までのかけ金を諦めて勝負から降りる / ダウン・ドロップとも言う)
Bさんがレイズした場合はAさんに順番が戻り、上の三択になります。
全員がコールすれば勝負になり手札を見せ合って勝った人が今まで賭けられた金額を総取りにします。1人以外全員降りた場合も残った人が今まで賭けられたチップを総取りにします。

相手を降ろしてしまえばどんな弱い手であろうが勝ちというところにポーカーの駆け引きが存在していて、相手が強いのか弱いのか考えるのがこのゲームの一番面白いところです。

ベットを巡る駆け引きについて話したところで、次はテキサスホールデムがいかに旧来のドローポーカーよりエキサイティングなゲームであるか話したいと思います。

強弱がわかりやすい

手が全部見えないドローポーカーと違い、共通カードを使わないと手ができないテキサスホールデムでは、見えてる分強弱がわかりやすくなります。例えば、共通カード(ボード)にAが出ているときはAを持っている人が強いし、Kが一番高いカードの時は、Aを持っている人よりKを持っている人が強いのがわかります。相手の手札が2枚しかないので、推測がしやすくなって駆け引きが生まれてきます。

ベットラウンドが多い

テキサスホールデムでは、ゲームの進行に応じて4回のベットラウンドがあります。ベットラウンドが多くなると、相手の持ちうる手の範囲を狭めていくことができます。それは相手も同様で、そこを逆手にとって弱い手でブラフしたり相手のベットにコールしたりすることを考えていきます。

ポーカーを好きになるきっかけには2つのパターンがあるといわれています。1つは多くのお金が動くのを楽しんだり、相手の表情やしぐさから駆け引き・判断を決める「ギャンブル派」。もう1つは、相手の持ちうる手を考えて確率的に正しい判断を目指す「数学派」。一流のポーカープレイヤーは結局両方できるそうですが自分は後者です。ギャンブラーじゃなくても面白い楽しみかたがあるんです。

日本ではあまり駆け引きのあるポーカーをプレイした人は少ないと思いますと先ほど言いましたが、近年お金を賭けない(賭けると違法。麻雀/パチンコのような黙認もない)アミューズメントカジノが少しずつ流行ってきていて、ポーカーをできる場所が増えてきたし、ゲームセンターやスマホアプリでもポーカーが遊べるようになってきたので、この機会に皆さんもポーカーを覚えてみては?

細かいルール等は調べればいくらでも分かりやすいコンテンツが出てきますのでここでは割愛します。

✌('ω')✌