マーケティング心理学を鏡にせよ
マーケティング心理学と言う言葉を聞くと、たいていの人は自分の商品を売るために役立つかなと考えたりします。また、操られる大衆がを見下すことにその知識を使う場合もあります。
ですが、お勧めは、自己洞察に使うというものです。
たとえば、「高級品はいいものに違いない」という認知バイアスがあります。ヴェブレン効果。これを聞いたときに、その観点で自己洞察してみるわけです。「自分はそんなものにハマらないぞ。ブランド品とか買わないし」などと当てはまらないところを考えたくなりますが、そうではなくて当てはまるところを探してみます。「高級品だから良いに違いないと判断してることはないだろうか?」とね。
人を操る心理学を、自己洞察に応用するのです。心理学を学ぶことで自己洞察から他社洞察へと目が向いてしまうのですが、それを時々ひっくりかえしておきましょう。