20230620配信 Relight your fire♪ まずは面接カード。

公務員志望者各位

 18日から丸二日たちました。我慢していたことに没頭し、リフレッシュできましたか?バーンアウトしていませんか?

 筆記の結果が出る前でも二次や官庁訪問に向けてスタートしましょう。警察や大学法人、B日程の市町に向かう方も、教養を引き続き取り組みましょう。モヤモヤしていても仕方が無いです。キャリセンへ行く、OB/OGと話す、先生と面談する等、無理矢理でも強制的でも強引でもいいので、皆さんの灯をrelightする機会をまずは作りましょう。

 さて、二次試験、人物試験です。

 公務員の面接は一発勝負です。民間企業のように若手が面接し、「じゃあ、次は部長ね。」と階段を上がることはありません。長期間の筆記対策で一次を突破しても、わずか15分程度の二次で白黒がつけられてしまう残酷な試験です。

 面接は面接カードから始まります。今回は【国専・国般】と【地方系】で面接カードの大きく異なる点を要約しておきます。

【国専・国般】
・カードはおそらく二次試験当日に持参(念のため確認してください)。大事なことは面接官が一読で理解できる表現と内容であること。専門用語や難解な表現を多用しても、心象が良いことは絶対にないです。
・記載スペースはチョー限定されています。そのため、徹底的に無駄を削ぎ落としてください。
・大学名および大学名を推測できる表現は×です。
・二次試験の面接は人事院が行ないます。すなわち国家公務員としての適性が見られます。絶対に国家公務員の役割を踏まえた内容にしてください。「それって地方公務員の仕事だよね。」という内容はアウトです。なお、各官庁の業務への適性は官庁訪問で見られます(特に国般)。
・国専の二次試験では、面接官3名の中に国税・財専・労基の現職が紛れ込んでいるパターンが見受けられます。
・面接カードに沿いながら質問されます。面接カードにないことを聞かれるのはむしろレアケースです(国般)。
・官庁訪問では、上記とは別に訪問カード(もしくは別名称の似たような書類)が必要となります。訪問したその日に書かされるパターンが多いです。訪問日に様式を渡されて後日もしくは次回提出というパターンもあります。こちらのカードは写真貼付、学歴、語学、資格等の記載欄があります。

【地方系】
・カードは多くの場合、二次試験の約10日前に提出を求められます。提出期限を過ぎたらもちろんアウトです。
・様式はバラバラです。設問が少ない分、記載スペースがたっぷりのもの(▲▲県や◆◆県)や、設問が多く記載スペースが限定的なもの(〇〇県)があります。〇〇市のように裏面全てが自己㏚用で「イラストもOK」という恐怖でしかない様式もあります。
・ワードOKというところが増えてきましたが、2B鉛筆・手書き指定というデジ庁をガン無視した自治体もまだまだ多いです。この場合、丁寧な字は大前提です。(論作文で何度も伝えてきたとおり。)
・提出した面接カードは、採用担当者が残業してでもなる早で内容を確認し、コピーし、面接官に配布します。面接官はそれを熟読して面接に臨んできます。
・面接では地方公務員の適正が見られます。業務への適性も見られます。農業や福祉の職種の場合、その部門の部長クラスが面接官に入ってきます。
・面接カードとは全く関係ない質問もきます。(特に市町)
・逆質問もあります。(ほぼ市町)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?