【第2回】パチンコの収束とは?
収束について
本日はパチンコにおける「収束」について解説したいと思います。
第1回目では、パチンコに勝つためには期待値を追うことが大事とお話ししました。
半年〜1年くらいの実践がいると説明しましたが、
それは期待値を計算し、その予測に近づくために多くの試行回数(トライ)が必要だからです。
では、どのくらいの試行回数があれば良いのでしょうか。以下の式で求められます。
【 95%の確率で誤差r %以内に収束する試行回数n
試行回数n=1.96の2乗×(分母k-1)÷誤差rの2乗 】
この式については、二項分布、中心極限定理、正規分布の性質などの理解が必要です。数学ですね。
まずはこのような式で求めることができる、と知ってもらうだけでokです。
機会があればこの式の証明をする記事を書きたいと思います。
では実際にパチンコの確率を当てはめてみます。誤差は10%で考え、大当たり確率は1/319(三百十九分の一)とします。
1.96の2乗×(319-1)÷0.1の2乗
=122162
【1/319(三百十九分の一)の確率で大当たりする台が95%の確率で誤差±10%(1/287.1〜1/350.9)に収束するには、約12万回転必要】
ということになります。
ものすごい数字です。
1日中打って2000回転させ月20日やり続けたとしても、約3ヶ月かかります。
大人数でパチンコをする
私達がグループでパチンコをやる理由は、
「1人で収束が厳しければ大人数でやれば良い」と考えるためです。
1人で3ヶ月強かかるところが、10人では1週間で済みます。確率に、より早く近づくことができるのです。
よく、「そうは言っても確率のゲームなんかで仕事になるのですか?」と聞かれますが、充分成り立ちます。
確率は、簡単にはその通りにいかず「無限に試したらこうなるよ」という数学上の仮の話ではありますが、トライを増やすことで限りなく近い数字になるのです。
みなさんの身近にも、確率を元に経営してる会社はたくさんあります。
例えば保険会社がその例です。
人間が事故を起こしたり亡くなったりするのに絶対の予想はできないですが、ある程度の想像と計算ができます。数学を使った予測を元に商品を作っています。
パチンコ屋も同様です。
●最後に
今回は収束についてお話ししてみました。
短く簡単な説明にはなりましたが、少しでもご理解頂けたら嬉しいです。
パチプロ軍団の存在を知っている方は、なぜ成り立っているのかイメージを持てたかと思います。
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それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
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※補足
ここでの収束の定義:
パチンコにおいて、予想した期待値や仕事量に実収支が追い付くこと。どのくらい試せば結果になるのかという予測
前提:
収束は、厳密には分母の増大により異常値が薄められる現象とする
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