私がスウェーデンへ行く理由
今、ベルリンのテーゲル空港でこの記事を書いています。
写真はテーゲル空港のベーカリーで売っていたサンドイッチらしきもの。
Veganという名の通り、ズッキーニやマッシュルーム、パプリカ、なすとかが惜しみなくゴロゴロ入っていて、空腹にはたまらなかったです。
フィリピン・クラーク空港、シンガポール・チャンギ空港、ベルリン・テーゲル空港を経て、そしてこれからストックホルム・アーランダ空港へ飛びます。
3回目のトランジットも無事にできそうで、少し安心しています。
またトランジットでの出来事は別の記事に残したいと思います。
_______私がスウェーデンへ行く理由。
私はこの春、AIESECという、自分の所属する団体が運営している海外インターンシップに参加します。
そこでは、スウェーデンのある小学校と学童へ足を運び、子どもたちの、主に放課後の時間を先生たちとサポートします。
私はまだまだちっぽけで、まだ大きな夢をもつことのできていない大学生ですが、スウェーデンへ渡航するのには、3つの「したいこと」がありました。
今の気持ちを忘れたくないので、ここに残しておきます。
「北欧へ行ってみたい」
最初のきっかけは、大学の授業で北欧のことが扱われたときでした。
子どもが伸び伸びと学ぶ環境の整った教育制度。
女性が最も生きやすい、福利厚生の整う国々。
機能性、統一性、自然らしさを美とした、世界で最も確立されたデザイン性をもつ北欧。
そんな魅力的な言葉に惹かれて、機会を探し始めたのが始まりです。
そこで見つけたのが、Education for Dreamというプログラムでした。
「全ての子どもたちの『居場所』が守られた社会を。」
このビジョンのもと、いろんな『楽しい』に出会える放課後を、現地の先生や子どもたちとデザインするプログラムです。
今、私は先生になること、教育に携わることを志しているわけではありません。
でも、魅力的な研修内容、しかもスウェーデン。
絶対参加したい。これを見たとき、ピンとくるものがありました。
「自分が参加したい」
私は大学生になった春、AIESECに出会いました。
そこでは、熱くるしいほどにエネルギーをもった若者が、少しずつ、世界を変えています。
私も変えられた1人でした。
2018年の秋、私は、運営するインターンシップに参加してくれたフランス人のマネージャーを努めました。
日々新しいものに触れ、自分の想いや志に気づいていく彼女を見ていて、気づけば彼女のために何かしようと動いている自分がいました。
彼女のインターンシップを支えるなかで、いつしか自分のインターンシップのことを考えるようになっていました。
異文化にあふれる見知らぬ土地で、多様な背景をもつたくさんの人に出会って、現地に還元できることに奮闘しながら、自分と向き合う6週間。
そんなことを夢見るようになった頃、
他にもやりたいこととの兼ね合いや、漠然とした不安は関係なくなっていました。
「変わりたい、変化を届けたい」
私には、人に語れる志が見つかっていません。
そこに焦りはあるけれど、悪いことではないと思っています。
これから、なんです。
漠然と抱いているものはあって、
ずっと何かしらのかたちで世界と繋がっていたいと思っています。
それは、好奇心の強さからくる、知らないものを知るときのワクワクと、可能性や出会いをできるだけ広げていたいと思う、欲張りなところが、昔から私にずっと海外への憧れを抱かせていたんだと思います。( 他にも小さい理由はたくさんあります。)
今回の経験は、その漠然さをもっとかたちにしてくれる、ヒントをくれると思っていて、そうしたいと考えています。
あと、もっと殻をやぶりたい。がむしゃらになりたいです。
良い意味でも悪い意味でも人の目を気にする性格は、自分自身、ちょっともったいないと感じています。
きっと6週間も海外にいると何か変化はあるんだろうけれど、自分の意思で、変わりたいと思います。
また、自己満足な6週間ではむなしいし、それだけで終わってしまうと、せっかくの機会がもったいないとも思います。
何が価値とか、良い変化とか、分からないことだらけですが、私が現地でできることは無限にあると思います。
焦らず、でも自分らしく、少しずつ進んでいけたらなと思います。
_______最後に
いつも支えてくれる家族、AIESECのみんな、友だち、全員に感謝します。
これからどんなことが待ち受けているのか、楽しみでなりません。
いつまでも思い出せるよう、これからも、ここに記録していきたいと思っています。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
また、更新します。
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