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私とK#6

日時:2016年2月

本業(ジャニヲタ)の現場と現場の狭間の時期で暇だった。猿美って聞いたことあるしBLなんでしょ?という軽い気持ちで視聴。 Twitterで実況しているときは宗像と伏見の見分けがつかず、八田のことを矢田と間違えて呼んでいた。

Kになった瞬間:
2期12話の伏見と八田の和解。1期で19才だったふたりが2期でははたちという(いちおう)大人と言える年齢になり、いまだ庇護されるべきこどもであるスクナと戦うという展開がクリーンヒット。ふたりが大人になったからこそ相手の感情、相手の大切なものを尊重できるようになったんだな、と思った。強い執着、お互いが何よりも大切だったころの思い出、そういったものに1度区切りをつけることによってあらためてひとりの人間同士向き合えるというのはさびしくもあり、同時にとても希望のもてる展開であると思った。
そういう意味でわたしは伏見八田ふたりの和解ありきでKにはまっていて、これは2期後にはまった人間独特のものな気がする。というか1期をリアルタイムで見ていたらKにははまっていなかったと思う。物事にはいつでも出会うべきタイミングがあるのだなと感じる。(1期だけをリアタイしていた場合Kをガバガバキャラ萌えアニメだと感じていたと思う。今ではそういう浅はかな自分を恥じている)
その後ロスモワ読了。伏見と八田のことしか考えられなくなる。次の日友達と鎌倉に行く予定があり、早朝の長谷寺で「これを見てくれたら今日1日Kの話を我慢する。頼むから見てくれ」と言いながらロスモワの挿し絵を見せたが結局我慢できずに1日中Kの話をしていた。
ロスモワを読んだらKのことは青春の小箱にしまって忘れようと思っていたがその年の夏にロスモワステがあり、逃げられなかった。初めての2.5次元舞台で今まで見てきた舞台とは全く別種のおもしろさの虜になる。原作小説に対して演出家や役者の解釈が加わることで見えかた感じかたが大きく変わることに感動。原作を読んだ際に自分が腑に落ちないと思っていたところがきれいに整理された脚本だった。東京で3回見たが我慢できず京都まで遠征した。結果全ステできなかったことが悔いとして残った。

すごい。Kが"青春の小箱"突き破れてよかった。
運命も運命だけど、2016年にのみ上演されたロスステが駄目押しして「逃がさなかった」のもかなり運命。ロスモワ読了後、Kになってしまってまともに行動できなくなってるのちょっと笑った……が身に覚えがあって気持ちがよくわかる。とても我慢できない。

Kの中でも伏見八田間にある感情に萌えているだけの自分は本当の意味でKであるとは言えないのではないかという葛藤をずっと抱えていたが、昨年のオールナイト上映であらためてKが好きだと感じた。伏見八田のことは今でももちろん好きだが、今はKという物語そのもの、その構成、Kの内包する因果、Kの世界における関係性の相互作用や反復、そういうKを形作る要素を全身で感じたいと思っている。
とにかく斜に構えた逆張りクソオタクだった自分をぶんなぐって早くKに対して素直になれと言いたい。
先行上映を見てから善条と羽張のことばかり考えてしまう。早く劇場でSBが見たいし、グラウンドゼロが読みたい。
アイドルKのことは一生許しません

1人選んだら:ドルK出羽将臣の公式写真を手帳に入れて持ち歩きたい

Kに対するストイックさが信仰レベルに達している。グラゼロはやく出してほしいね〜

一番好きなK:
ロスモワステ、伏見が腕に抱いていたはずの八田が仁希にかわっていたシーン(いろいろ考えたがいまだにこのシーンが目に焼きついて離れないので)
一番好きな雑誌版権(ポスター)・グッズ:
伏見が八田をトランクにつめようとしている版権


*画像は2016年8月ロスステ上演時撮影の京都劇場

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