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私とK#12

日時:2015年8月22日
舞台『K』第二章 AROUSAL OF KINGを見て

元々友人がKで同人誌を何冊か出したり、フォロワーが伏見好きだったのでコミュニケーションツールの一環としてなんの知識もなく近所にあった伏見ミリオン座にKMKを一人で観に行ったりしていましたが、正直内容の記憶はほぼありません。伏見ミリオン座でのみ配られていたポストカードがあったので、フォロワーにあげよ〜という気持ちだけで観に行きました。
あと、1期1話はリアルタイムで観て難しすぎて挫折しました。絵柄もちょっと時代錯誤でいちいちみんな顔にかかる髪の毛がうっとうしいな…と思っていた記憶があります。
それからしばらくして、とある音楽フェスで同行していた友人の友人がたまたまKの人間だったので、その夏にあった舞台『K』に(自分の推していた俳優が出るということもあり)一緒に行くことに。
その回は舞台『K』第二章の大千秋楽で、演者の方の体調のトラブルがあり舞台は一時中断、演者が全員舞台上に登壇し謝罪、円陣を組んだのち、脚本演出担当の方が声をあててなんとか舞台をやり通す、という壮絶な現場でした。
興行としては失敗だったのかもしれませんが、そのときの舞台上から発せられた作品への「熱」に圧倒され、終演後から転がり落ちるようにKという作品に興味を持ち始めました。
あのときのカーテンコールが「Kにされた」瞬間です。
その後二ヶ月足らずでアニメ2期が始まったので本当にラッキーなタイミングだったなと思います。

さまざまな出会いや偶然が重なって奇跡のようにKに出会えたので、Kが私に出会ってほしかったんだと思い今でも疑いません。
1話しか見なかったアニメ1期は今でも古いHDDレコーダーに残っています。なので、AパートとBパートの間の続編決定!の映像はいつでも視聴可能です。
今はどうしているか:
現在進行Kです。
2期放送時熱狂しすぎておかしくなってたけどあまりに楽しい半年間だったから、一生この記憶を抱いて死ぬんだと思います。
(適性というものはあると思いますが)Kをまだ見ていない人、かわいそう!という気持ちが強く、あらゆる知人(数十人)にKを見てもらいました。Kを見て欲しいので、新しい知人が欲しいです。
とにかくグラウンドゼロを早く読みたい。まだ明らかになっていないキャラクターやエピソードに色々な思いはありますが、三輪一言というキャラクターのトリックスター的立ち位置に留まらない秘められたポテンシャルを早く咲かせて欲しいです。
命ある限りKが続くことを祈っています。

1人選んだら:買い物している姿を盗撮した写真を暗い部屋の壁にびっちり貼りたいのは夜刀神狗朗くんですが、K7Sを控えた今、一番好きなのはやっぱりシロです。

あのKMKを記憶がないとか言ってた人間が夏フェスから(??)舞台Kを経て最終段落がこうなってしまう。こわ。
舞台Kはもう4作続いていて、いろいろある。あの千秋楽に私は行けなかったけど、ざわざわ伝わってくる何とも言えない不安、怖さはよく覚えている。なんとか舞台を最後までつないでもらえて、劇場から出てきた人たちがいろんな感情でパンパンになってるのも……ので、実はそこに全然Kしらん人がいて、Kにされるが発生してるのがそういうこともあるんだ!と驚き。

一番好きなK:テンペルホーフ1945という2期のBD3巻についてくる小さい冊子の6章目「剣は天空に在りや」です。 Kはたくさんの関係の中にそれぞれの地獄がありますが一番強くて好きな地獄です。 もうちょっと範囲を広げてもいいなら1期BD全巻特典小説内短編「クリスマス1944」→2期BD3巻特典書き下ろし短編小説「テンペルホーフ1945」→2期BD特典4巻特典短編小説「クリスマス・キャロル」→K RETURN OF KINGS公式サイト内伊佐那社アフターストーリーです。シロことアドルフ・K・ヴァイスマンの見た夢、背負った罪、受けた罰、失った幸福得た幸福すべて描かれていて、なぜシロがKの主人公なのかはっきり分かりました。 エピソードは前述の通りですが、映像で言うと1期2期アバンがどちらも最高です。 どちらもとにかく美しく、「意味はよく分からないがなにか情動に訴えかけてくる」の極地だと思います。後ろで流れている音楽も非常に美しいです。

一番好きな雑誌版権(ポスター)・グッズ:Spoon2di vol.9のシロ・クロ・美咲・猿比古・尊さん・礼司が旅の準備をしているイラストです。 アニメ2期が終わった時この世の終わりぐらい悲しかったので「最終回らしい表紙にしようと思ったけど、それだとすべてが終わってしまう気がしてできなかった」と、Kを新しい旅へと連れていこうとしてくれたのが本当にうれしくて大好きな版権になりました。

参考にしてください。
ヴァイスマンのハードめな罪と罰とかが読める「テンペルホーフ1945(著・高橋弥七郎)」のついてるK RETURN OF KINGS Blu-ray vol.3がめちゃ安い(2018.6.25現在)vol.4はちょっとだけ安い。


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