行きたくなるお店、京アニショップ(後編)
※当時はまだビルの2階にあった。
入り口の写真を撮影したり、肺に現場の空気を入れたりしていたら友人から「早く入れ!」と怒られたことを覚えている。ふざけてごめんね。
ガチャ…と扉を開けるとそこには…
うおおおおおおおお!!!!!!!
すげぇ〜すげぇ〜グッズの山だ〜!!!!
すげぇ〜!すげぇ〜!
こっちにはけいおん!のポスター!
※イメージです。
こっちにはユーフォニアムのクリアファイル!
※イメージです。
なんて感じでずっとはしゃぎっぱなしだった。ムギちゃんの気持ちが少しだけわかった気がする。
何より友人達いわく、その様子がとっても面白かったらしい。
自分では記憶はないけれど
・3つ在庫があるジャンボクッションカバーを見て「どれが当たりかな?」と聞く
・「ガチャガチャがあるけど、これ空っぽのカプセルでも嬉しいよね?」と言い出す
・「もう俺京アニショップ出たら手を洗わんわ」と宣言する(10分後、近くセブンでトイレに行き即洗う)
等、怒涛のはしゃぎっぷりだったらしい。
自分が当時買ったのは
・ジャンボクッションカバー
・Singing!のアクリルチャームセット
・ユーフォニアムの缶バッジ
・ユーフォニアムのクリアファイルコレクション
当時、どれも京アニショップのオンラインサイトやオークションで簡単に買えるものだったけれど、持っていない自分はそのお店に置いてあるというだけで、とても魅力的に見えていたんだと思う。
コロナ禍の現在、グッズはネットで販売される機会も多くなり、それだけという状況も現れている。
ただ、自分はやはり現地で直接手に取り購入したいという思いは変わらない。
手軽さや効率性はたしかに大切だ、けれど実際にそこに足を運ぶ「体験」にこそ物を買う楽しさがきっと潜んでいるはずだ。
自分や誰かにとって大切な場所が無くなるということは、うまく言葉に出来ないくらいの寂しさや悲しさがつきまとう。これはこの先もそうなんだろう。
けど、ここは一つ視点を変えてみたいと思う。
京都を訪れていた際に、この場所に充てていた時間をまた別の場所に使いたい。
京都アニメーションの作品は作中のモデルになったいわゆる「聖地」が多く存在し、一生のうちにすべて行けるのかと思えるくらいある。
ショップの近くにあった「許波多神社」もその一つだ(『けいおん!!』22話で梓が参拝していた神社)。
また、近い未来にファンの誰もが楽しく過ごせる場所が訪れますように。
長い期間店舗の経営、本当にお疲れ様でした。
P.S
2016年ごろに京アニショップに行った際に購入した『たまこラブストーリー』のキャンバスアートが出てきました。
この作品の放映時、映画公開日絶望的にお金がなくてクリアファイルも買えないくらいでした。持っている数少ないアイテムの1つです。
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