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会社の妖精さん

こういちです。

「妖精さん」
なんとも愛らしいネーミング、とてもファンタジーです。
そのネーミングからは想像できないのですが、なんと中高年世代の約半分が、ある行動や思考ににより「会社の妖精さん」と呼ばれています。

働かないおじさんから妖精さんは生まれる!?

会社を辞めてもう3年以上経ちますが、会社員の頃を思い返すと確かにいました「働かないおじさん」が。
働かないと言っても現実に働いていない訳ではなく、正しく言い換えると
「賃金に見合った生産性を生み出していない」となります。

例えば、1~10までの仕事があったとします。
長年務めていれば1~10全ての仕事が熟せて当然です。そして、その内の1~3までは入社して数年でマスターできた仕事のはずです。
自分が数年でマスターできたのであれば、個人差はありますが次の世代も数年でマスターできるはずです。
次の世代に上手くバトンタッチができれば、自分の空いた1~3に未知の仕事や挑戦などを埋めていけます。1~3までがマスターできた頃には”+3”の
仕事が熟せるようになり、その”+3”が生産性を生み出したことになります。

妖精さんと呼ばれているて人は、この賃金に見合った生産性の解釈を間違えている傾向にあり、「自分しかできない仕事は人に与えず、誰にでもできる仕事を人に与える」と固執しています。

確かに数年前までは風潮もあり、そのことについての討論など到底ありませんでした。ですが今は違い、働き方改革や同一賃金同一労働で「会社に長居すればがんばっていることになる」という制度は崩壊しつつあります。
その時代のループにハマり、それでも「過去の実績のループを廻すだけ」と考えるのは、その名の通りファンタジーです。

今は70歳まで就業しても不思議ではない時代、20代から働き始めると
20~70歳の50年、45歳が就職人生の中間地点でもあり、中高年と呼ばれるターニングポイントです。
「妖精さん」と呼ばせない為にも、これまで行ってきた仕事を次の世代へ継承し、自分は未知のことに挑戦しアウトプットし続けてください!!


一部では【個人の問題ではなく、日本社会や会社組織の問題】との声もありますが、私は間違いなく「個人」の問題だと思います。


今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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