言葉をお墓に葬ろう(くやしいが)

キャッチーなセリフで思わず吹いちゃうくらい、
魅力的なセリフ。

それをあえて捨ててもらったりも、ときにします。

その理由は、面積に対しての情報量の多さが、
読む上で、余計だからです。

お腹いっぱいになっちゃう。
会話劇なのに、略語すぎて捉えられない、誤認の可能性がある。

そういう選択が見られると、
苦渋の思いで、捨ててもらう相談をします。

その言葉があるほうが、むしろゴージャス。
世界観、わかりやすい、伝わりやすい。

だけれども、

その五文字×三行が無粋かもしれない可能性をぜひ、検討してほしい。

セリフは、もしかしたら最後は校正スキルが必要となるかもしれません。

より端的に、より口語的に、だけど漢字とひらがなとカタカナのバランスさえ組んでほしいです。

その領域になると、もうそれは文字ではなく、デザインとなり、読むよりも速く、目に入り、脳で意味を変換しだす気がするんです。

これ、伝わってますか?

漫画は読む人も多くいらっしゃいますが、
スタートは目にする感じ。
意味を吸い取る前に、印象を得ていく、デザイン性が高いものの気がします。

この大衆的なところ、誰しもに開かれた感じが、好きなんです。

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