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解読の正当性を担保するもの

”世界の教養” 6週目はロゼッタ・ストーンから。
これは学校でも覚えた記憶あるし、ワンピースにも出てくるから親しみがある。

でもやはり”世界の教養”1ページだけでは、解読法はわからない。
それまで解読できなかったエジプトの記録文書を、なぜロゼッタ・ストーンで解読できたのか。
たまたま3種類の文字が並んでいたというだけで、対比させて意味があるものだという保証はどこにもないのではないか。
まったく別の意味に訳したとしても、それを間違いだと指摘できる人もいないだろうし。

多くの人は、「天才的な言語学者」というだけで、すべてをゆるしてしまう。
けれど、著名な人であっても、過去に偉大な功績があっても、「今」本当に正しいこと、すごいことをやっているとは限らない。
なぜそれができたのか、どうして成し遂げたと言えるのか、その検証の結果こそが知りたい。

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