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[B45]マルディシオンについて考えていること

AKIBACS(チーム戦)に参加したので、レシピを交えながら現在考えていることを共有したいと思います。


レシピ

撮影後、VB3+シラ3→VB2+シラ4
に変更して持ち込みました。

『シラ』の枚数

中盤を生き抜くためには必須。

マルディシオンは基本的に相手より動き出しが遅いデッキだと考えています。
そのため、VBが有効になる前にライフやIGで捲れる場合が多くなる事を想定し、いつ捲れても強く、手札に抱えやすくなるように『シラ』を増量しました。
3ターン目には展開してむちゃくちゃしてくるデッキが増えたので、現環境を生き抜くためには『シラ』は4枚あった方がよいと考えています。

『マンモン』について

待望のリソブ&除外札。

リソース6のターンに登場させて2リソブすることで、次のターンをリソース9で迎えて行動回数を確保する事ができるようになります。
相手のチャージやトラッシュを3枚除外することが出きるのも強力で、憎き『リウェット』のチャージを取り除いて能力を無効化することもできます。(なお、『マンモン』を組む時に能力を盛大に受けてしまう)

アークの天敵。

相手のPSが何であろうと適当なアイコンに置き換えてしまえば、アークから登場させた3コストの攻撃でPSを空けることができるようになります。
このように『マンモン』自体は強力な攻め札なのですが、リソース6のターンに『マンモン』を出して次のターンを迎えることができるのかというのが現状一番の問題ではあります。

リソブして3ターン目にマンモン登場を狙う

採用が現実的なリソブ札。

リンデンを序盤から狙うことを考えてみます。
3ターン目のメインフェイズまでに『世界を超えた約束 纏』と『東雲纏〈S〉』で3枚、アイコンをプレイして1~2枚、イグニッションで1枚と見積もって5枚程度リンデンチャンスがありますが、先行で4枚後攻で6枚ドローすることを考えると、『リンデン』が落ちる可能性と同じだけ『リンデン』を手札に引き込むことになりそうです。
下ぶれを許容できるなら採用してもよいのかもしれませんが、私はメインの枠の都合で断念しました。
『ナミ』はリソース5以降でリソブできるようになりますが、手札からプレイするとアークの2コスト分しか残らず、『ナミ』+アーク+マルディシオン×2の4体で『マンモン』を登場させると、盤面に2体しか残らずリソースも使い切ることになります。手札からプレイする場合はリソースに緑が必要になることもあり、デッキ内に緑を8枚用意できなかったため私は採用を断念しました。

『マンモン』を組むために盤面に緑のゼクスを用意する方法

基本的に赤と黒のゼクスはアークで用意します。チャージに余裕があれば黒のゼクスも[パニッシャー]を使ってしまってもよいかもしれませんが、打点は[パニッシャー]の方が高いため、基本的にはアークから登場させたマルディシオンを使うことになります。
一番簡単に緑のゼクスを用意する方法は、『東雲纏〈S〉』を登場させることですが、2コストで『東雲纏〈S〉』を登場させるだけではもったいないので、3コスト支払って『未来に向かう約束 纏』から2体登場させた方がコスパに優れていると考えています。

一番汎用性の高い組合せ。

手札に約束イベントがない場合でも、トラッシュに『世界を絆約束 バンシー』があれば可能なルートも用意しました。

トラッシュからイベントを撃てるのは革命的。
『クロネコ』は黒のゼクスなので蘇生可能。

チャージが1枚必要ですが、2コストで(黒)緑のゼクスを含む2体を登場させることができます。
『クロネコ』は登場時にリソースとトラッシュの整地と手札補充ができる強力なLRなので4枚採用しました。リソースに置きにくいのがデメリットですが、『世界を超えた約束 纏』をプレイするターンならスリープで置けるので、割り切って採用しました。

[パニッシャー]について

[パニッシャー]①
[パニッシャー]②
いつでも仕事ができる。
合計6コストで『アルモタヘル』と組合せる。
面開け要員。
対ディンギルや対TTでPSに置いて周りを固めると高パワーになっていることがある。
合計6コストで『纏EB』と組合せる。
『マンモン』の準備用。
黒い『帰り道』ください。
枠があれば『無法の狂気 デスティニーベイン』の
採用も検討する余地あり。
登場させるときはだいたい3コストになってから。
『饗宴』回収して手札削ったりアークや構え札を拾う。
相手ターンに登場させて破壊効果を使ったりもする。
主に3ターン目に相手のトラッシュを除外する。
小型に面を埋められた時に登場させる。
9+3+3=15。

『東雲纏 Exceed boost<S>をPSに置いて周りにゼクスを展開しておくことが、ディンギルやTT相手に有効になる気がしています。(破天降臨、降臨、トランス、憑依すべてに反応してパワーが上がります)
と書いてる最中に『大禍の刻滅神 ナナヤ』が公開されて涙目。

1パン通れば絶界以外は除外できてしまう。

ハンデスについて

レイド

毎ターンハンデスが可能になるリンク

レイドでリンクを置くと毎ターン1枚ハンデスすることができますが、レイド1回目の登場が難しい印象です。3ターン目に1点取りながらレイドを登場させるのは手札の要求が高いと感じて諦めました。

結局『饗宴』の採用は必須

リビルドで以下能力追加してくれませんか?
有効〉トラッシュ
効果〉トラッシュが10枚以上ある場合、
このカードのコストを-3する。

『饗宴』を採用しないと相手の手札を3枚以下にする難易度が一気に上がります。『帰り道』を採用する以上、『饗宴』は必須です。

自壊もできる。
全体2000ダメージで11000オーバーも射程圏内。
絶界はだいたい『帰り道』に付与する。

ハンデス速度を上げる

3ターン目にめちゃくちゃしてくるデッキが増えてきたからには、こちらのハンデス速度も上げなければ相手の出力を押さえられません。
『饗宴』ありきですが、幾つか候補を紹介します。

1ターン目から『饗宴』が落ちればハンデス可能。
手札に『饗宴』があれば1ターン目からハンデス可能。
手札に『饗宴』があれば1ターン目からハンデス可能。
『サピエンティア』との相性もいい。

どれも『饗宴』ありきで安定しないので断念しました。『サピエンティア』が一番現実的ですが、今回は『クロネコ』に枠を譲りました。

相手のリソブに対してリソブとハンデスが可能。

リソースを増やさずめちゃくちゃしてくるデッキには対応できないため、採用を見送りました。

約束イベント

役割の異なる3つの約束イベント。

『超えた約束』は2ターン目まででも撃てるのが最大のメリットです。序盤の安定性を考えると減らせません。
『未来に向かう約束』は3ターン目までは腐るが、2体登場させることができるのが大きい。2コストで1体より3コストで2体出せた方が都合のよい場面が多いため、減らせません。
『絆ぐ約束』も3ターン目までは腐るが、トラッシュからも撃てるのが強い。手札から撃つ場合に追加の手札が不要なのが『超えた約束』との差別点。4枚無くても十分。ただ、2ターン目まで約束イベントを使わなくてもいいのであれば、『超えた約束』0枚+『絆ぐ約束』4枚もありかもしれない。
3ターン目に何かしらの約束イベントを撃ちたいため、約束イベント11枚採用にしました。

勝手なリビルド願望

有効〉トラッシュ
効果〉トラッシュが10枚以上ある場合、
このカードのコストを-Xする。
コスト4以上のマルディシオンに対してリビルドで上記能力を追加して、トラッシュでコスト3になるようにしてもらえませんか?

おわり

現代ゼクスをおいて、5ターン目が必要なデッキはあまりにも遅すぎます。
リソブする、もしくはハンデス速度を上げるといった何かしらの発想の転換が必要です。

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