2020年 大転換年

12月31日ということで、今年を少し振り返ってみました。


2020年は自分にとって本当に大きな転換期となりました。


年が明けてから2月までは卒業論文・卒業設計に追われていました。卒業設計では、デザインや表現はともかく、コンセプトやテーマで扱いたいものを悔いなくやりきれました。
建築における勝負の世界を痛感しました。これまでサッカーというチームスポーツにしか触れてこなかった中で、初めてに近い個人競技でした。勝っても負けても全て自分のせい(おかげ)。最後までやり切ったものの、何も賞は得ることができませんでした。
それまでの授業でも建築よりサッカーに優先度を置いていた自分なのにも関わらず、純粋にただただ悔しかったのを今でも覚えています。自分の意図しているものが表現できない、伝わらない、というもどかしさ、無力さは何事にも変え難いですし、忘れません。ただ、そこがデザインや建築の魅力でもあります。また、自分が建築の世界でここまで悔しいと思うことがあるんだ、という新しい一面に気づけたことは大きな収穫でした。


3月は元々休みが3日もないような卒業旅行等の計画でしたが、予定とは大きく異なりキャンセル、規模縮小ばかり。。
もちろん残念ではありましたが、そこでできる最大限の楽しみを探し、充実していたと思います。ただ、唯一チャンピオンズリーグ バイエルン・ミュンヘンvsチェルシーの試合を生で観戦できなかったことだけが心残りです。コロナウイルスによってネガティブになる唯一のことでもあります(ある意味幸せなのかも(笑))。


4月には大学院生となり、4年ぶりに実家での生活となり、16年間続けたサッカーから離れ、自粛要請も相まって、本当に全てが激変しました。一度家を出たからこそ分かる気づきや親への感謝はすごく感じました。また、自分が予想していたよりサッカーをしたいとはならず、意外でした。それでも月に1、2回はボールを蹴っていますし、相変わらずサッカーの試合はよく見ます(笑)。


それからは授業、コンペ、学会投稿、サッカー観戦、…と、本当に早く月日が経ちました。一気にオンラインでの授業や講演会が増え、この辺りは世間としても大きな転換期となりました。個人的には数十年後の社会の教科書とか少し楽しみです(笑)。


そして、10月からは資格学校へも通い始め、来年の一級建築士試験合格を目指して日々勉強しております。


現在は資格の勉強、就職活動、学校の授業、研究、とそれなりに忙しい日々を過ごしています。



本当にいろいろあった2020年でしたが、ありがとうございました!
この文章からも分かる通り、前半は密度濃く、後半は本当に早く過ぎた一年でした。そして、まずは元気に生活できていることに感謝をし、2021年もまずは楽しく生きていけたら、と思います。

そして、一級建築士試験に合格します!

2021年もよろしくお願い致します!!

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