決意表明

1回生の時、2部Bリーグから3部リーグへ降格をした。僅かな時間だが、試合にも出していただいた。僅かな時間ながら、全然通用しなかったし、失点もしてしまった。それから2年間は『2部Bに戻す、昇格する』それだけを目標とし、サッカーに懸けてきた。有難いことに、昨年幹部の年にその目標を達成することができた。昇格することだけをずっと考えて取り組んできたのに、いざ今年もサッカーをするか決める時には即決できなかった。(和歌山大学サッカー部は3回生幹部で4回生は一応選ぶという形を今はとっている)目標は達成したものの、明確な目的やその先のVisionが深くはなかったので、今後のモチベーションが分からず、チームにどう関わっていくかを考えると即決はできなかった。
正直、結果も出たので、幹部を終えてから以前より少しは成長したと思っているし、自分にも自信はついた。ただ、そんな新4回生だからこそいろんな形で今の幹部・チームに与える影響が良くも悪くも大きく、それだけ大事な存在だと思っている。その4回生となる自分がどのように関わっていくかイメージできないまま、今まで通りやることにはどこか納得できない部分があった。

昨年、シーズンが終了してからも部活へ行き、今まで通りプレーしていたが、やはり、もやもやしているものがあった。課題と試験で1月は多忙だったことをきっかけに約1ヶ月プレーする環境と距離を置き、「今のチームがどうで、自分は何がしたくて、どうしたいのか、その時に自分に何ができるのか」など自分と向き合うことに時間をかけた。

ただ、休部期間に同期、高校の先輩・同期と今後どうするのかの話になった時も「分からない、決めていない」とは言いながらも、話している中では自分が試合に関わっている側として話をしていた。そして、誰かと話すことがない日でもサッカーのことを考えない日はなかった。気づけば生活の一部になっていたのだろう。

今年は大学4回生、学生サッカーができる最後の年だ。ここに何があるのかはまだ分からないし、完全なイメージ像はまだできていないが、とりあえず初心に帰って“サッカーを楽しむ”ことを第一にもう一度プレーしてみようと思う。

そして、現在のチームでは自分の考えを持ってプレーする、自分をサッカーで表現するといったことをできている選手が少ないと思う。そこに楽しさがあると思うし、それが醍醐味だと思う。そういった自分のブレない部分、こだわりみたいなものは社会に出ても必ず活きるものだと信じている。監督のいないチームだからこそ、成長していくためには、そこでぶつかりあい、お互いを理解することが1番早いし、それ以外にないと思う。だから、そういった選手が一人でも増えて、もっとサッカーを楽しめるように今年一年全力を尽くす。そして、自分自身が1番サッカーを楽しむ、そんな1年にできればと思う。

長く拙い文章になりましたが、もし読んで頂けている方がいれば、ありがとうございます。そして、応援よろしくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?