遠隔監視システム、その後

今後のうちのビジネス拡大に向けて、全顧客の工場の運用状況をリアルタイムで監視するシステムの導入を目指している件。業界No.1のとある会社と2回打ち合わせを実施し、見積もり(正確には概算)を取得した。

もともとは工場の主要なパラメーターを監視するくらいの感じで考えていたが、実際はパラメーター同士の掛け算でアラートが出る設定をつくれたり、遠隔監視以上の働きがありそうだ。

ただし、同社と契約を結ぶ場合、毎年数百万円単位の固定費を払う必要があるため、どこか大きな顧客にこのシステムに加入してもらいその固定費を支払うだけの原資を得ることが確定した上で新規販売をかけていくのがよさそうだ。

この取り組みは我々にとってはメンテナンスをする上で必要なデータを取得出来ることに加えて、メンテナンス体制を整える原資にもすることでメンテナンス+運用データのパッケージで販売していきたいと思っている。

だから、まずは1社か2社に契約していただき損益分岐点を超えることが第一。そこを越えてからは契約件数が増えれば増えるほど利益率が上がり、原資を得ることでウチのメンテナンスのパフォーマンスも上げていけるはず。(新たに人を雇ったり、事務所を構えたり、機材を揃えたり、メンテ会社を買収したり)

メンテナンスパフォーマンスアップは顧客の稼働率に直結し、それは我々にとってとても説得力のある営業活動になる。
この遠隔監視システムは、例え今の機械を取り扱わなくなっても、他の機械でも使えるものなのでこの先もずっと我々を支えてくれると思う。

目指すのは飼料工場でみたあの自動化システム。そして製造ラインの全てを一目で認識出来て、製造の結果のフィードバックをすぐにすることでより良いモノづくりをできる仕組みづくり。

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