リボ払いのボタンを押そうとしているその瞬間の人へ

この記事はリボ払いのボタンを押そうとしている過去の自分への手紙である。

そしてもしもこの手紙が今苦しんでる人に届けばとおもったりするのである。

まず当たり前の結論からなんだが
キャッシング、リボ払いはやめておけ。

癖になるw

今時はリボ払いは情弱とか色々言われているし
実際に手を出すと、自分のように長年苦しむことになる。

ダメ、絶対系の劇薬なのである。

何故この劇薬に手を出してしまったのか。
よく考えてみて欲しい

お前の思考はこうだ、

こんなに頑張って働いているんだから
このくらいは買ってもいいだろう。

まわりのみんなも買っているからこのくらいは
買っても大丈夫だろう

お金で買えない価値がある、
今しか行けない旅行に行こう。

そうやって散々遊んで買って遊んで買った

そのつけが未来の俺に「今」降りかかっているんだw

安易に「お支払いは楽々リボ払い」のボタンを押すな

おいおい今、押そうとしただろうwww

押そうとしたお前の思考はこうだ。

確かにリボはいかん。でも少額ならすぐ返せばいいんじゃないの。

アホか。

お金の計算ができないからリボ払いに手を出そうとしているやつが簡単に借金を返せるか。

足りなくなったらまた借りればいい、となるのが普通だ。

いやいや、そんなにバカじゃないよ。

リボ払いに手を出す時点でバカだ。

つまりは全てが自分への甘えというか油断なのだ。
思考の罠なのだ。

頑張ったから自分へのご褒美
お金で買えない価値がある。

こういったCMの口当たりのいい言葉。

お前の心の中に残っていないか。

この魔法の言葉がお前の潜在意識に働きかけている。

これ欲しいけどなーどうしようかなー。

「がんばってるからご褒美だよ」

旅行行きたいなーでも金ないよなー

「お金で買えない価値がある」

こんな言葉たちを理由にぽちっとしてないだろうか?

まず自分は貧乏人であることを自覚しろ

貧乏人はそれなりの暮らししかできない。

食費は1日1000円超えれば月に3万、年間36万だ。

お前は自分の食費が毎月いくらなのか把握しているのか?
光熱費は?遊興費は?車の維持費は?

それらはお前の収入に見合っているのか?

よく考えろ。

なんで今お前はリボ払いのボタンを押そうとしているんだ?

深く考えろ。

そしてその地獄への入り口のボタンを回避する手段はないのか

よーく考えろ

そしてピンチに陥った時それをベストな方法で回避しろ。

そういう癖をつけないと

またお前は安易な方向へ逃げるだろう。

いまちょっと仕事が忙しくて
お金の計算なんてやってられないよ。

体調悪いからそう言う話は明日してくれ。

いやいやいやいやいや

会社はお前を助けてくれないぞ、仕事が忙しいことを理由に
そのほかの全てをないがしろにすると、結局自分にふりかかってくる。

昔はそれでよかったのだ。

仕事さえがんばっていれば、会社がなんとかしてくれる。
そう言う時代もあったが今はそうじゃない。

働いて金さえ家に入れれば家庭はほったらかしでいい。

そのような、1点集中型の生活は今は難しくなってきている。

副業やら、ワークオブライフやら、残業問題やら

全てをバランスよくこなせる人間が社会に求められている。


話が逸れてしまった。

つまり、リボ払いのボタンを押そうか迷っている
その人生の大事な分岐点

この選択を安易に決めるなということだ。

楽天的な性格と無計画は別ものだ。

カイジという漫画によく出てくるモノローグ。
あれだよあれ。

この大切な判断をみんな消しゴムでも買う時のように
気軽に決めてしまう。

考えるのをやめたら、この資本主義の世の中
資本家の餌食になるのは目に見えているじゃないか。

いくらたくさんお金があっても同じなのだ。

よく羽振りの良さそうな芸能人が詐欺にあったり
実は莫大な借金をしていたり、麻薬に手を出していたり。

あれは教訓なのだ。
仕事がうまくいって、金も大量に入ってきているのに
考えることをやめた瞬間、
大事な判断を安易に決めてしまう。

それは苦しさから逃れるためにそうなってしまうんだろう。

でも、それでも

苦しい時にどう振る舞うかで人間の価値が決まるのだ。

今はそう思っている。

だから考えるのだ
思考から逃げてはいけない

この縄を振り解いて
絶対絶命のピンチから脱出するのだ。

例えばリボ払いのボタンのように
わかりやすい罠ではなく

段階を踏んで沼に落とし込むような機能も
世の中には多数存在している。

この人の言うことを聞いていれば
この人の言葉は信頼できる。

はっきり言っておこう。

この世の中にそんな人はいない。

たとえ恋人、妻、親、兄弟。
そんな近しい人たちであっても

お前の人生はお前が切り開くしかない。
助けてくれる人がいたとしても

その人がおまえの人生をかわりにしてくれるわけではない。

苦しいことも悲しいこともうれしいことも
死にたくなるような時も

それはお前にしかできないことであって
他のだれかがやってくれるわけではない。

お前の人生はお前が主人公なのだ。

どんなふうにも生きることができる。

たとえ貧乏であっても王様のように生きることもできる。
大金持ちであっても質素な生活もできる。

どんなに素晴らしい人間であっても
教祖様でも先生でもお医者様でも弁護士でも

お前の人生の肩代わりはできないのだ。

何度でも言おう。

おまえのこのかけがえのない命というものは
お前にしか操ることができない貴重なものだ。

その思考を他人に委ねるな。
生殺与奪の権を他人に委ねるな。









ぽちっっ。


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