2019年2月10日東京 11R 第53回 共同通信杯(トキノミノル記念) G3 考察

前置き

春のクラシックへ続く登竜門、共同通信杯。優勝馬はそうそうたるメンバーで、その後も重賞路線で活躍している。ディーマジェスティ、スワーヴリチャード、リアルスティール(このときの2着は二冠馬ドゥラメンテ)、イスラボニータ。
であるにも関わらず、今年のメンバーの何と寂しいことか。

なんと7頭立て。もちろん7頭だから後の活躍馬が出ないという保証があるわけではないが、そういった格のあるレースにしてはなんとも寂しいメンバーではないか。

考察も予想もするが、個人的には買わないレースになりそうです。

考察

通年の共同通信杯はこの時期の三歳レースにしては締まった展開になりやすい。出走頭数がそれなりに揃っており、粒も揃っているのでレースのレベル自体は高くなる傾向。

そして東京1800であるので、同じ東京でも1600よりはやや緩いペースになる。
とはいえ相当引き締まったペースになるため、一瞬の切れ味を誇る馬よりも、いわゆる良い脚を長く使える馬スピードの持続力に飛んだ馬。1800というある程度の距離に対応できるスタミナを持った馬がそのまま馬券になる。

トータルの力を競うレースと言っても良いかもしれない。

だがしかしだ、7頭立てではそんな締まった展開になるべくもなく、おまけに今回のメンバーを見ても先行争いが激化するようなこともなさそうで、
相当にスローからの直線勝負になるんじゃないか。

そうなるといわゆる瞬発力特化タイプからチョイスするか、楽逃げ馬の残り目を期待することになる。

敢えて馬券を買うのであれば当然後者の方が妙味があるわけで・・・

強い馬が勝つということを願わない声援の盛り上がらないことよ。

有力馬診断

少頭数とはいえ、今回朝日杯のチャンピオンアドマイヤマーズが出走していることが唯一の盛り上がる要素か。
流石にḠ1馬の春初戦。レースを見る立場としては、どのように勝ってくるのか、クラシックにつながるような強いレースを見せてくれるのか、楽しみに応援したいところです。

ここから先は

97字

¥ 300

サポートありがとうございます。 お気持ちだけでもサポートいただけましたら本当に嬉しいです。 情報収拾のために使わせていただき、より精度の高い予想を提供したいと思います。