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ユアスタンド株式会社のテック部門長 入社初週にやったこと

今年こそは執筆を増やそうと思ってます、石井です!
前職CTO経験から振り返り期間を経て、2024/6よりユアスタンド株式会社(EV充電インフラ事業)で技術本部長として働き始めました!
今回の挑戦は、私にとって未知の業界・技術領域となります。

ユアスタンドってどういう会社なのか、技術本部がどういうことをやっているのかという疑問に対して少しでもオープンになれば幸いですし、あるいは私のように未知の業界や技術を使って活動をしたいという方たちに向けて、今回はその第一回で、入社1週間の記録や思いを記事に綴ろうと思います。
続くよう頑張ろ!

前置き

私のポジションと役割は、組織にとって必要ならばなんでもやるというのが基本スタンスです。
とにかく爆速で、組織として意思決定できる状態になるために、何をやる/やらないかを整理しました。

やったこと

まずは直接関わる領域である経営と技術本部で、現状把握・目線の一致(高さと方向)に注力しました。

経営層との目線合わせ

経営層が日々どういう領域でどういう関わり方をしているかを知りたかったので、①朝の予定共有会、②技術本部が向こう約1クオーターでやること/やらないことの宣言、③②のすり合わせと各経営メンバーから技術本部への期待値ヒアリングを行いました。

①の狙いは他のメンバーが何をやっているかや相談粒度の確認という私のキャッチアップが主目的ではあったのですが、副次的には毎日顔を合わせることで経営チームとしての距離感の醸成も兼ねてました。

②③については、特にやらないことの認識を持ってもらうために実施しました。右も左も上も下もキャッチアップすべきことであるため、優先順位の共通認識化です。

技術本部の掌握

技術本部がどういった機能を担っていて、どういう意思決定をしているか把握する必要がありました。①PdMとVPoEを巻き込んでの諸々の一覧化、②デイリースクラムの導入、③開発チームに加えてもらって実際に開発フローを体験する、ということに注力しました。

①については、とにかくマクロに全てを把握する目的です。プロダクト、プロジェクト、リソース、採用、ステークホルダー、上司部下関係、課題、充電器、制御盤部品などなど大小問わず情報を正しく吸い上げました。

②については、①で把握した事柄をメンバーがどのような役割分担で日々取り組んでいるかの把握のためです。そして副次的にはチームビルディングの布石を目的としています。目標設定にも活用しています。

③は開発フローやソースコードの把握のため実施したのですが、あまりワークしなかったです。むしろ若干ボトルネックとして作用してしまったまであるので、やらないほうが良かったと思います。キリのいいところまで対応して、構成図やワークフローのアウトプットに切り替えました。

やらなかったこと

ここで述べるのは、目的を達成するため、初週では逆に捨てたことです(※恒久的に捨てたわけではないです!)。
①関連部署との顔合わせ、プロジェクトなど個別案件への参加、②評価、③外交、です。

まずは内政に注力したかったので、①③は捨てました。開発ボトルネックを回避し、DevがBizを牽引するような動きをしたかったのでまずは内政に注力しました(ここは諸説あるかもです。)。
②についても期の途中で引き継ぐよりも期の変わり目でシフトするほうが効果が出ると思ったため捨てる決断をしました。

今後とHARD THINGS

我々の事業は、H/W(EV, 充電器, 制御盤)、F/W(制御盤に乗せるロジック)、それに関わるステークホルダーが、相互作用しています。
特に業界がまだまだ黎明期(諸説あり)と言ってもよく、ビジネスモデルがハマるかどうかの実証実験の側面も強いため、各「パラメーター」が多対多の関係を構築しています。

これらを概念として取り込み自分の言葉で話せるようになることと(これは割とすぐ解決しました。)、組織の方向性とマージしながら新しいビジネスモデルを創造を行うことが今後の私のミッションとなります。
いろんなビジネスチャンスがあり、考え方によっては如何様にも舵をきれるので、正しい「パラメーター」の理解と正しく「組織の方向性とマージしながら」決断を下すことが、ユアスタンドの技術本部長として重要になります(ぶっちゃけなんであってもそうですが、EV関連業界は特に強いと思います。)。

最後に

ユアスタンド株式会社は「クリーンな移動が当たり前の新しいモビリティ社会へ」を実現するため、仲間を募集しております!
まずは気軽にカジュアル面談でもよいのでお問合せくださると嬉しいです!
大小かかわらず興味を持っていただけるのは嬉しいです。

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