【writoneTRPG会】クトゥルフ、キャラクターシート技能の説明【初心者向け】

前回は基本的な能力値の説明を行いました。

「技能について」

技能とは、PL(あなたが担うキャラクター)の職業が○○なら、特技や趣味がこうなら…と考えて決めていく言わばキャラクターの個性です。振り分けられる量は能力値によって変わるのでそこも要チェック。

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↑画面の能力値の場合、右下のポイントが決まります。職業Pは360、興味Pは130かな?そのポイント分を好きな技能に振り分けられます。


ちなみに空腹卓では初期作成の場合、技能の上限値は「90」までとします。だって9割以上の確率で成功してしまうのは面白くないでしょう?

とりあえず技能一覧を貼りますね。

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多いでしょう!?夢が膨らむでしょう!!?


とまぁ、こんな感じで初期値(左の数値)をベースにどんなことが出来るのかを考えていきます。例を挙げるとですね。


小谷周平 24歳。

投擲85・杖85・変装51・運転50

プロ野球選手。ピッチャー(投擲)であり、期待のバッター(杖)でもある。巷ではこの二刀流でメジャーに行くのではないかと噂されている。

最近ではファンも多く、プライベートでは変装(変装)をして出入りしているらしい。休暇中はドライブをする(運転)ことが趣味で、助手席には女性…が座ることはなく、チームメイトが座っている。

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こんな感じで、職業に関するものは職業Pに、その他趣味や性格からとれる技能は興味Pで振り分けてみましょう。


ちなみに上の画像で左端に★がついた技能があるのですが、そちらは基本的に高めにとっておきたい三大探索技能「目星・聞き耳・図書館」です。


目星

落ちているメモを見るにも技能が必要で、GMに「メモに目星を振りたいです」と宣言をしないと見落としてしまう情報などがあるかもしれません。疑ってよく見てみましょう。

聞き耳

目の前にあるドアを開ける…ちょっと待って!いつどこで何が起きるか分かりません、慎重にドアの前で聞き耳をすることだって必要です。聞き耳は耳だけでなく、香りを嗅ぐことも聞き耳で判定できます。

図書館

図書館は調べものをしたいときに使う技能です。本がズラリと並ぶなか、気になる情報を瞬時に見つける為のもの。


基本的に行動を起こした者のみが得られる情報なので複数人でシナリオを共にする場合は情報を提供する宣言をしなければなりません。

もしもこの3つの技能が低いとなると失敗する確率が増え、情報を得ることが出来ず、事件は迷宮へ…となることもあるでしょう(1度失敗しても時間を置いたら再度チャレンジすることも出来ます)

この3つさえあれば取り敢えず大丈夫!

あとは、あると便利な技能の説明をしますね。


応急手当…自分や相手の外傷を治すことができる技能。所持品にカットバンなどを入れておくと更に回復できる可能性あり。

言いくるめ…GMからしたら厄介ですが、強行突破、押し通したい意見がある場合は言いくるめてしまいましょう。

精神分析…前の記事にも書いていた、発狂した相手を傷1つ付けずに正気に戻す技能。混沌を止める救いの手。

心理学…相手の心を読む技能。しかし成功しているかどうかは伝えられず、結果だけをお伝えします。


そして個人的な好みですが、茶番を愛するものは芸術技能を無駄に振る傾向があります。芸術は爆発です。何をやっても構いません。シナリオの日常パートで1回は出来たらいいな~ぐらいの技能ですが、ボケたい人はぜひ。

技能は基本、好きにとって頂いて構いません。シナリオによっては推奨技能もあるので、始める前にGMに聞いてみると良いでしょう。


所持品について

PLがいつも手にしているものを書いていきます。もしかしたら何処かで役に立つことも?

シナリオによっては都合上、所持品が何もないという状況も起こります。

参考にはなりませんが、私が過去に作ったキャラシ…どうしてもモテたい男子高校生の所持品をアップしますね。こんなに書かなくて大丈夫です。

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これでキャラクターシートの説明は終わります。

3月15日(日)セッション予定のシナリオ「ロッカー」の推奨技能は目星のみです。目星だけやや高めに振れば後は好きなように設定して構いません。

あなたのキャラクターを楽しみにしております(*´▽`*)✨


さぁ、キャラクターシートを手に取るのです…。


さいごに。

クトゥルフをもっと楽しむことが出来るRP(なりきり)のコツ…ですが。無理にそのキャラになりきろうとせず「○○は~~したいと、周りに提案します。」というような話し言葉で進めても大丈夫です。

最初は特に恥ずかしいでしょうから、出来る範囲で楽しみましょう。シナリオが終わる頃には愛着が沸いたり、感情移入してしまうことだってあります。

思い入れのあるシナリオ、そしてキャラクターや仲間に出会えますように。そんな出会いの繋がりをwritoneTRPG会では出来たらいいなと思います。

ゆるく楽しくやっていきましょう(*‘ω‘ *)



集まり次第、こちらのnoteにてどんな事に使ったのか報告をさせて頂きます。サポートの調理はお任せあれ!