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架空文通『地球に描いた小さな絵』

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 こんにちは。今朝は食器の片づけをしていたら突然『ナスカの地上絵』が落ちてきました。きっと何のことか訳が分からないと思うので、ちゃんと説明をしますね。私は、何の脈絡もなくいきなりフッとイラストや文字が頭の中に現れることがあります。そういうものは『落ちてきたもの』扱いをしています。今日は、それが『ナスカの地上絵(イラストのような鳥)』だったのです。

 地理の教科書で見かけたような曖昧な存在だったので、グーグル先生に教えてもらいながら、浮かんだ『?』の答えを探すことにしました。

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『あの絵を描いたのが巨人さんだったら、身長いくつだったんだろう?』→ナスカの地上絵のある土地や気候を調べて、どのようにしてあの白い線が描かれているか理解したところで、やっと『巨人さんがいたら絵よりも足跡の方がたくさん残っているはず』と思い当たり、とりあえず故郷にお帰りいただきました。

『あの絵は白っぽい線で描かれているけど、あの線は一体なんだろう?』→これは、ウィキペディア先生に教えてもらいました。あの線は地表を覆っている暗赤褐色の岩や砂を明るい色のものがでてくるまでどかしどかし、そうしながら進むとできるそうです。

『あの絵は、どうやって描いたんだろう?』→同じくウィキペディア先生に『拡大法』という手法を教えてもらったのですが、さっぱり分かりません。どうしても知りたかったのでグーグル先生に詰め寄ると、都留文科大学の研究紀要の第87集にある岡野恵司さんの『ナスカの地上絵再現による比例の学習 -諌見康彦氏の方法の解説-』を教えてくれました。手順と道具が明記されていて、とても分かりやすかったです。ありがとうございます。

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『あの絵を、どうして描こうと思ったのかな?』→これが最後です。タイムマシンが発明されないと本当のところは分からないけれど。想像してみたことを書いて、今回は終わりにしますね。

 私は、絵を描くのも好きです。鉛筆と消しゴムを用意して、下手くそだけど好きに描いて、書き終わって眺めたときに「なんだか気に入ったぞ」という絵が描けたら嬉しい気持ちになります。

 だから、ナスカの地上絵を描いた人も絵がものすごく好きで、描いた絵を見てもらいたくて、サイズはでっかく材質は頑丈なキャンバスを探し、そこに超耐久性能の色で絵を描いたのだと思います。想いを伝えたい相手(人かもしれないし、人ではないかもしれない)がいて、だけど相手の言葉は分からないから、自分の好きな『絵』に託したのかもしれません。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。それでは、また。

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