ロジカリスト達のロンド
「あなたは〇〇を信じますか?」・・って、胡散臭いものは避けられがちですよね。今日はそんな話です。
1.
「信じる力」って"自分が相手を信じること"と"相手が自分を信じること"の2つがありますよね。自分と相手の考えが同じなら"信じること"は容易。でも、自分と相手の考えが異なるときはどうでしょう?
相手の考えを"信じること"は自分次第で何とでもなるけど、相手が"信じていないこと"について"信じてもらうこと"ってかなり難しい。特に"自分を信じる力"が強い相手だと尚更です。これは実際に何度も経験して実感していることです。
2.
「信じるためには"根拠"が必要」というのがロジカルに思考する方々のスタンス。だから、"根拠"を示さなければ信じてもらうことはできませんね。そして、その"根拠"には実績・数字・結果だ、という"目に見えるわかりやすさ"が求められる。でも、そこが問題なんです。
そのわかりやすい"根拠"は、たまたま得られた実績・数字・結果かも知れない。本当に求められる"根拠"は、その実績・数字・結果を生み出す構造・システム・メカニズムなんですよ。その先にあるものは、まだ"見える形になっていない"んです。これ、わかるかなー?
実績や前例に囚われ、身動きが取れないのは何故か?
わからない人が多いから、今問題なんです。
[2022.01.08投稿]いいね:2
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