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ベーシックインカムとデジタル通貨:デュービック(造語)

資金の乏しい人たちの暮らしに合わせる」、この考えを悪用しようとして20世紀の強権政治(似非共産主義)は崩壊したのだと勝手に解釈しています(居丈高な書き方で恐縮です)。

ヒトには欲がある」、それは ”貧しい” にも ”富める” にも等しくあります。その欲を押さえれば社会は低成長となり、”禁” 何某が跋扈するのです。

自由の中で ”欲を昇華する” ことが求められます。ただ、常に思い通りにはいかない。自身のために人の為にひたすらに尽力したとしても、徒労に終わることが多い。その結果として資金の乏しい生活を続けることなります。

為になる」の欲求を昇華させたい気持ちがあれば、やがて、人の協力を得て思いが叶うようになります。大切なのは、その時が来るまで「自身を保てる社会」となっているか、否か。

「為になる」には、修養が肝心。修養の修行中は収入が少ない。生活の安定が欠かせません。それをカバーするのがユニバーサルベーシックインカムとなるのです。

ヒトに関わることですから ”平等” であるべきです。その平等は価値交換の媒体でも等しくなければバランスを崩します。世界のどこでも同じ価値基準生活基盤を整えることができる ”世界共通通貨” が必要となります。

ただ、すべての通貨を共通にすれば、冒頭に書いた ”禁止事項の多い通貨” となり、”欲を昇華する” 媒体とはなりません。故に、現在の通貨機構(自由市場)と併用して、ユニバーサルベーシックインカム専用通貨(Universal Basic Income Currency-UBIC : 造語)が必要になります。これをデジタル化して流通しやすくすると、(Digital-UBIC : DUBIC : )デュービックの誕生となるわけです。

”欲の昇華” 自由市場で、セーフティネットワークデュービックで確保する社会。自由で得た利益の一部をデュービックの財源とします。

国や文化で生活基盤が違うのですから、生活基盤を定義するのは、各国の議会で行うことになります。そうすると、同一の生活基盤項目でありながら、値段の違う国が現れます。各国で優先順位が異なるため、それゆえの価格差なのです。その優先順位に賛同できる人がその国に移住したりして、人の流動性が高まります。「適合する幸福」を求めて人は移動をするのです。

UBIの財源確保のために国や地域は自由市場を活性化しようとします。時には規制を撤廃して自由な場を作り、時には規制を設けて過熱した市場をクールダウンさせたりするでしょう。都度、人は移動し、また、戻っても来るのです。

人の流動性が高まれば「多様性」を育みます。”固執した差” より、”認め合う個性 大切にできるようになります。

利他となる欲を醸し配り昇華する」、その文明の燃料となるUBI、エンジンとなる自由市場。この二本立てで世界が回ることを祈りつつ、妄想を終えます。


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