禁酒法に学べるか、大麻解禁

酒類業界やたばこ業界が大麻に興味を示しています。現在は、解禁と言いながらも医療限定など解禁範囲を設定した運用が目立ちます。

ただ、アルコール離れや嫌煙が広がる中、業界は次の収入源を模索し広げようとするでしょう。かの有名なコーラ企業も大麻を研究材料に選んでいるとの事。

大麻から始まる薬物依存症。特に若者に広がりやすい。電子タバコなどでよい香りだけを嗜好するだけならよいのですが、カートリッジに大麻抽出液を混ぜる傾向があり、誰にも気づかれないうちに薬物依存になる可能性もあります。

一度、市場を形成すると、健康被害があるからと言って全面禁止をすれば、かの「禁酒法」のように暗黒の世界が出来上がってしまう。無法で利益を得る集団が力を持ってしまうのです。彼らは政治にも口出しをし、健全な社会を荒廃させるきっかけを作ってしまいます。

解禁と規制。これらを適切に運用しないと、若者が犠牲になってしまう。それだけは、何としても避けなければなりません。様々な業界がありますが、利益追求の先にどんな社会が待っているのか、よくシミュレーションして若者がいつも元気でいられるようにしてほしいと願ってやみません。


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