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Sambaでファイルサーバー

こんにちは。GWですが家から出ずらいご時世なので、
色々勉強も兼ねてサーバー構築をしています。
今回構築するのは、ファイルサーバーです。

ファイルサーバーとは?

簡単に言うと複数人で同じフォルダを共有できるサーバーの事です。
ファイルサーバーは個人的には身近なサーバーに入るのではないかと思います。
職場とかでも職場のメンバー全員が見れるサーバーとかありますもんね。

Sambaをインストールする

今回はファイルサーバーを構築するにあたって「Samba」をインストールします。
ファイルサーバーを構築する為になんで「Sanba」というものをインストールしなければいけないのかと疑問におもうと思います。
その説明をする前に今回やりたい事簡単に説明しようと思います。

今回行うのは、ファイルサーバーのOSにはCentOS7を使用し、
そのサーバー内のディレクトリをWindowsのPCから読み書き出来るようにするというものです。
つまりOSの違う環境でファイルを共有できる環境を構築するという事です!!!!
LinuxとWindowsではネットワークでフォルダを共有する仕組みが違うため、
基本的にはWindowsのように右クリックしアクセスを許可する様な事はできないです。(多分方法はあると思いますが私は知らないのでここでは出来ないと言っておきます。)

ここで必要になるのが「Samba」という事です!
Linux上に「Samba」をインストールするとLinuxのままでWindowsのネットワーク機能を実現する事が出来、
Windowsのファイルサーバーと同じ機能を持たせることが出来ます。

上記の理由から「Samba」をインストールしていこうと思います。
インストールする前にsudoしておきましょう。

yum -y install samba

共有フォルダの作成

まずは共有する時に使用するディレクトリを作成していきます。
今回作成するディレクトリは誰でも読み書き出来る様にします。

mkdir /home/samba
chmod 777 /home/samba

次にSambaの設定を変更していこうと思います。

#89行目 自身のWindowsPCのworkgroup名を入力します。
workgroup = MYGROUP

workgroup = WORKGROUP
#92行目 サーバー名を入力します。
; netbios name = MYSERVER

netbios name = TEST
#95行目 WindowsPCとファイルサーバーのIPアドレスを入力します。
#今回はどちらも同じセグメントにある為「192.168.1.」になります。
; hosts allow = 127.  192.168.12.  192.168.13.

hosts allow = 127.  192.168.1.
#125行目 Sambaユーザーとして認証できなかった場合の動作を入力します。
無し

map to guest = Bad User 

追加で末尾に共有の設定を入力します。

[Pbulic]
#コメント
  comment = Test Share
#共有ディレクトリのパス
  path = /home/samba
#guestログインを許可するかどうか
  public = yes
# 書き込みを許可するかどうか
  writable = yes
# guestログインを許可するかどうか
  guest ok = yes

設定を変更しファイルを保存したら、
testparmというコマンドで構文のチェックを行います。

testparm

問題がなければ「Loaded services file OK.」と表示されます。

起動してみる

次のコマンドでSambaを起動します。
samサーバーとはsmb&nmbという2つのサービスから構成されているサーバーなので両方起動する必要があります。

systemctl start smb.service
systemctl start nmb.service

WindowsPCから確認してみる

エクスプローラーを開き、「ネットワーク」をクリックします。

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まだ何も表示されていないと思いますので、
アドレス欄に「\\サーバーIPアドレス\public」入力します。
そうすると保存しているファイルが見えるようになるはずです。
私の場合は「test」というファイルを確認用に配置しています。

画像2

無事に確認ができました!
ファイル共有の構築の仕方がこんな風になっていると知れただけでもいい勉強になりました。
では、本日はここまで。

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