【深い社会】10　岩国トロッコ問題で謝罪をしたのは間違いか

毎日新聞の記事です。
岩国市の学校カウンセラーが、小中学校で自殺防止の授業をしました。
ところがその内容が不適切だとして、校長が謝罪をすることになります。

https://mainichi.jp/articles/20190929/k00/00m/040/044000c

俗にいうトロッコ問題です。

「線路を走っていたトロッコの制御が不能になった。
このままでは前方で作業中だった5人が猛スピードのトロッコに避ける間もなく轢き殺されてしまう。
この時たまたま、あなたは線路の分岐器のすぐ側にいた。
あなたがトロッコの進路を切り替えれば5人は確実に助かる。
しかしその別路線でも一人の作業員がおり、5人の代わりにトロッコに轢かれて確実に死ぬ。
あなたはトロッコを別路線に引き込むべきか？」

この問題を考えさせて、
「最終的に、一人で決められないときは、いろんな人に相談しようね。」
とまとめたそうです。

ところがこの授業により子どもが不安になったと、保護者の申し出（苦情？）があり、
校長は謝罪をしました。

このニュースが流れると、ネット上で様々な賛否両論が出るのですが、
さて、みなさん。
このニュースはいろんな視点で考える機会を与えてくれます。

みなさんはこの問題、どう思われますか。