ねこむらからサエさんへ 7/26 どっせいODYSSAY!!

サエさんのお言葉に甘えまして、私が連続して書かせてもらいます本日の交換日記です。

１月のリベンジ公演のODYSSAY、梅芸で初日数公演を見ることができ、帰ってきました。初日が無事に上演されて、とにかく安心したの一言です。
しかしながら、薄氷を踏む思いなことは変わらず、１日１日が過ぎるのがとても遅く感じます。私の８月は来るのだろうか…。

そんなドキドキの中でしたが、ODYSSAYという演目自体は、いやー、内容が盛りだくさん過ぎて！
普段のショー×２ですからね。野口先生のショーはもちろん大好きですが、野口先生がやりたい放題！って言われているのが実感できる演目でした。
咲ちゃん出ずっぱりでずっと踊る～。歌う～。どこを切っても彩風咲奈～。
今回出られなくなったそら君とあやなちゃんの場面は、あがちんとはいちゃんにそれぞれ受け継がれているな、とすぐに分かる構成で、
でも、そのお二人の後ろにはそら君とあやなちゃんの姿もイメージできるような、不思議なリベンジ公演。２倍以上楽しめると思います。

千穐楽まで駆け抜けてほしい。そしてみんなに配信を観てほしい。円盤に残って欲しい。切実な思いです。

盛りだくさんすぎるので、かいつまんで。

①幕開けのはばまいちゃん

本公演は、はばまいちゃんのソロから始まるんですが、こんなに歌唱力がある下級生だったとは！という驚きです。しかもすごく堂々としていて。
後半は美穂圭子様にバトンタッチされるので、その役に抜擢されたのも納得の姿でした。
これは、映像が残ってほしいなあ（わからないけれど）。とても良かった。
２幕で美空ひばりのお祭りマンボも歌うのですが、系統が違う歌もとても上手く歌っていてこれも驚きました。

②とにかく素敵でアガるブルーム船長

１月から恋い焦がれたブルーム船長は、想像以上で、登場のっけから飛ばして、ロック調の歌もものすごく格好よい。
お衣装もそうですけれど、もうあの長髪が最高に似合う。舞台写真は全部買いたい。
前半の盛り上がり部、そのブルーム船長がNYに降り立ち、素敵な女の子（きわちゃん）を見つけてクラブに入るのですが、
その中で踊りまくるシーン（我らが三井聡先生の振り付け）はずっと息が止まってしまうシーンです。
シーン後半は咲ちゃんが英語歌詞で歌いながら踊るのもまた素敵。咲ちゃんが割りと高い声で歌うんですが、ばーん！と高声が出るのも盛り上がります。その曲の動画を教えていただいたので貼っておきます。

③カルメン（面白い）

きたきたカルメン！です！宝塚初振り付けの森優貴先生。ストーリー仕立てでとてもドラマティックでした！
ショーはいろんな実力派の先生方が振り付けてくれるのが嬉しい。
ホセ役として嫉妬に狂う咲ちゃんも良いです。カルメンが落としたバラを這いつくばって拾う様に、あああああー！ってなります（好き）。
なんか普段おひさまみたいな笑顔の人が嫉妬に狂うって良くないですか。

④金の奴隷と囚われ王妃

ブルーム船長はホセとして死んじゃったと思ったら、奴隷に転生。そしてかせきょー君演じる囚われの王妃（だった、姫じゃなかった！）との伸びやかなデュエットと、最後の床ゴロゴロがポイントです。あのシーンのかせきょー君の心情を毎回想像（心配）している我ら。
ちなみに私の初宝塚「床ゴロゴロ」観劇は、宙組姿月あさとさんとお花様の「激情」だったなと思い出していました。1999年だって…。
親友が姿月あさとさんファンだったので連れて行ってもらって、きゃーきゃーした覚えがあります。この場面の曲は後で「ダッタン人の踊り」という曲だったのを知りました。有名な曲なのに結びついてなかった。すごくロマンチックなシーンでした。

⑤２幕の彩風＝Colors of the Wind

Colors of the Wind。２幕の幕開けはアニメ・ポカホンタスの有名曲。
さらに、後半のメインのデュエダンでは、あーさがこの曲を英語詞でカゲソロをしていたので、２番手の歌でトップコンビが歌う、っていうとても好きなシチュエーションも！
そして、もちろん、宙組の風色日向くんのことを思い出しました。
「風の色は何色か。」

⑥雪祭男子（スノウフェスティバルボーイズ/SFB）

やっぱ野口ショーにはこれがないと（にこにこ）。あーさ中心のアイドルグループは楽しいですね！
最初はあーさ以外で踊っていて、満を持して後からあーさが出てくるのも好きです。雪祭男子誰もが楽しそうだし、ペンラを振りたいシーン。

⑦マーメイドの美女S＝咲ちゃんのダルマ姿

各新聞社の写真を一斉禁止にした伝説のダルマ姿。
マーメイドってあれじゃないですか、足がない（隠れてる）やつ。
でも、野口先生のマーメイドの解釈は、逆マーメイドなのかと。なるほどね！もう有名な事実となってしまいましたが、ばっちりと足！を出してくれました。（娘役には負けない、とのことです）
全部の回で、私は咲ちゃんの足に釘付けになっていて、その場面で何が行われていたのか全く覚えていません。
といいつつ、今その場面を思い出そうとすると霞がかかるので、人間の脳ってほんと不思議。

一番最後にも旗振りがあるので、盛り上がって終わる構成も良かった。旗をたくさん振れて満足です。
楽しかった！

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以上、半分以上が25日に書いたものでした。そして今日、心中の公演中止が決まってしまい、配信も中止で本当に残念です。
体調不良の方が早く復活されて、東京公演が無事上演されますように。
オデッセイ組は明日から２日間休演日なので（といいつつ舞台稽古があるのでしょうけれど）、皆様少しでもゆっくりできるかな。