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2022/10/19サエからねこむらさんへ「蒼穹の昴」

気温差に服装が追い付いていません。
秋服買わないうちに冬になってしまう!

初日から遅れて2週間、雪組「蒼穹の昴」を観てきました。
原作は、夢介の頃に読み切っていて、my初日を迎える前にもう一度読み直そうかと思っていたのですが、全然気が向かなかった…
東京公演の前には読み直したい!
2時間半によくまとまっているな!と思うのと同時に、原作読んでないと、かなり置いてけぼりになるのでは?という気がしましたが、どうでしょうか?
少なくとも、登場人物の名前は覚えておいた方が良いかもですね。

曲は壮大で美しいものが多いですが、私はまだちょっと染みてきていません。(そもそも遅延型なんだと思う)
これがメインテーマです!と繰り返してもらえた方が覚えられるな~と思いました。
春児のチクショウソング
→レミゼの「夢やぶれて」か「オン・マイ・オウン」
順桂の決心するところ
→ここ帝劇でしたっけ?!と思うほどの深みを感じる

我らが順桂はとにかくイケボで、嬉しいです。
全体的にセリフでの説明で消化される場面が多い中、阿片窟のシーンは歌詞なし・セリフなし、ダンスのみで構成されていて劇中でもとても貴重なシーンを担わせていただいているようで光栄に思っています。
その後の、西太后(と大勢)とひとりの順桂の姿、この構図に涙。
劇場を一人で埋めるのも大変なことですが、この一人だけ別のベクトルのエネルギーを出すことも相当大変だろうなと想像しています。
順桂さんで他に好きなところ
☆文秀・王逸とともに歌う「大地の彼方へ」の「鳳の如く」がめっちゃ鳳感あるところ
☆「進むべき道は」でラスボスか?!ってくらいのイケボでセンターから出てくるところ

黒牡丹というより眞ノ宮るい

黒牡丹がかっこいいだろうなというのは、
配役出た時から想像してたし、スチール見て確信してたんですけど、
今回全編通して眞ノ宮るいカッコよすぎやしませんか??????
いつのまにそんなにカッコよくなったん????マジで。
爆イケ過ぎて、トキメキが止まらん。
(訳:とってもカッコよすぎて、トキメキが止まらない)
フィナーレもなんなら、はいちゃんだけを見ている。シケがたまらん。
とにかくカッコよすぎるからみんな見て!というお話。

あると思ってたのになかったやつ
・自己紹介ソング:テニミュで育ったので・・・
・光諸帝vs西太后のにらみ合いみたいなやつ:それは小池先生って言われた。
こうやって挙げると、育ってきた環境がよくわかりますね…(笑)

原田諒先生の作品は、『プロミセス・プロミセス』、『瑠璃色の刻』などを見ていますが、セットの使い方が上手な印象があります。その点でいうと、今回も期待以上の演出だったなと思います。紫禁城は言わずもがなですが、私は、阿片窟のシーンの布や、沢山の詔書を出している様子を紙を降らせて表現しているのが好きです。
一瞬笑いそうになりますが、春児が出てくるところの〇が、◇に代わるところは、◇に変わったところで唸りました。お見事。

宝塚版『陳情令』が観たい

個人的に昨年、『陳情令』という中国ドラマにハマっていたので、今作で中華欲が満たされるかも~って思っていたら、逆に再発してしまいました。
宝塚で『陳情令』をやるなら、礼さんの星組かな~って思ってたんだけれども、彩風×朝美(または和希)で男の絆みたいなのが観たいな~という気分になりまして・・・彩風×朝美(または和希)で『陳情令』が観たいぜ!!
妄想キャスティング
藍忘機(ラン・ワンジー):彩風  魏無羨(ウェイ・ウーシェン):朝美
藍湛のほうが口数少ないから逆でもいける気がする。
私が好きなのは江澄(ジャン・チョン)なんだけど、和希そらは金子軒(ジン・ズーシュエン)か薛洋(シュエ・ヤン)かもしれん。
『陳情令』50話もあって長いけど、長髪イケメン男子がいっぱい出てくるから見てくりゃんせ。


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