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好きなことができないストレスと戦う。

突然ですが、私は書くことが好きです。

昔から得意教科は国語だった。いろんな作品に触れて、作品の続きを書きましょうという課題はとても得意で、いつも心を踊らせながら書いていた。主人公の気持ちや行動の裏側の考えとかそういうことを想像することが好きだった。

だから小説やブログを書くことが好きだということには納得感がある。
例えばブログでは、自分ではそこまでまとまってないと思った文章でも、「わかりやすかった」「読みやすい」と言われることもあり、それなりに文章が書けていると自己評価している。
小説も描写やストーリーを褒められると素直に嬉しい。だから私は創作をし続けたいし、書くことをやめたくない。

なのに、ポッキリある日を境に書けなくなったのです。正確には、書く気力がなくなってしまった。

そりゃ平日6時に起きて8時過ぎから仕事を始めて20時まで休憩もまともに取らず働いていれば、帰宅して家事をして風呂に入ったらもう就寝時間だ。そんな生活をここ数ヶ月続けている。

そんな生活を続けていたら、体に異変が起きてきた。

まず、慢性的な肩凝り。元々肩を凝りやすいし、デスクワークだから仕方ないと思っていたが、マッサージに行くたびに「これはまずいですねぇ」と言われる始末。時間内に解しきれないことの方が多い。最近は温浴施設のマッサージでは到底疲れが取れないので整骨院に通っている。整骨院に行ったその日は身体が軽いのに翌朝起きるともう身体がバキバキになっている。体質的なことかもしれないが、今までは整骨院に行ったら一週間は体が軽かったのに、歳だろうか?と思ったが、多分身体がストレスでずっと緊張状態にあるから、という理由の方がしっくりきた。

次に、睡眠の異常。日中に眠くなることがあるから夜はしっかり寝たいし、早く布団に入るのに寝付くまでに2時間以上がかかる。また、悪夢をよく見るし、金縛りにも遭う。朝起きると全身がだるく、寝た気がしない。その繰り返しで睡眠を取ったなー!という感覚がほとんどない。

それから体の倦怠感。熱がありそうなくらいぼーっとして、これは熱があるかもしれんぞ!と体温計を手に取って測ってみても平熱。おかしいな、と思いつつも体のだるさは軽くなることがなく、慢性的に体調が悪い。

最後に、脳のメモリが減った感覚がする。今まで普通にこなせていた100の仕事のうち、どう頑張っても80くらいしか機能してくれない。普段は絶対にしないようなミスだってポロリとしてしまって迷惑をかけかけたことだってある。そんな自分が嫌になってまた萎縮して、どんどん仕事は積み重なってキャパなんてとっくにオーバーしているのに脳が思考を停止しているからヘルプも出せない。とりあえず自分が我慢すればいいだけだと慢性的に残業をするから、周囲からは仕事ができているように見えて新たな仕事が降ってくる。

こんな生活を繰り返してきたから、とうとう心も悲鳴をあげてきた。
食事は適当になり、忙しい日は食事を省くことも増えた。お昼休みにコンビニへ行っても、自分の食べたいものがわからなくなって結局買わないなんてこともある。
前までは気にならなかったはずの子供の声が騒音に聞こえて電車に乗るのが億劫になった。休日は外に出てリフレッシュするのが日課だったが、子供の金切り声を聞くのが嫌で特に混んでいるショッピングモールやスーパーへ行けなくなった。
朝の通勤時間は好きな音楽を聴いていたのに、何を聴いていいのかわからなくなった。好きなはずのアーティストの曲すら、聴いてて楽しいと思えなくなった。
束の間の休憩も文字を書くことができなくなって、流れゆく情報を見るだけになった。

noteを久しぶりにかけたのは、久しぶりに書こうという意欲が湧いたから。SNSに短めの文章をあげたら反応してくれた人がいて、それがたまらなく嬉しかった。

まだ仕事や生活のストレスとは戦っている途中だし、明ける道も見えない。でもどん底の時よりは少しマシになった気がする。

書けなくなった物書きさん、どうやって復活したのか、もしよかったら知恵を貸して欲しいです。

ゆるり復活に向けてやっと一歩を踏み出します。

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