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暗闇じゃ涙は光らないから

思いの外、何も世界は変わらなかったような気がする。
でも、君がいたはずの場所や時間はどこか虚しくてでもいつか、認めたくはないけれどいつかはそれも同じだけの時が一緒に埋めていくのだと思う。

なにか変わったことがあるとするなら、

あのとき君といたときに感じていた悲しみは表だって、現れたりしなくなってきた。けれど苦しさはたしかにそこにあって、泣いたり感傷に浸ったりその時間が消えただけで、最早理由と行き場所を失った死にたい気持ちが漂うようになってしまった。

何かそれをかき消すようないいことがったわけではない。きっとただ対照的に幸せだった時間があったぐらいの話できっと語るほどのことじゃない。
ただ、あとから振り返ったときにああ、あのとき死にたかったんだと客観的に思ってしまう今が一番怖いんだ。あの時は主観的な感情だった、確かに今を生きて苦しんだ結果のそれだった。それが今では生きることを放棄して死を待つ

まとまりが無くなってきた


きっとこの涙は、夜夜の暗さに落ちていずれタバコの煙が流していく
そうだ今死ねればきっと、未練も邪念も無いはずなのだけど、やっぱり死ぬことは生きることと同じぐらい気力を使う、本当、本当、めんどくさい

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