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MGRを経験してわかったマネジメントとは!?

出来損ないのポンコツMGRがリーダー・メンバーに助けられながら気づいたリーダー論。新卒〜60代の方まで様々な価値観・多様性をマネジメントしてきてわかった私なりのマネジメントについてちょっとだけ公開します!

ー出来ないからやらせない(任せない、チャンスを与えない)のではなく、出来ないからやらせる!
できないからやらせないというのはナンセンスだと思う。

むしろ、できるできないの判断をするMGRや上司に聞きたい!
「それって自分の指標の中でのできるできないですよね?」
「メンバーは自分以上のスキルにはならないですが大丈夫ですか?」

本人がやりたいことであればやらせてみてサポートをするのがMGRや上司のお仕事。仮に失敗したとしても一緒にサポートするから失敗は本人だけのせいでもないし、失敗の低度を最小限にさせるのがMGRの技量であり、共に成長できるチャンスだと思う。
それに究極な失敗であればMGRがお尻拭けばいいだけで、メンバーの可能性を信頼できない、任せられないのはMGR自身が自分に自信ない・責任を取れないだけの簡単なこと。だから私はあえてメンバーに背伸びしても届かないぐらいの事もチャレンジさせていました。それによって自分もメンバーも気付きができ、共に成長できるのです!

ー失敗しても打席に立たせ続ける!
前回の結果が仮にちょっと残念でもまた打席に立たせることが重要だと思ってます。たった1回の結果で成果が良くなくても、チャンスを与えることは重要で、前回の課題を次に活かせばいいだけ。
失敗が悪ではなく、チャンスを与えないのが悪!
やりたかった事で失敗したら本人は傷つくし、現実から逃げようとすることもあるけれど、そこはまたあえて打席に立たせる!笑

その時は徹底してサポートをして、また打席に立たせる勇気と期待を伝え、共に一緒にやることが重要です。一緒にやるからこそ、失敗は本人だけのせいではなく、失敗さえもシェアできるし、そこから学ぶ事もたくさんあるから一緒に経験していくいいきっかけになります。

ー任せたらとことん任せる!
これが実は1番難しい。。。
アレコレ気になる事は口に出したくなるけど、そこは我慢!もちろんアドバイスが必要だったり、誰かに迷惑をかけてしまいそうであれば即伝えリカバリーします。
任された人なりに考え抜いて出した結論だから、まずはやらせてみる。結果がダメでもそこは一緒に改善を考えて、nextアクションをどうするのか?だけに注力すれば良いのです。(自分がMGRでリーダーが直下の場合)特にリーダーが面倒をみているメンバーに対しては「絶対私が対応した方が早い!」という気持ちになってもそこは我慢。必要があればリーダーに聞いてみる事ですが、1つだけ私のルールがあります。それは・・・毎日「困ってることない?」とリーダーに聞くだけ。「ない」と答えればagreeなので、もうこれ以上突っ込まないし、よほど目に余ることがない限りは任せてました。

 【補足】「任せる」と「ほったらかす」は違うのですが、時に任せた相手から文句や恨み、何で言ってくれないの?と言われます。笑
・・・が、ここは我慢です!MGRの気持ちに気づくのは同じ立場になった時か、その思考になって初めて気づくのでそこまでは何を言われようがもう耐えるしかなく、未来への投資と心得る事が重要です。
・・・いや、ほんとこれ辛いんですけどね。
いつか気づく時が必ず来ると思うことと、そのタイミングが来ても感謝や気付きを伝えてくれるかわからないし、いつになるかもわからないけど、いつか気付いてくれることを期待するしかない!
それも含めてMGRの試練・・・。

ー考え抜くことを一緒に伴走する。
当然先が見える事や答えがわかっていても一緒に思考します。
失敗した時やメンタルや状況が良くない時こそ、誤った判断をしがちだし、思考の引き出しの多さは経験と判断を繰り返した先に出てきた事だからメンバーのほうが引き出しが少なくて当然。
でも!ここはあえて一緒に思考します。
なぜならゴールに対して完全なるMECEでなくても、思考しきった先の限りなく正解に近い解を3つほど持った上でやってみないとわからないからやってみよう!って答えを出します。
これは仕事やプライベートも含め忘れがですが、思考しきった風に見えてて、実は思考しきってないことってたくさんあります。
この状況の時って考えすぎて動けないのではなく、考え抜いてないから動けないのが正解かも。また中途半端な思考の結論の時って無駄に答えを探すために走り回ったり、自分が正解だと思いたい(正当化したい)が為に情報収集したり、結局本質を掴んで向き合ってないままなんですよね。。。
中途半端な思考での「やってみなきゃわからないよねー?」はほんと思考停止。。。私もすぐこれ忘れてしまうから気をつけなきゃ。

ーWILLの実現をサポート
入社したばかりのwillって本当に綺麗だと思っていて、それが時間が経つと一気に現実を帯びてしまうこともあります。
だからやりたい事、なりたい姿ってその乖離が出た時にモチベーションが下がったり、どこか妥協してたりする事もあり、モヤモヤが始まります。
こうなると厄介。。。
「でも。。。」「だって。。。」って始まります。
だから常に1つでもwillを実現する為の施策は走らせておくことにしてます。やりたいことやなりたい姿に対しては時間も惜しまず走ってくれるし、本人が本当にやりたいことなら時間の工夫もやり方も、言われてやることより数倍いい動きをするので、やるべきこととのバランスがうまくできる様になります。

ぜひ部下ができたら共に成長する事、メンバーから教えてもらう事を意識すると相互関係もよくなるし、MGRとして成長できると思います!


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