1986年7月31日杉原千畝没

　杉原 千畝（すぎはら ちうね、1900年1月1日生まれ）は、日本の領事館員のち外交官。
　中学校入学までは税務官吏である父親の異動のために各地を転々とし、父親の単身赴任後は名古屋に住んで、卒業後に上京して早稲田大学高等師範部英語科（現・教育学部英語英文学科）に通いましたが、外務省留学生試験合格のために本科中退しました。1939年からリトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害によりポーランドなど欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情します。1940年7月から8月29日にかけて、大量のビザ（通過査証）を発給し、根井三郎と共に日本経由で避難民を救ったことで知られます。その避難民の多くがユダヤ系でした。閉鎖後は、チェコのプラハへ移動し、1941年から終戦までルーマニアのブカレスト公使館で勤務しました。1947年4月に日本へ帰国します。「東洋のシンドラー」などとも呼ばれています。#今日は何の日　2024.7.31