1976年6月29日平田良衛没

1976年6月29日平田良衛没
平田良衛は農村開発者。相馬郡金房村(現南相馬市小高区)に生まれます。東京帝国大学文学部独文科を卒業後、プロレタリア科学農業問題研究会ドイツ語教師を務め、「日本資本主義発達史講座」の企画・編集を担当しました。日本共産党に入党し、1932年に治安維持法違反で逮捕され4年投獄されます。出獄後、活動が制限される時代に、小高で論文を執筆しながら農村の生活を改善したいとの思いで『農村だより』を発行します。戦後は日本共産党福島地方委員会の初代責任者(書記長)を務めました。後半生は引揚者等救済のため、金房村の開拓事業に力を注ぎます。金房村開拓組合の入植十周年記念には、高村光太郎の詩「開拓十周年」の碑を建てました。#今日は何の日 2024.6.29

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