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ひとりさんぽの日

久しぶりのひとり2連休だったので、
元々大好きなひとり散歩へ。
目的地は石清水八幡宮。

なぜ石清水八幡宮かというと
私は大河ドラマの光る君へを見ているのですが、毎話終盤に1~2分ほど、その時代や登場人物に関係のある場所などが紹介されます。ちょうど前の週の紹介された場所が石清水八幡宮だったわけです。

京都在住5年目になって、京都市以外の京都を知らないことにもったいなさを覚えたこと、市内から電車で30分ほどで行ける距離にある事などなどがお散歩目的地に選出された理由です。

京阪電車各駅停車でがたんごとん…。
石清水八幡宮駅に到着。
歩いてすぐの所にケーブル電車乗り場が。
ケーブル電車がある時点で
「山」の上にあることが判明。

下調べをせずに行ったので、ロングスカートを履いていました私。周りはみんなハイキングの格好。笑

ケーブル電車の乗客はなんと3人。
1番前確保しました笑

ケーブル電車に乗った瞬間晴れ渡るキセキ

この日は天気も良く、とっても過ごしやすい気温でした。
5分ほどの乗車で着いたのはケーブル八幡宮山上駅。そして駅を出ると広がる木々。
心地よい風と、風に揺れる木々のざわめきと、鶯の鳴き声。
都会の喧騒を忘れさせてくれる、ゆったりとした時間が流れる空感。
田舎出身の私は懐かしさを憶えました。

道なりに進むと、石清水八幡宮に着きます

ここから石清水八幡宮までは歩いて10~15分ほど。コンクリートで舗装はされていましたが、やはり動きやすい格好が望ましい道なりでした。

見てください、この竹たち。
かぐや姫を探したくなるような竹の数々に圧倒されました。

そんなこんなで今回のおさんぽの目的地、石清水八幡宮に到着!青空に映える綺麗な赤色象徴的な国宝・石清水八幡宮ご本殿。

兼好法師による徒然草の「仁和寺にある法師…」で始まるお話に石清水八幡宮が登場していますが
徒然草を高校生の頃散々勉強した私。ずっと来てみたかったので念願叶って大興奮。

本殿の裏に回るといくつもの摂社がありました。
男女に別れた厄払い祈祷所としても有名な若宮社・若宮殿社もありました。

この旅で初めて知った鬼門封じや大きな楠の木も見て、石清水八幡宮が印刷された竹の栞を購入し、石清水八幡宮を心ゆくまで堪能しました。

竹の栞

もう少し歩きたい気分だったので、ぶらぶらーっとしていたら、なんだか山道が。
奥に広がる竹のドームみたいな、なんかすごい所を発見したので行ってみることに。

見てください、、、引き込まれますよね。
落ち葉でふかふかな道をずっと行ってみました。
するといきなり登山道に。
感覚的に山の中腹辺りだったので、下り道だったこともあり、戻るのもしんどいなどうしよう…となりましたが、ここで戻らず行くのが私です。
15分ほど歩いたら、無事に民家が見えてきました。
内心バクバクでしたが、下道に出た途端ホッとしました笑

そこからまた15分ほど歩いて、京阪石清水八幡宮駅まで戻ってきました。

駅からほど近くの、八幡名物の走井餅が食べられるお店「走井餅老舗」さんへ。走井餅は大津市にルーツを持ち、走井という湧き水を用いて作られたことから、こう名付けられたそうです。

走井餅1つ、季節の和菓子、ほうじ茶がついて600円のお得なセットを注文しました。

この時、桜もち、柏もち、わらびもちが季節の和菓子としてありましたが、私はわらびもちを選びました。

まずは名物走井餅を。もっっちもちなお餅の中には甘さ控えめのなめらかなこしあん。こしあん好き必見です。
次にわらび餅。今まで食べたことないくらいの美味しさ。こちらももっちもち、なめらか。
ほうじ茶との相性抜群でした。

これにて私のひとりさんぽは終了。
沢山緑の力を感じ、国宝にも触れ、沢山歩き、心休まる甘い名物を堪能した、日々の喧騒を忘れさせてくれる素敵なところでした☺️

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