【詩】なにも言いたくない日
言葉の肩が凝っている
疲労感を棚に上げたせいだ
紙の上に並ぶことへの拒否
整然と在れない
外の空気もいらない
ひかえめな駄々っ子をしても続かない ため息
咀嚼しない脳みそ
つらいね、なんて同情も虫唾
ずっと
キラキラした水面が広がる
天井を見ている(ゆらいでいる
いつまで待っても滴ってこない
水がそこにある
だから乾いている
先週
保湿クリームすら値上がりした
肩こり用の湿布なんか買えやしない
もつれる足で歩いてコケて
そういえば今朝
お白湯飲んで出てこなかったなって
思い出