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【魔法同盟】光り輝くもの解説5:協力戦線

ヌライベ解説第5弾「協力戦線」。
今回は魔法省がメインテーマですが、不死鳥の騎士団に関係の深い人物のファウンダブルも多めに登場します。

各部で1人ずつ、このゲームで初登場のキャラクターのファウンダブルもありましたね。

!!この記事は一部、原作のネタバレを含みます!!


【第1部:ストーリー】

グリモールド・プレイス12番地関連のファウンダブル騒ぎが収まってから少し経った頃。
また「不死鳥の騎士団」関連と思われるファウンダブルが新たに出現します。
ハリーは常に特定の年代や場所、団体が大災厄のターゲットになっていることに着目し、もし何らかの方法で大災厄の次のターゲットがわかれば、ファウンダブルの出現を未然に防ぐことができるかもしれないと考えますが…

新たなファウンダブルを回収した結果、ファウンダブルには「魔法省で働いていた人物」という共通点があることがわかりました。
なぜ大災厄は新たなターゲットに魔法省を選んだのでしょうか。
ハリーたち魔法省職員が大災厄に対処しようと奮闘していることが逆に大災厄を引きつけてしまったのでしょうか。

※登録簿の背景は「光り輝く魔法省のアトリウム」。
ロンドンの地下深くにあるイギリス魔法界の中枢、魔法省のエントランスホールです。
中央には魔法省の通常ファウンダブルにもなっている「魔法界の同胞の泉」があり、ヴォルデモート卿に魔法省が掌握されていた間は闇の魔術の通常ファウンダブルにもある「『魔法は力なり』の像」に交換されました。
映画「不死鳥の騎士団」でダンブルドアとヴォルデモート卿の直接対決が繰り広げられるシーンは圧巻です。


【第1部:ファウンダブル解説】

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・アメリア・ボーンズ
かつて魔法法執行部(魔法界の警察組織)の部長を務めた人物で、原作で闇の陣営が魔法省を掌握した後に殺害されてしまいます。
原作では第5作「不死鳥の騎士団」で、休暇中に吸魂鬼に遭遇しダドリーと自分の身を守るために「守護霊の呪文」を行使したハリーを魔法省で尋問しました(未成年は学校の外での魔法の使用が禁止されているため)。
ちなみに、ハリーの同級生スーザン・ボーンズはアメリアの姪に当たります。

・ルーファス・スクリムジョール
「不死鳥の騎士団」の時期まで魔法大臣だったコーネリウス・ファッジの失脚後、魔法大臣となった人物です。
元々はベテランの闇祓いでバリバリの強硬派。
闇の陣営に対しても強硬な姿勢でしたが、最後にはハリーの居場所を聞かれて死喰い人に拷問された末に命を落としてしまいました。

・ゲッセマネ・プリックル
このゲームで初登場。
魔法省のベテラン職員で、魔法生物規制管理部の部長経験者でもあります。
プレイヤーやコンスタンスに対して厳しい物言いをすることも多い彼女ですが、豊富な魔法薬と薬草の知識で特殊部隊をサポートしてくれます。

・光り輝くニンファドーラ・トンクス
「不死鳥の騎士団」から登場。
魔法省の闇祓いで、生まれつき外見を自由に変えられる「七変化」の能力を持っています。
可愛らしいファーストネームで呼ばれることを嫌い、「トンクス」と苗字で呼ばないと怒ります。
ホグワーツ在学中はハッフルパフ寮に所属し、いたずら好きでトラブルメーカーの問題児でした。
※別のゲームですが「ホグワーツの謎(通称ホグミス)」では、在学中の彼女の問題児っぷりを見ることができます。

・光り輝くマッド=アイ・ムーディ
百戦錬磨の闇祓いで、「賢者の石」より前の時代にはアズカバンを死喰い人でいっぱいにしました。
本名は「アラスター」ですが、せわしく動いて何でも見通す左目の義眼から「マッド=アイ」の二つ名で呼ばれるようになりました。
ハリーの恩師ダンブルドアの古い友人でもあります。
戦力として頼りになる存在でしたが、第7作「死の秘宝」でハリーを移送する作戦中に命を落としました。

・キングズリー・シャックルボルト
原作では有能な闇祓い、闇の陣営との戦いが終わった後は魔法大臣となりました。
不死鳥の騎士団のメンバーでもあり、ハリーたちと魔法省が対立していたときは魔法省内の情報操作を行うなど、戦力だけでなく頭脳面も非常に優秀な人物です。


【第2部:ストーリー】

プレイヤーはハーマイオニーから、今度は現在の魔法省に関連するファウンダブルが出現したことを知らされます。
これまでと同様、発見したファウンダブルはどんどん回収すればよいのですが、今回は派手に行動しないようにとハーマイオニーは言います。
大災厄で魔法界の秘密が脅かされる中、魔法省は秩序をもたらす存在でなくてはなりません。
その魔法省が大災厄のターゲットとなり主立った職員がファウンダブルにされたと知られれば、魔法界の人々は安心できないからです。

何とか魔法省関連のファウンダブルは回収され、ひとまず魔法省の職員たちはファウンダブルにされる心配からは開放されました。
しかしハーマイオニーはこれがさらに大規模で危険な大災厄の前触れでなければいいけど…と心配しているようです。

※登録簿の背景は「光り輝く魔法省のエレベーター」。
魔法省内はいくつものフロアに分かれており、職員は主にエレベーターで移動します。
地下の最下層には法定があり、「炎のゴブレット」のダンブルドアの記憶の中や「不死鳥の騎士団」でのハリーの尋問など何度か登場します。
法定の1つ上のフロアには、このゲームでも鍵を握っていそうな謎に包まれた部署「神秘部」があります。


【第2部:ファウンダブル解説】

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・空飛ぶ魔法省のメモ
魔法省の中では連絡にふくろうではなく魔法のメモ(紙飛行機)が使われます(昔はふくろうが使われたそうですが、省内がフンまみれになったそうです)。
今は大災厄のせいで省内連絡が5倍以上に激増し、イギリス魔法省は羊皮紙不足に陥っているそう。

・ハーマイオニー・グレンジャー大臣
ハリーの親友であり、学生時代は成績抜群の優等生でした。
プライベートでは同じくハリーの親友のロンと結婚し、ローズ、ヒューゴの2人の子供の母親です。
ファウンダブルを集めた際のハーマイオニーのコメントでは、人がファウンダブルになったときの「痛みはないが、まるで自分の一部が失われたような」感覚について聞くことができます。

・パーシー・ウィーズリー
ウィーズリー兄弟の三男でハリーの親友ロンの兄の1人。
四角四面な性格で、在学中は冗談やいたずらが好きな他の兄弟たちとは違うド真面目な生徒でした。
卒業後は魔法省に入省。ヴォルデモート復活直後は、両親や兄弟がハリーやダンブルドアとともに戦う中、ヴォルデモート復活を否定した魔法省の側につきました。
最終的には家族と和解して魔法戦争を生き延び、魔法省で順調に出世しています。

・コンスタンス・ピッカーリング
このゲームで初登場。
魔法省の下級次官であり、大災厄に対抗すべくプレイヤーたち特殊部隊のサポートや協力者・関係者の活動の調整を行います。
尊敬するハーマイオニーを下の名前で呼ぶことにテンションが爆上がりするなど若干落ち着きに欠けるところがあり、魔法省の官僚というよりは良くも悪くも「普通の女の子」的な側面が目立ちます。

・光り輝くアーサー・ウィーズリー
ハリーの親友ロンの父親で魔法省のベテラン職員です。
マグル製品不正使用取締局に在籍、大のマグル好きで常にマグルの道具や家電に興味津々です。
第2作「秘密の部屋」でハリーと会ったとき、犯罪者から没収したゴム製のアヒルの用途を尋ねる場面は好きな人も多いのでは。

・日刊預言者新聞
何かとイベント登場率が高めの、イギリス魔法界で最も読まれている新聞です。
これまでのイベントでわかってきた「人々の注目が大災厄を引きつける」傾向は本当のようで、大災厄について常にあれこれ書いている新聞が頻繁にファウンダブル化するのは当たり前と言えば当たり前です。


以上が「協力戦線」の内容です。

今回特に第1部はアメリア・ボーンズやルーファス・スクリムジョールなど、大災厄さんがなかなかシブいところを突いてきましたね。

また、第2部でハーマイオニーが自分のファウンダブルについて言う「ファウンダブルになる感覚(不快感)」というのはこのゲームのイベントでストーリーを楽しむ上でポイントになってきそうですね。
ちなみに、コンスタンスも自分のファウンダブルが現れたので同じ不快感を覚えたはずなのですが、ファウンダブル回収時のコメントでは「私のがんばりがついに大災厄の注意を引いた!」とテンションアゲアゲ。
魔法界の危機に立ち向かうには、これくらい鋼の神経な方がいいのかもしれませんね。

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