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【魔法同盟】光り輝くもの解説4:戦闘部隊

こんにちは。

光り輝くもの解説、今度は一転して暗い雰囲気が漂っていた「戦闘部隊」。
闇の陣営との戦いが激化していた第7作「死の秘宝」の雰囲気を感じ取った原作ファンも多いのでは。

!!この記事は一部、原作のネタバレを含みます!!


【第1部:ストーリー】

プレイヤーたちのもとに、歴史上のある特定の時期に関連するファウンダブルが増加しているという報告が入りました。
その時期というのが、ハリー・ポッターたちとヴォルデモートが戦っていた頃、マルフォイ邸が闇の陣営の本部として使われていた時期。
多くの犠牲者が出たのはもちろん、生き延びた中にもマルフォイ家のように闇の陣営を抜けたり、かつて恐怖や脅しによって闇の陣営に従ってしまった魔法使いもいるため、この時期についての扱いはイギリス魔法界でもデリケートな問題。
一刻も早く、新たなファウンダブルを回収する必要がありました。

プレイヤーたちの活躍により、マルフォイ邸関連のファウンダブルは回収されました。
しかしコンスタンスは今回のことで、大災厄が「意図的に」ファウンダブルになる物事を選んでいるような印象をもったようです。
もしそれが本当なら、大災厄はプレイヤーたちにとってタチの悪い進化をとげたことになります。

※登録簿の背景は「光り輝くマルフォイ邸」。
第1作「賢者の石」からハリー・ポッターのライバルとして登場するドラコ・マルフォイの家族の邸宅です。
マルフォイ家は伝統あるイギリス魔法界の名家の1つなので、その邸宅は多くの死喰い人を抱える闇の陣営の本拠地としては十分な規模でした。

【第1部:ファウンダブル解説】

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・光り輝くアズカバンの脱獄囚
アズカバンは魔法界の刑務所。
吸魂鬼という生物が警備しており、囚人は幸せな感情を吸い取られるため投獄されるだけで衰弱します。
ちなみにこの脱獄囚は、原作でヴォルデモート卿が復活した際の死喰い人の大量脱獄に乗じて脱獄したようです。

・マルフォイ家の紋章
魔法界の名家マルフォイ家の紋章です。
魔法界にはマグル生まれやマグルの血が入った魔法使いを差別する「純血主義」が存在します。
マルフォイ家は「間違いなく純血の一族」とされる「聖28一族」の1つで、紋章の下部に「純血は常に勝利する」と刻まれている通り、まさに純血主義の考えに凝り固まった一族の1つでした(後に考えを改めた人もいます)。

・光り輝く死喰い人
死喰い人(デス・イーター)とは闇の帝王ヴォルデモート卿の直属の配下の闇の魔法使い・魔女を指す言葉です。
赤ん坊のハリーがヴォルデモート卿を退ける前、死喰い人たちは各地で暴虐の限りを尽くし、多くがアズカバンに投獄されました。

・ギャリック・オリバンダー
「賢者の石」で初登場、ダイアゴン横丁で杖店を営む杖職人で、ホグワーツ生のほとんどが彼の店で杖を買います。
原作の後半では、最強の杖「ニワトコの杖」を使いこなすことを目論むヴォルデモート卿によってマルフォイ邸に捕らわれていました。

・アズカバンの囚人の番号札
アズカバンでもマグルの刑務所同様、囚人には番号がつけられます。
第3作「アズカバンの囚人」で登場するシリウス・ブラックの手配書には叫ぶシリウスの写真が載っていましたが、その際シリウスの手にも番号札が持たされていました。

・死喰い人の仮面
死喰い人の多くは活動時、身バレ防止と相手に恐怖を与えるため、仮面を身に着けていました。
映画「炎のゴブレット」では仮面をつけた死喰い人たちを見ることができます。
仮面は全て一点物ですが、なぜ「この」仮面がファウンダブルとして現れたかは不明です。


【第2部:ストーリー】

マルフォイ邸関連のファウンダブル出現後、また同じ時期に関連するファウンダブルが目撃されました。
ただ、前回のファウンダブルたちとの関係性はよくわからないようです。
ともあれ、新たなファウンダブルの回収に急がねばなりません。

結果として、新たなファウンダブルは当時闇の陣営に対抗していた「不死鳥の騎士団」の本拠地グリモールド・プレイス12番地に関連するものだとわかりました。
最初、プレイヤーたちは闇の陣営に関するファウンダブルを回収し、大災厄はそれに対応するかのように不死鳥の騎士団に関するファウンダブルを出現させました。
コンスタンスの言うとおり、やはり大災厄はプレイヤーたちの行動に反応しているのでしょうか。
だとすると、理屈の上ではプレイヤー側も大災厄に影響を与えることができるかもしれません。

※登録簿の背景は「光り輝くグリモールド・プレイス12番地」。
第3作「アズカバンの囚人」から登場のシリウス・ブラックの一族であるブラック家の邸宅です。
ブラック家も魔法界の名家であり、その邸宅はマグルの住宅街の中に魔法で巧妙に隠されています。



【第2部:ファウンダブル解説】

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・光り輝くシリウス・ブラック
第3作「アズカバンの囚人」から登場。
ハリーの父ジェームズのかつての親友でしたが裏切って闇の陣営につき、同じく親友だったピーターを殺害した罪でアズカバンに投獄されていました。
裏切りおよびピーター殺しが濡れ衣だったことが発覚した後は名付け親として孤児であるハリーの心の支えとなりました。
純血主義のブラック家で唯一のグリフィンドール出身者であり、ハリーを実の息子のように愛していました。
ちなみにドラコ・マルフォイの母ナルシッサはブラック家の出身でシリウスのいとこに当たり、マルフォイ家とブラック家は姻戚関係にあります。

・フィニアス・ナイジェラスの肖像画
ブラック家の数代前の当主でホグワーツの校長も務めました(評判は良くなかった模様)。
魔法界では絵や写真は動いたり話したりでき、肖像画の人物は世界中の自分の肖像画間を移動できます。
ホグワーツの校長室には歴代校長の肖像画があるため、不死鳥の騎士団のメンバーはホグワーツとの連絡役をフィニアスに頼んでいました。

・不死鳥の守護霊
魔法使いは「守護霊の呪文(エクスペクト・パトローナム)」で守護霊を呼び出すことができます。
守護霊の姿は人によって異なるため、魔法界では守護霊の姿は個人の特定にも使われます。
ホグワーツ校長で「不死鳥の騎士団」創設者のアルバス・ダンブルドアの守護霊は不死鳥でした。

・トロールの足の傘立て
ブラック邸にある悪趣味な傘立て。
マグル界でも、昔はゾウの足の傘立てが作られたことがあったとか。
ブラック家は純血を保つために近親婚を繰り返してきた一族であり、その影響か性格や気性に難のある人物も多かったそう。
ブラック邸には他にも不気味な物がたくさんあるようです。

・クリーチャー
ブラック家の「屋敷しもべ妖精」です。
多くの屋敷しもべ同様主人の一族を崇拝しており、ブラック家の人々同様に純血主義の考えを持っています。
そのため主人であるはずのシリウスとの仲は最悪で、シリウスから屋敷とともにハリーに相続された後もハリーを嫌っていました。
しかしシリウスと違って自分のことを考えてくれたハリーにはやがて素直に従うようになりました。

・不死鳥の騎士団の写真
闇の陣営に対抗すべくダンブルドアによって組織された「不死鳥の騎士団」の初期メンバーの写真です。
初期メンバーにはハリーの両親、ロンの母モリーの兄弟たち、ネビルの両親などがいました。
初期メンバーの多くは原作スタート前に闇の陣営によって殺害されるか精神を破壊されており、マルフォイ邸が闇の陣営の本部になった原作終盤の時代にはあまり関係ないはずなのですが…


以上が「戦闘部隊」の内容です。

シリウス関連は解説しようとするとどうしてもネタバレになってしまいますね…(;^ω^)

闇の陣営との戦いでハリーは大切な人を何人も亡くしていますから、これらのファウンダブルに対処することは辛いことだったでしょうね。

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