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夏の終わりのGIRLS PARTY

2021.09.04(土)横浜ベイホール
1部 12:00~,2部 17:00~
ukka FC Presents「GIRLS PARTY Vol.1」
天候は雨。
みなとみらい線で会場の最寄駅まで運ばれる。
他にukkaファンは乗っていないかと控えめに電車内を見渡してみるとチラホラ見えて心が徐々に高揚してくるのを感じつつ駅に到着。
元町・中華街駅から歩いて会場へ向かう。傘をさすほどでもない小雨に打たれて会場に到着。入場に際し、今ではすっかり慣れた電子チケットだが、今回はそれに加えて顔写真付き身分証の提示も必要とのことで、手元が忙しくてローズマリー・クミン状態。

これが2021年現在の
アイドルライブ入場の流れだッ!
消毒→検温→電子チケット提示→身分証提示→ドリンクチケット受け取り→座席へ
(なかには問診票を記入するところも...)

会場に入ると、面識はないがどこかの会場で見覚えはあるという方が何人もいらして、今日はファンクラブイベントなんだなと再度認識することとなる。
2次先行でチケットを買っていたために、1部の座席は上手側のかなり後方だが傾斜があるので意外と見やすい。

開演の5分前あたりで関係者席に若い女の子の姿が現れる。メンバーのお友達かなと思ったがゾロゾロ出てくるので、気になって見ていたら、新メンバー候補の子達だった。
思わず近くのお客さんと一瞬目をあわせ「(あれがのちのukkaメンツなんですよね!?)」というアイコンタクトをとった。やはり候補者は実在していたのかとワークショップの光景が頭に蘇ってきたところで会場の灯りはゆっくりと消えてゆき、overtureが襲いかかる。

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ステージに四人が現れる。すると見たことのないお洋服に身を包んだ四人が優しくそれでいて力強くovertureで踊っている。間違いない、彼女達がukkaで間違いない。衣装はセットアップだ。トレンドがフォーマルに移ってるなかでセットアップをチョイスするukkaさんは正真正銘のトレンディガール。

ライブ前にセトリ予想クイズ企画が催されていたことから、一曲目に何がくるのか注目が集まる。
ガールズナイトだ。
「show time!指を鳴らすと始まるGIRLS PARTY♪」
空ちゃんの歌い出しでイベントは幕を開けた。
冷静に歌詞を考えればガールズナイトの一択で、ファンクラブ会員であれば朝飯前の予想クイズだったのだ。奇を衒ってグラジェネとか予想してた自分が馬鹿すぎてマスクの内で笑ってた。

Magik Melody→214と進み、MCへ

川瀬あやめ→芹澤もあ→茜空→村星りじゅ
の順で自己紹介

衣装の話題へ
FCイベ用にセットアップというテーマでメンバーが用意したとのこと。

「セットアップで検索したらこれが出てきたんで。最近デニムに目がいくようになっちゃって、、歳取ったんですかね」
「今日はまあ涼しいですけど、デニムの薄い青なんで夏でもさわやかで良いかな。あと袖とかも取れて、、」
「スギちゃんになれんじゃん!」
「(笑)」
「ライブ終わっても普段使いできるものが良くて、長ズボンにしました。トレンドの緑色で。」
「りじゅMAXに居そう(笑)」
「(笑)」
「私は他のメンバーと被らないほうが良いと思って、、韓国っぽくチドリ柄なんて着ちゃったり、グレーなんて着ちゃったりしてみました。」
「りじゅMAXなんだけど(笑)」
「MAXってなに?」
川&村「ラーイドンナイ!ライドンナウ!だよ」
「ちょっと昔の女性のグループ」

空ちゃんのMAXってなに?で会場がややざわついたところがツボ。
そしてその一連のやりとりを真剣に見つめる候補生という構図が実におかしくて、アットホームだけど新鮮な現場だった。

Party goes on→Shining City Lights→ねぇ、ローファー。と続く。

ゆっくりとした曲調の2曲の間にSCLを入れた緩急がついているブロック。このあたりで、メンバーひとりひとりの声量や滑舌がまたひとつ向上していることに気づく。気持ち一歩下がって彼女たちを観ていると、こういう小箱でのライブはもう似合わないぐらい彼女達のレベルが高くなっていると感じるブロックだった。

そしてここでメンバー考案の企画。
事前にあみだくじで決めたユニットでカバー曲を披露するという流れに。

まずは芹澤&村星で森菜々さんの「スマイル」
そして川瀬&茜でJuice=Juiceさんの「初めてを経験中」を披露。

「昔は曲がなかったのでよく色んな曲をカバーさせていただいてました!」
と語るあやめちゃん。昔とは見違えるほど上達した現在のukkaがカバーするというのはとても見応えアリ。カバーで音程を外すこともほとんどなく歌いこなし、成長を感じる企画でしみじみとしていると、まだ企画があるという。

「倍速低速メドレー!!」
しみじみとしたムードから一転、なんじゃそりゃ!と思わず吹き出しそうになる。
概要はukkaの楽曲を倍速や低速の速さで披露するメドレー。
倍速で披露と聞くと、パッと頭に浮かんだのはいつかのスタプラ東京ではちみつロケットが披露した倍速のバカイズム。有沢澪風さんが「バ界王拳2倍だ〜!」と言い放ちBPMが上がっていくやつ。

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2018.08.20「スタプラ東京 Vol.2 」@duo music exchange (写真中央は公野舞華さん)

今回は空ちゃんとりじゅちゃんが曲を編集して倍速低速メドレーを作ったとのことでさすがスマホ世代!と思いつつメドレーに突入していく。

(倍速)急なロマンティック
→(倍速)恋、いちばんめ
→(低速)Magik Melody
→(倍速)みしてかしてさわらしての順

急なロマンティックが流れてびっくり、度を超えた無茶な倍速っぷり笑笑。さすが空りじゅのコンビ、豪快なことを。。しかも川瀬&芹澤ペアは本番まで編集されたメドレーを聞いてないというから、尚更カマしにきてる空りじゅ。そしてありえない速さの振りコピを試みる会場。愉快でhumhumhumなアイドル現場!
みしかしのりじゅちゃんの「カモーーン!」の手前でメドレーは終わり、りじゅちゃんの拍子抜けした「カモーーン」だけが会場に響き渡り、笑いが起こる。

なんとかメドレーをやりきったメンバーは疲れ切っていて、次のブロックに入る前に、あやめちゃんが「次のブロックの前にやる企画じゃなかったよ(笑)次も激しいんだけど」と自分達の企画を自虐しつつ狼狽える。 

その次のブロックというのが
ウノ-ウノ→こころ予報→オスグッド・コミュニケーション

こころ予報はこの日一番のサイリウムとペンライトの多さでした。ファンクラブイベントでここまでペンライトが多いのも意外!

オスグッド・コミュニケーションが終わり、MCへ
「オスグッドのハイキックするとこで靴が脱げそうになって、やる気ないキックになってしまった(笑)」
とさっきのパフォーマンスの解説を入れるあやめちゃん。

ここで会場の写真撮影。上手側→下手側→正面の3パターンで撮影を行う。関係者席の候補生が自分達は写り込んでいいのかとあたふたしながら話し合ってたのが見えた。

そして最後はファンファーレ。これでまだ2部もあるのかと思うとまさにフルエモーション。(?)

1部まとめ

どこの席でも楽しめる、そんなイベントでした。
また、マネージャーさん?がライブを見学する候補生の様子をビデオや写真で沢山撮っているのが私の視界に入ってきて、もうまもなくukkaに新メンバーが加わるのかと実感が湧いてきた。ライブ終盤で疲れちゃったのか候補生の1人がずっと席に座り込んでいたのも可愛らしい。

終演は13:40頃だったか。2部開演まで2〜3時間あったので横浜駅まで戻り、やや遅めの昼食。

2部では再びユニット曲、そして過去6年間を振り返るコーナーや本公演のグッズ紹介、村星りじゅと川瀬あやめの生誕祭開催のお知らせなど1部とはまた違う見どころ満載の部だったので、時間があれば備忘録として残したい。

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