2023/06/05
月曜。まだ意識はぼんやりとしたまま。
仕事。任される仕事を期待されるだけのクオリティで仕上げることができなくて落ち込んでいる。仕事の悩みなんてきっと全部それに紐づいてるんだろうな。結果を出せなくて、すわなにかしらをどうにかしなければと思い、ひとりで抱え込んで気分が沈んでしまう。ループ。
きっと焦ってはいけないんだと思う。焦ると余計に失敗する。できていたことさえ疎かになる。でも焦ってしまう。だから、まずはどんな状況でも焦らないことから始めたい。たとえ自分が火中にいるとしても。
お昼に入った丼屋さん、甘辛く炊いた豚ばらをご飯に盛った丼が名物らしく、それを頼んでカウンターに座る。狭くはない店内に人は多く、つかの間どんな味だろうかと想像する。ほどなくして給仕されたものを食べ、予想は大きく超えないながらも十二分に美味しく、まあ満足できた。丼に関しては。
食べている途中からなぜか使っている割り箸が自壊しはじめる。なんとか工夫を凝らしながら食べ進め、食べ終わりと同時に割り箸は大小サイズ違いで4つに分かれた。かなしいことに、そちらの方が気にかかって食事に集中できなかった。なぜ? 割り方がまずかったのか? 箸を持つ力や食べ方は至って普通だったように思う。少し割高だったことに加えて、会社からわりかし遠方にある店なので、余程のきっかけがない限りはこのお店には来ないかもしれない。それが少し悲しい。最後かもしれない来店なら、なるたけ良い思い出を得た方が良い。
学生時代 母親が作ってくれた弁当にはたいてい好物のおかずの冷凍のスパゲティが入っていて、いつもおれはそれを最後の一口に残していた。そうすれば昼食が良い体験として終わる。午後からの授業がもう少し頑張れる。子供じみた発想かもしれないけど、おれはそうするのが好きだった。それを思い出した。
やっぱり機会を見つけてまた来よう。今度は別のメニューにも挑戦してみたりして。なるたけ良い思い出を得た方が良い。店の印象を決めるのを焦ってはならない。そういうところから、意識していこう。
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