エルデンリングDLCラスボス攻略の手引き

タイトル通り、DLCラスボスの攻略方法を、個人的なメモ程度に認めておく。
ビルド等によって参考になるかは微妙。
ボス名は伏せるが技でどうせわかるのでそのへんはあきらめ。


1,クリア時の自分の装備

【影の地の加護】
17/9
【周回】
8周目
【レベル】
337
【ステ振り】
99/35/55/89/90/15/18/15
【右武器】
ツインナイトソード+25(出血派生)
【左武器】
バックラー+25、真鍮盾+25(戦技:無敵)
【防具】
坩堝の樹兜/孤牢の鎧/坩堝の手甲/親衛騎士の足甲
【タリスマン】
緋色種子のタリスマン+1/真珠竜印のタリスマン+3/竜印の大盾のタリスマン/血の君主の歓喜
【アイテム】
緋雫の聖杯瓶+12
霊薬(弾く硬雫/すずらんの結晶雫)
生肉団子/マリカの祝福/写し身の雫の遺灰+10


2,基本戦術(第一形態)

基本的に「事故の少ない安定択」を取る形で立ち回る。

DLC全体で共通していることだが、ボス戦では「開幕は何もしてこないのでその間に召喚orバフを掛けよう」という考えは通用しない。
というのも、ほぼ全てのボスに倣って、ラスボスもプレイヤーの開幕行動を封じるよう調整されているからだ。
しかも「必ずこの技を使ってくるから…」といった対策もできない。
ボスの機嫌次第でどの技を使ってくるのか、その対策は、プレイヤーの反射神経に依存するだろう。
重力を纏いながらの回転突撃は前ロリ。
星呼びは原則横か後ろ。
獅子斬りは原則で前ロリ。

  • 近接攻撃は基本的にパリィで取り、それ以外はローリング

DLCラスボスはDLCボス群の中でも比較的素直な技構成をしており、ディレイも酷くなく読みやすい部類である。
両手の剣による近接攻撃の殆どがパリィを取れる。

  • ローリングは基本的に前方向

これは第二形態でも概ね通用する。

3,各技の対処

  • 回転飛び込み

開幕時に特に多く見られる技。
重力魔法の紫の光を纏い回転しながらプレイヤー目掛けて飛び込んで来る。
着弾地点を中心に岩が隆起し、これにも攻撃判定がある。
前ロリで回避が一番の安定択。

  • 片手右振り下ろし→右振り払い→左振り抜き

基本技の一つ。全段でパリィが取れる。
モーション自体は早くはなく、初段は右足を上げながら踏み込むので、おそらく最も読みやすい。
ローリングも可で、基本はどの方向でも無問題。

  • 右振り抜き→両手振り払い&振り抜き

初段、二段目共にパリィ可。
初段は屈みながら繰り出すので、これをローリングで回避してから二段目の右手をパリィするのが比較的安定。

  • 右振り抜き→両手振り払い

出の早さが異なる二段技。パリィ可。
初段の出が早く、二段目はディレイを伴う。
初段を回避し、二段目をパリィするのが安定択。

  • 両手振り上げ→叩き付け

緩やかなモーションの二段技。
両手を左側で構えるので見切りやすく、しかしディレイが嫌らしい。
パリィが取れるので狙ってよし。回避は好きな方向に。

  • 右足踏み込み→右振り下ろし→…

両手を掲げながら右足で地面を踏み抜く。二段目からパリィ可。
この技も緩めのモーションなので見切りやすい。
初段の踏み込みには足の周囲でエルデンリング特有の攻撃判定が発生するため、基本的には前ロリが有効。
距離にもよるが、前方向は即時。
横or後は一瞬だけ一拍置くと引っ掛からない。
この技は、パリィを取った直後に同じ技を振ってきた場合、派生なしの単発技に変化する。
……が、致命の一撃等で一定時間が経過すると派生する。

  • 両手振り払い

両手で目の前を狙う出の早い技。
技前に胸の前で剣を構えるので見切りやすい部類。

  • 呪血突き刺し→振り払い→爆発

出血属性を伴う三段技。初段でパリィ可。
爆発はボスの目の前を中心に発生する。
発生の早さはそこそこだが来るとわかっていれば見切りやすい。
ローリングはどの方向でも避けられるものの、他の技に派生することもあるので基本的には斜め前に避け、派生への対処も兼ねてボスの後方に回り込むことを意識したい。

  • 左手振り抜き→右振り抜き→両手振り払い

おそらくこのラスボスで最も凶悪な技と呼んでも差し支えない。
といっても単発ごとの火力は高くないのだが、この技で恐ろしいのは、
初段の発生が早く、これをローリングでの回避を試みると高確率で二段目に引っ掛かる点にある。そして二段目に当たっているとほぼ確定で三段目で半分近く体力を削られる。
シビアながらローリングでの回避は可能。
当たり方によっては初段に当たっても二段目以降を避けられる。
単発、派生共に使われるので要警戒。
パリィも取れるので自信があれば狙うとカモれる。

  • 獅子斬りor猛獅子斬り

戦技でおなじみの技。
一段のみで終わる獅子斬りと、二連続で放つ猛獅子斬りの2パターン。
条件は不明瞭。同じ立ち位置でも猛獅子斬りにならない事もある。
両者共通で実は二段技となっており、飛び上がる直前にも攻撃判定を持つ。

  • 両手振り上げ→重力飛び上がり→重力弾

紫の光を纏いながら地面を抉るように剣を振り抜く二段技。
一段目は単段判定で、どの方向に避けてもよい。距離を取りたければボスが飛び上がる方向とは逆にローリング→ダッシュ。
二段目でははるか頭上で滞空。少し時間を置いた後に、最大で八発の重力弾をプレイヤーに射出する。
弾ごとに判定が独立しているため当たりどころが悪ければヒット時に死亡が確定する。ローリングの場合二回で避けられるが、弾の軌道によっては避けられずに命中する。後ロリはもってのほか。
横ダッシュしながら初弾の命中直前にジャンプすると回避可能。

  • 星呼び

超広範囲に及ぶ、二段攻撃。
初段で吸い寄せ、二段目で派生攻撃へと移る。
エリア全体にわたって判定が発生するように見えるが、実は立ち位置によっては回避すらいらない制限つき。
判定は一瞬なのでローリング方向はどこでもよい。

派生は二種類。
星呼び特有の振り下ろしと、振り上げ→振り下ろしの二通り。
派生条件は初段のヒットではなく、(タゲの向いた人と)ボスとの距離が近いこと。およそボス一体分の間合いを取れていれば安全。
NPCや遺灰、マルチプレイ時、タゲが向いてない人が初段に当たっただけでは派生しない。

二段目で振り下ろし派生になった場合、ボスを中心に渦巻くような重力と共にそこそこ広い範囲で地面が隆起し、これはほぼ回避付加。
全方位なので、召喚やマルチ時に派生が確定すると近くの被タゲ以外も巻き込まれる。しかも多段判定なので一回のローリングでは逃れられない。

派生技は二種類共、初段ヒット時でも最速で後方に逃げればダメージを喰らわずに済む。

4,第二形態。変化

体力を7割削るとムービーを挟んで移行。
DLCで最も苛烈となる。
第一形態にもある基本モーションと、追加技があり、そのどちらにも逃げることを咎めるような光柱が発生する。
それ故に原則は後ろ方向に逃げることはご法度
……なのだが、技によっては後ロリも一考だったりする。
この光柱を凶悪たらしめるのはそれ自体の性能もさることながら、プレイヤーに対する視覚攻撃も兼ねている点。基本技でもこのエフェクトのせいでモーションは変わらないはずなのに回避が難しくなる。
物理属性対策に加えて聖属性対策が要求される。

基本的には剣の軌跡に光柱が発生するだけ……ではある。

また一部技終わりに高火力の光柱を全方位に飛ばしてくるようになる。
油断のせいでこの追撃をもらう可能性が非常に高いため、両手叩き付けが見えたら勇気の前ロリを心がけよう。

第一形態では基本技を積極的に使ってくるその設計のおかげもあってパリィで封じ込めるといった戦法が可能だったが、後述の追加技もあるため、その機会は激減する。

意外なことに聖杯瓶を飲む場面が増えている。
と言っても当然飲むタイミングはしっかりと図らねばならないのだが、基本技の終了後に最速で使用すれば回復を咎められることが少ない。

体力を一定値削るごとに、BGMが変化し、追加技や本家に似たあの技を放つので警戒は必須。
後述だが即死技を持つ。
そのため安定を取るのであれば対策アイテムを持ち込むことを推奨する。

5,第二形態の追加技

  • 光の連撃(両手縦斬り)

凶悪技その一。
一瞬構え、発光した後に、直線状に高速の斬撃を見舞う。斬撃の跡には光柱が発生する。斜め縦に斬り下ろす見た目に反して右側の判定が強い。
フルヒットで大ダメージor死亡が確定する技で、横or後への回避は厳禁。
一発一発の間隔が短く、ボス一体分の距離がある状態での回避は難しいため、大抵は1回は喰らうと思ってよい。
判定は強いが補正はそこそこで、至近距離であれば前ロリで全段回避が可能。
技の出始めに無敵判定があり、後ろを取れても殴ることができない

この連撃系の技は盾受けの相性が良いため、性能の良い盾で全段受け切るのも一考。
「弾く硬雫」を霊薬に使えば盾受けのリスクを更に減らせる、ある意味での特効アイテムともいえる。

  • 光の連撃(交差斬り下ろし)

空中に飛び上がり、連続でX字に斬り刻む。
攻撃間隔は上記の技より短いが火力は以前として高い。
タイミングさえ良ければ後ろにガンダするだけで逃げ切れる。

  • 光の連撃(斜め縦斬り下ろし)

交差斬り同様空中から放つ。攻撃間隔も同じ。
技終わりに全方位光柱が発生するので前ロリ推奨。そうすれば攻撃チャンスだ。

  • 乱舞

右手を縦に、左手を横に、一瞬構え、突撃のちに斬撃を繰り出す。
モーション自体は素直なもので、動きに合わせて勇気の前ロリをしていれば避けることは難しくない。
最終段では飛び上がり剣を叩き付け、全方位に光柱が広がる。

  • 光輪

祈祷「重なり合う光輪」のような光輪を飛ばす。
本家よりも判定が大きく、エリア端まで届くほど長い射程を持つ。
単発技で予備動作も緩いため回避はしやすく、前ロリであれば安定する。

  • 全方位黄金波

両手の剣を一瞬構えた後、瞬間的に高火力の黄金を円状に放つ。
予備動作自体はわかりやすいが、油断をしていると体力を一気に削られる。
攻撃判定は一瞬だが引き気味の立ち回りは狩られやすいため、前ロリを心がけたい。

  • 爆ぜる、光柱

大技の一つ。
戦闘開始時に高い確率で使ってくる他、フェーズ移行でも使う。
ゆっくりと宙に浮き両手を広げ、タゲ対象者を中心に広範囲を覆う。
一定時間後、大爆発と共に光柱が乱れ上がる。
エリア全体攻撃ではなくエフェクトで範囲もわかりやすく、ダッシュだけで避けることは可能。
独特な動作のおかげで「この技が来る!」というのは判別しやすいのだが、フェーズ移行時は唐突といえるほどの早さであるため、もし聖杯瓶を飲んでいた場合はほぼほぼ回避が不可能……といえるくらいには範囲が広い。
他の対処法としては盾受けも可能なので、範囲内にいても諦めないこと。
フェーズ移行版ではBGMが変化する。

  • 神の流星

どこかで見たことある動作と共に飛び上がり、一定時間後、遥か上空から流星の如く地面に突撃する。
本家と同様のモーションではあるもののその性能は凶悪なレベルで上げられているため単純な回避は効かず、判定の多段化(2~3回の判定)により一回のローリングでは避けきることができない。
最初は光波が見えるが、その後に爆発が襲う。
……と書けばローリングが増えただけじゃん!と思えるが、どちらかの判定に引っ掛かりやすい。初段に引っ掛かれなければダメージが嵩まない。

  • 優しき理、千年の旅

独特で特徴的な掴み技。
短く飛び上がり、一瞬浮遊し、両手で掴みかかる。
予備動作として少し屈むため、凶悪なディレイもなく、落ち着いていればローリングで事足りる。

当たるだけならダメージがない。
……ので、最悪命中したところで手痛くはない。

問題は二回目の命中で即死する、ということ。

一回目の命中で頭上に羽、あるいは冠のような光体が取り憑く。
このエフェクトがある状態でもう一度命中することで、「貴方と共に」のジェスチャーをしながらHEART STOLENを表示して即死する。
特に前情報等なしに一回目を受けると油断する初見殺しに注意か。

明確な対策方法は二つ。
一つは単純に「二回目に当たらない」それだけ。
回避にある程度の自信があれば本当にこれだけ。

もう一つは対策アイテム「ミケラの大ルーン」の使用。
「影樹の麓」にいる「影樹の化身を倒すことで入手可能な物で、短く祈るような動作で頭に憑いた即死状態を解除できる。
但しそれなりの隙は晒すので使用タイミングはしっかり見極めよう。

6,今のラスボスに対する感情

正直倒すまではとんでもねぇクソボスだと思ったしナーフしろとまでぶちキレたけど、物語上の都合を考えるとこれぐらい強くないと説得力はないし、一つ一つ文章化すれば次戦う頃にはもう少し落ち着いて戦えるかもしれない。
正直戦いたくないけどNPCイベントの完遂を考えると、最低でもう一回は倒さないといけないのが苦行……。
「全盛期のアイツと戦いたい」とは言ったけれど、本人じゃないし全盛期ってワケでもないから微妙なところ。

ところでモーグが好きだからアンスバッハのイベントも相まってすごくアツいシチュエーションになったんですよね。
画面の横にモーグのアクスタを飾ってたから、エーゴンみたいに叫びましたよ。

なんだかんだ倒せたときは滅茶苦茶嬉しかった……疲れたけど……。

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