ネタ集め2(アニメ:自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う)

最初に

「こんにちはNakiMioです。」
次の記事をいつ投稿するとは宣言しなかったものの、前回の記事から時間が経ってしまいました。
いやー、アニメを見て思うところはあるものの、なかなか記事を書くまでに至らず。
後何本か書きたいアニメがあるのですが、如何せん時間がないのと、
私自身が物事を否定することから入ってしまう性格のため、正しく評価するのが難しいという問題がありますね。
だけど、なんだかふっとやる気だ出たのでこうして筆を執っているところです。

どんな作品にも良い点と悪い点があると思うので、
良い点はリスペクトし、
悪い点は反面教師として、
勝手に取り入れていけたらと思います。

それでは、私の意見と異なる意見を持つ方もいるでしょう。
その場合、素早く別のサイトに行かれることを推奨いたします。
時間は大事ですからね。

最初に簡単な感想と分類を書いて、感想を書いていこうと思います
ちなみに、アニメ1から8話
原作はよんでいません。

端的な感想

個人的に「自販機転生」は端的に言って
「いいよ、いいと思う。いいんだけど、もどかしい」
これにつきます。

理由は以下の通り:
・無機物転生
・登場キャラが多いようでまとまっている
・理不尽は少なく、キャラの思想も理解しやすい
・動けず、しゃべれず、もどかしい
です。

勝手な分類

ジャンル:異世界転生、異能力、無機物
主人公:ハッコン
性別:男
性格:自動販売機オタク、慎重、優しい
目標:超高性能な自動販売機になる? or 人間に戻る
背景:前世で自動販売機マニア
能力:自動販売機に搭載されているの者であれば何でも
成長:居所探し
外見:自動販売機
人間関係:おおむね良好(盗賊にも好かれる)

以下略

本文(細かい感想)

 このアニメも恐らく最後まで、見ることができるアニメですかね。大きなり理不尽はなく、キャラの心情も理解できます。ただ、全体的に「動けない」、「意志の疎通ができない」などなど、「もどかしい」。これは、この物語がおかしいというわけではなく、私がどうしても、人と人の関係性を求めているということが大いに影響しているでしょう。「もどかしい」と言うのも、この設定だったら仕方がないという所が何か所かありますしね。とは言え、今私が考えるべきは、どうやれば無機物のキャラを受け入れることができるか。一つ間違えばご都合になってしまいそうで怖いですね。

異世界転生

異世界転生では少数派だと思われる、無機物転生。
主に、剣とか銃とかならありそうですが、
自販機転生とは、よっぽど作者が好きなのかな?
そのうち、電車とか、プラモとか、信号機とか、
そこら辺の異世界転生物が出てくるのだろうか?

転生方法は、いたってシンプル。
事故死ですね。
あえて言うならば、推しの自動販売機を助けようとしたところでしょうか。
人ならともかく、自動販売機を助けるために命を張るなんて。
そこまで行動できるのは、ある意味羨ましいですね?

これだけ聞くと凄く尖っているように聞こえるが、アニメ中だとそう感じないのは不思議。
これに関しては、ヒロインや周りの影響が大きいかなー。

主人公について

「人間に戻らないんじゃないかなぁ。」
と言うのが、今の結論。
というか、戻ったときに、さらに面白い物語を掛けたら本物だなって思います。
ちなみに、私には無理です。

アニメ中にも出てきたが、「何でも願いが叶う」方法があるらしい。
この設定、実はすごく便利。
というか、物語の目的はもうこれでいいんじゃないかな。
ラブコメや日常系は除くが、
結局のところ、物語の進む方向は、
主人公の叶えたい夢を達成することだからだ。
言葉のニュアンスやそこに到達するまでの手法は全く異なりはするが。
この自販機転生でも、この設定が出てきたが、
もう少し言葉使いをひねることはできなかっただろうか。
個々の言い回しだけは肯定することができなかった。
紹介の仕方は大事だと思う。うん。

まぁ、それはいいとして、
願いを叶える方法として、
最下層まで行き、特定の条件を達成した回数だけ願いが叶う。
ダンジョン系の物語であれば申し分ない設定で、特段違和感わない。
一つ上げるなら、達成条件が簡単しすぎないかとも思うが。
(ハッコンが強いだけか?)
まぁ、こういう設定があるということは、
1.ハッコンたちは最終層まで行く。
2.条件は達成しているため、願いを叶えることは可能。
3.人となるか、自販機になるのかの究極の選択を迫られる。
と言ったところだろうか。
流石に、今までの条件設定は無意味でしたとか、「人に戻る」という願いと「自販機の能力も継承する」願いを両方叶えるとかだと、
「残念」
と言いたくなる。
このアニメのテーマ性がもったいないかな。

つまるところ、究極の選択をしてほしいわけだが、
正直、「人になる」を選べるかどうか。
かなり怖い選択になると思われる。

現状、ハッコンと言う存在は神にも等しい。
お金さえ入れれば、おいしい料理をどこでも食べることができ、
緊急事態には、結界を張ったり、酸素供給。
さらには、戦闘参加でも誰よりも活躍してくれる。

この世界感的にはありえないが、
宗教の祖とかになっても違和感わないだろう。
だって、ハッコンを拝んだら、何でも出してくれそうだし。

そんな今の状況に不満があるかと言えば、
「あまり、ないんじゃないか?」

「移動できない」、「しゃべれない」という縛りはあるものの、
移動手段はあるし、意思疎通はできている。
人間、「さすが」、「知らなかった」、「すごい」、「せやなぁ」、「そうなんだー」の五つの言葉だけで会話できるらしい
(なんか違う?知らんがな。)
そう考えると、ハッコンも大丈夫じゃないかな。

実際問題、意思疎通系の能力にはポイントを振らず、
有益な能力を取得しているし、
アニメ中でも、会話できてしまうのが怖いような描写が入っている。

現状維持が一番最適であるというのは、ある意味珍しい話だ。
とは言え、それはハッコン自身からしたらという話だ。
周りは、そう思っていないらしい。
「人に戻したい」、もしくは「戻りたいんだろ?」と思っているキャラがほとんどだろう。
そうなると、やっぱり最終層にはいかざるを終えないし、自分の意志に関わらず、どちらか二択は選ばされると思う。
そして、人間にもどったハッコンを見て、みんなは……
どうなるんでしょうね。
テーマとしてはすごく面白いけど、鬱展開しか私は思いつかないぜ。
人生って止まりたいときほど、進んで行っちゃうんだなぁ。
めんどくさいね。

もどかしい

さぁ、一番記述したかった「もどかしい」部分の紹介です。
正直、主人公のところで書こうと思ていましたが、なんか違うと思い、
その理由が、主人公自身が問題なのではなく、主人公とその周辺を含めた状況が「もどかしい」と言うことが分かりました。

まず最初のもどかしい部分が、「動けない」、「しゃべれない。」と言う縛りプレー。

日常時であれば、全然問題ない、この縛りプレーも、
非常時であれば、単純にもどかしくなってくる。
特に、迷宮に落ちた後の獣の子たちとの会話。
「いや、察しろよ。」
と思う反面、
「確かに無理だは。」
とも思ってしまう。
どっちの反応が正しいのかとうと、正直決めあぐねる。
タイミングが良すぎるため、応答していることは分かるかもしれないが、
かといって、それが意志によるものか、大きい音に反応しているだけの機械なのか。
これを見極めるのは難しいだろう。(シンギュラリティ―の話かな)
そう考えると、最初に会った人たちの察する能力が異様に高いんだよな。

次に思うのは、ラブコメ方面。
私は、単純なラブコメ能なので、
「なんで、人じゃねえんだよ。」とか、
「なんで自販機に惚れているんだよ。」とか、
そのわりに、ハッコンが人に戻ってもハッピーエンドが見えないという。
人に戻って、時間が経てばたつほどラミリスから笑顔が消えていきそうで、
でも、ハッコンが人になっても活躍してしまうのは、それは違うような気もする。
なんでやろなぁ。

さらに思うことは、能力について。
最初の方に、ハッコンの能力やステータスについての説明があったの良かったし、早めの内に別の自動販売機に変身していたのは良かったと思う。
一方で、新たに変身する自販機が便利すぎるのも問題で、
「ご都合主義すぎる」
と感じるものの、
「でも、最初からいろんな自販機に変身できると明言している」
わけだから、なんとも言えなくなってしまう。
まぁ、そうは言えど便利すぎるのは問題だし、
ポイントについては、ほぼほぼ無害化したのはいただけない。

他にもあったような気がするが、
たぶん似たような感じだと思う。

世界感

最後に世界観につて書こうともう。
というのも、なんか一言で表すのが難しいからである。

この世界の世界感は
「緩い」
と言えばいいのだろうか。
でも、これだと結構抽象的である。
かといって、
「ギャグ」かと言えば違うし、
「真剣」だったらもう少しめんどくさい話になる。
「バカ」まではいかないし、
「天才」と言うには少し足りない。
「普通」とは言いたくないし、
「異常」にしては別におかしくはないんだよな。
「ワイルド」と言えばそうかもしれないが‥‥
なんか形容し難い。
だけど、この形容し難い世界観によって、
他の残念な異世界転生物とは一線は引いていると思っている。
ハッコンは正真正銘、「優男」で「ハーレム」で「チート」持ちである。
ハッコンが人であったら普通にアウトであった可能性が高かったと思う一方、自販機と普通に話し合うという異様な光景が、こういう節々の違和感を中和しているのだろうか。何とも意外な結果である。

リスペクト

正直、まだ描きたいこととか書き忘れていることが、ありそうだがめん、
ゲフンゲフン。
時間がないので、ネタに使えそうなところを漁っていく。
最初に思うところは、

無機物転生

インパクトあって結構いい。
無機物に転生していること自体が違和感であるため、
物語の多少の違和感が吸収されていくのは便利な気がする。

願いを叶える

物語の目的は、願いを叶える。
もう、これでいいかなぁ。
願望器とか、最下層とか、頑張って手法を考えようとしていたけど、
結局のところ願いを叶えるところは変化しないのだ。
なら、無理に軌道る必要ないのかもしれない。

人か自販機か

特に、自分は現状に満足しているが、周りは満足していない状況や、
願いを叶えると特異性を失うとか。
テーマ性としてはありだなと思う。
内容としては、世界が滅亡するわけでもな帰れば、
誰か人がいなくなるわけでもない。
だけど、その人にとっての究極ってやっぱあるよね

もどかしさ

これは入れるべきではない方かな。
こうして分析する分には、全然いいのだが。
物語を見ているときは、すっきりした感じで見終えたいものだ。

世界感

凄い違和感を一つ入れておく。
ただ、違和感が異常になってはいけない。
ホント、無機物に話しかけるというのは結構いい設定なのではないだろうか。
他にも、そういう状況に持っていけるものを探してみようと思う。

最後に

このアニメは結構書きたいことがあったけど、
全部をまとめることができなかったし、最後の方は足早になってしまった。
まぁ、文章の構成とか考えてないし、誤字脱字とか絶対にあるだろうけど、
メインはネタ集めだから。
使えそうなところとか、こうして分析していくという行為が大事。
継続は力になると信じて、続けていこうと思います。

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