Androidスマホ機種編 Galaxy20 から Pixel 7 Proへ『写真・動画のファイル名問題』


スマホ機種交換

本Noteは、Galaxy20 から Pixel 7 Proへの機種交換に関するものです。SIMは交換していません。

引越機能(バックアップ)

3年ぶりのスマホ機種交換です。憂鬱でしたが、300を越えるアプリの多くが、自動的に引っ越せました。PlayStoreアプリについては、手動でのインストールは不要でした。さらに、ID・パスワードでログインするアプリは前機種での引越前の設定などの面倒な作業は不要(が大多数)。
おサイフ携帯を使うとICタグ利用アプリ(Suica、Edy等)も比較的スムーズでした。要注意はLineや認証アプリを使った銀行アプリなどです。
これら点は詳しいブロガーの記事等を参照してください。

SDカードが無い

Galaxy S20では、512GBのマイクロSDカードを利用して、前機種から写真や動画を引き継いで利用していました。Pixel 7を含めて最近のスマホはSDスロットがないので、外部メモリは利用できません。大量の写真や動画をスマホのSDで保管・管理する時代は終わったということでしょう。
今回、Pixelは256GBのモデルを購入したので、実質的な問題はないです。が、しかしGoProやDJI Flyなどの動画利用アプリが以前は数十ギガ単位で使っていたので、今後は心配が残ります。
私の利用方法は以下になります。
①撮影した写真や動画、スクショは、スマホのOneDriveでバックアップ(アップロード)する。googleフォトへのバックアップはしていない。
②OneDriveはPCと同期しているので、PCの広いモニタを使って、回転調整や不要ファイル削除後に、仕事とプライベートを区分した上でPCの外付けHDDのフォルダに移動している。コピーではないので、OneDriveからはデータは削除される。
③外付けHDDのデータは、以下4種類のクラウドと同期(アップロード)させている。

  1. Googleフォト(仕事用・プライベート用) →自分で利用

  2. Amazonフォト(プライベート) →実家で利用

  3. パーソナルクラウド(SynologyのDrive) →家族で利用

  4. BackBlaze →バックアップ

【本題】写真や動画のファイル名の問題

私が認識している問題は以下の2点です。そして解決方法も発見しました!
本解決方法は、2024年4月時点での状況です。

①時刻が9時間ズレる問題(ファイル名)

まず、写真や動画のファイル名に撮影日時が含まれるのですが、それがUTC(世界標準時)の日時となり、日本では9時間の差が発生してしまいます。写真はExifに時差データがあるので、Googleフォトなどのアプリでは日本の日時で表示されますが、ファイル名は9時間ズレてしまう。また動画mp4にはExifのような標準的な付加情報はありません。
これはファイル名を意識的に利用しているユーザーにとっては、極めて気持ち悪いのです。またYahoo知恵袋やGoogleのフォーラム等でも時々この時差問題は指摘されるのですが、盛り上がらないし、Google社には改善の意思が確認できません。個人的には大問題でした。
なお時差のある海外で撮影する時にどうすべきかは、次回海外に行った際に考えることにしました(先送り)。

②ファイル名問題

Pixelで撮影した写真のファイル名は、PXL_20240401_203015002.jpg  のようになります。「PXL_」という余計な接頭語だけではなく、6桁で十分な時刻データに番号が付加されて9桁になっている。当然、前述のとおり9時間ズレた時刻になってしまっています。
Galaxyを長く使ってきたので、これまでのように、20240401_113015.jpg という、日本の日時のファイル名にしたい。これは動画ファイルについても同様です。

解決方法 RM Renameの使用

結論として「RM Rename」というアプリをPixelにインストールして解消しました。写真も、そして動画も、希望通り(以前通り)の「8桁日付+"_"+6桁時刻」のファイル名にできるようになりました。

RM Renameの設定は容易です。
インストール後に、まず自動リネーム有効をチェックし、カメラ画像が保管されるフォルダ(Pixel 7 Proの場合は、/free/primary:DCIM/Camera)を指定します。リネームサービスの遅延などは調整不要でした(スクショ1)。

スクショ1 RM Renameの設定画面


次に、設定画面下部にある「+」マークから、リネームするルールを追加します。設定名を入力、自動リネームのフィルタ(PXL_が先頭にある静止画と動画)を指定、ファイル名のボディ(画像ファイル)を「EXIFのタイムスタンプ(撮影時)」を選択するだけです。これで9時間の時間差も解消され、JSTでのファイル名になります。
ファイル名のボディ(動画ファイル)も、「EXIFのタイムスタンプ(撮影時)」を選択すれば、問題ありませんでした(スクショ2)。

スクショ2 リネームのルール設定


このアプリの設定で、写真や動画を撮影すると、即時にファイル名が希望通りに自動的に変更された上で、OneDriveにアップロードされます。
これまで通りの操作ができるようになりました。素晴らしい!

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