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もうちょっとうまくやれただろ

完全に感情の整理のためなので細かい説明とかはないです。話題飛びます。
時系列とか間違ってるかもしれない。

2023年1月5日にモバゲー版アイドルマスターSideMがサービス終了した。

プレイヤー(あえてプレイヤーと呼ぶ)の中には多分薄々察していた人もいたんじゃないかと思います。少し前になるがGREE版のミリオンライブが終了し、モバゲー版シンデレラガールズも終了が決まっていたので、バンナムはブラウザゲーから撤退する方針なのではないかという予想も少なからず見かけました。それでも、その時点ではエムステ後継アプリのサイスタがまだ完全に軌道に乗った雰囲気ではなかったので「なんだかんだモバエムはまだ残るだろ」という見方もありましたし、私もそう思ってました。

突然自分語りしますが、2020年の中頃まではゲームに課金していました。
なにしろ5~6年常に全力だったので総課金額は覚えてないんですが、これ車何台かは買えてたよなあという話を同じく課金兵だった友人たちとよくしていたので察してください。
元々ゲームジャンルにいたので買い切りコンシューマゲームのコスパの良さ(7800円くらい払えば無限に遊べる)を思い出してしまって、ゲーム内イベント1回につき約7万円をかけて天井×2回をすることっていったい…と思ってしまったのが良くなかった。いや、よかったのか?
あとコロナ禍だったりとかリアルで引っ越しをしたりなどして、担当だ!天井するか!で際限なく課金をすると自分の破滅にダイレクトに近づく環境になったのも大きかった。

そんなわけで、それ以降はゲームも少し触りつつライブとコラボとグッズにはお金を払うというエンジョイライト層になっていたのでそんなに大きいこと言えない気もするんですが、こんだけ課金してきたんだからもう休ませてくれよという思いも若干あります。ありました。
自己弁護にしかならないですが、毎月ゴリゴリに課金していた人間にこれからも永遠にそのペースで課金し続けろよと私は言えないので、遠からずこの廃課金兵になんらかの限界は来ていたんだなと思います。

SideMは思えばなんだか色々あった。(怨念タイムです!)

歌詞や振り付けを間違えてもプロデューサーのほうを見ていれば伝わるものがあるから…のような方針で初期のライブにはプロンプターがなかった。その後のライブでキャストが歌詞を飛ばしたり間違えたりすることが何度かあったので、ライブアンケートにプロンプターを設置してくれと書いたこともあった。(いつからか設置されていたんですけどいつからでしょうかね?3rd?)

46人全員出ますと言ったアニメで、結局アイドルとして出演したのは半数だった。2ndライブのときもらったハガキに46人のアイドルが出るの楽しみです…とか書いた記憶ある。ライブでキャストが「46人揃ったアニメが見たい!」と言及したりもした。バンナム的にはワケミニで補填した気になっていそうだが…なんかそれはそれで違う気もする。そもそも1stライブを見ただけでアニメを作るんじゃない。焼鳥屋の話が長すぎる(根に持ちすぎだろ)

ブランド合同のコンシューマゲームでSideMのアイドルだけ出演しなかった。ゲーム関係の生放送では、SideMアイドルの不参加についてえらいひとが誰ひとり納得いく説明を出来ていなくて途中で見るのをやめた。
765、デレ、ミリ、シャニとの扱いの違いは、もう皆「はいはい、またウチだけこういう扱いね」という空気があったような錯覚すらある。キャストが呼ばれるからと最初は楽しみに見ていたゆくマスや周年放送も、いつからか全く見なくなった。応援しているコンテンツの、応援しているキャストが、コンテンツへの想いやそのための自身の努力についてろくに話を聞いてもらえずにただイジられるだけで、少なくともその場にいる放送スタッフ側からはまったく真剣に向き合ってもらえていないのを見るのがしんどかった。

それから過去に「舞台化しない」と言っていたのに舞台化したこと。
私は一般的なミュージカルは時々観るんですが、若手俳優が中心となるアニメゲーム漫画などの原作つき2.5次元ミュージカル/舞台にはまったく馴染みがないので舞台は観に行きませんでした。
観に行っていないので初報へのリアクション以外、一切触れていません。舞台に限らず、全てのコンテンツにおいて実際に自分で触っていない人間は又聞きや思い込み・妄想で喋るべきではないという思想があるので、舞台化に関する思想の発信は「宝塚なら観に行ってたかも」くらいです。
この件については、舞台版キャストがどうこうとかではなく、スタッフ側の人間が過去に話したことを反故にしたという事実のほうがだめだった。ブランド合同の場での扱いが悪い意味で目立つようになっていた時期だったので余計にそう思いました。

ゲームはゲームで、初期は天井のない有償限定ガシャだった。
覚えていますか?ステップアップガシャ。チャンスアップメダルガシャ。滅びろ!!!と願っていたら滅びて天井つきのボックスガシャだけになったが、あれはあれでSR2枚抜きの夢が消え失せたことになるので良いんだか悪いんだか。しかも初期はコスト12で戦力外だった有償限定ガシャSR。マジで商売のやり方がぐちゃぐちゃだったな。モバエムのことは好きだが、ガシャ周りは一点の擁護のしようもなくずっとぐちゃぐちゃだったかもしれん。
プロミ打ち上げガシャとかいう闇鍋も初年度こそはライブ後のテンションでホテルで皆でガン回ししたが、冷静になってみるとアレもいくら金をかけても編成の戦力外なのである。1stライブ後のガシャがいちばん良心的だったかも。そうでもないか?何があってもガシャはよくない文化なのである。

更新停止のお知らせも唐突だった。来月から新規更新ないです。それだけ。
内部事情は分かりませんが、8年続いたソーシャルゲームの終わり方としてはあまりに雑すぎる。ツイッターのアカウント消すの今決めました~明日消します!みたいなことじゃないんだぞ。もっと事前に告知とかして、終了までの準備期間を取ってくれよ。もう終わったことですが。
(いろいろソシャゲ看取りましたが更新停止は実質サービス終了なので…)
他のブラウザ版アイマスはフィナーレイベントみたいなことをやっていたそうなので、どうしてSideMはそういうことができなかったのだろう?と考えてしまいます。貯めたアイテムもモバコインも行き場をなくした。

サービス終了の日も、14時終了なのに公式からの発信は16時7分。
なんだ7分って。おま…今書いただろそれ。(決めつけはやめましょう)
キャストの別れを惜しむツイートや、コンテンツの根幹に関わっているわけではない(言い方が悪いですが)ただコラボしてくれただけの企業の感謝のツイートのほうが発信が早かったのが印象的でした。

なんかいろいろあるので書ききれないので適宜追加するかもしれませんが、(たぶん怨念しか増えないよこれ)モバゲー版アイドルマスターSideMとともに過ごした日々は本当に楽しかったし、ネットのお知り合いもたくさん増えて、いままでの自分では考えられないくらいアクティブに活動して、本当に楽しかった(2回目)
半年メンテの直後からプレイし始めて、初めてゲームに課金というものをして、初めてキャストが決まったときも初めてCDが出たときも全部見てきて、ライブやゲーム内のイベントのたびに新たな発見があって、アイドルたちの魅力を知って、本当にすごくいろんなものをもらえたゲームだった。そういう経緯もあって、いっしょに並んで歩いてきたという気持ちがとても強い。

最後に更新された寸劇も、必死に抵抗したのですが出国してしまった。
最後の最後に賢ちゃんに「長い間お世話になりました。」って言われたところでなんだかすごく泣けてきてしまって、スクショを見返すたびに涙が出てきます。課金を控えてから時間が経っていたので、自分の中でもモバに対する感情がここまで存在していたことにちょっとびっくりしました。永遠にそこにあると思っていたものがなくなってしまうのはとても寂しい。
比喩でも定型文でもなく、本当に8年間という長い間お世話になりました。最初は声もついていなかった、少し抜けてるけど優しくて愛嬌のある馴染み深い事務員の口からそんなことを言われてしまって、もう君たちとはお別れか、二度と会えないのかと思ってしまって、マジでただただ涙しか出てこない深刻なバグ。

プロデューサーという視点のロールプレイングが8年経った未だにちゃんと出来ていないのでアレなんですが、(贔屓目だとしても)比較的プレーンなキャラクターデザインに乗っかっている多くの個性も、ゲームを通して少しずつ積み重ねられていったストーリーも、本当に良かった。各ユニットの楽曲も年々クオリティが上がっているように感じる。
完全な後継となったサイスタはなんか細かいミスとかちょいちょい目立つけど、きっとこれからどんどん良くなっていくはずだと…思…思いたい。クラファも好きだよ!

サービス開始した8年前とは違って今や男性アイドル育成ゲームは数あれど、私のこれからの人生の中でアイドル育成ゲームといえば、ドラマチックアイドル育成カードゲーム「アイドルマスターSideM」がすべての基準になっていくのだろうと思う。SideMのことは大好きなので、そのことは自分にとっても嬉しいです。

だからこそ

もうちょっとうまくやれただろ、SideM。
と思わずにはいられない。

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