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42 Tokyoの実態とPiscine合格方法

こんにちは。フリーコンサルタントのケニーです。

今回は42 Tokyo の入学試験であるPisicineに参加し、見事合格を勝ち取りましたのでその概要についてお伝えしたいと思います。

これから42 Tokyoに応募しようと考えているそこのアナタ!
このNoteを読めば合格に一歩近付きます。

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42 Tokyo とは

まずそもそも "42 Tokyo ってなに?" という方もいると思います。
42 Tokyo とは "完全学費無料のプログラミングスクール" です。
フランス発祥であり、現時点ではシリコンバレー校等、世界各地で優秀なエンジニアを排出しています。
東京には2020年04月に上陸したばかりでとても勢いがあるプログラミングスクールです。
基本的には与えられた課題に個人で取り組み、完成したら同じ42の生徒にレビューしてもらう形式で進んでいきます。誰かに教わるのではなく、自分で調べて解決する課題解決型の人間になってほしい、という42の想いがひしひしと伝わってきます。

なぜ無料なの?
42 Tokyoは完全学費無料なのですが、それは名だたる優良企業の協賛金によって成り立っているからなのです。

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これら企業様のご支援の元、我々は無料で学べている訳ですね。(感謝)
東京校におけるメインの運営会社はDMM様で、校舎もDMM様のオフィスビルの中にあります。(六本木のド真ん中です)

なにが得られるの?
42 Tokyoに所属し3ヶ月ほど(2020/12時点)が経ちましたが、42 Tokyoで得られるものは "プログラミングに対する根幹からの理解" だと思います。
他のプログラミングスクールでは、"Pythonを学びたい!" だとか、"Webアプリが作れるようになりたい!" とかいう要望に対応するために、各言語で個別のコースが用意されていると思いますが、42Tokyoでは基本的にコースは1つです。

<TECH ACADEMYでのコース>
自分の要望に応じた好きなコースを選択することが可能です。

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(https://techacademy.jp/)

<42 Tokyoでのコース>
中心から始まり、同心円状に選択可能なコースが増えていきます。

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そういった意味では他のプログラミングスクールの方が手っ取り早く自分が身に付けたいスキルを身に付けることが可能かと思いますが、42 Tokyoではプログラミングに関する根本理解を追求する分、中長期的な力が付きます。
具体的には42 Tokyoでは主にC言語を利用するのですが、関数を自作します。
これを同期のエンジニアに話したら、"まじか、、、なんで、、?" と驚いていましたが、既に存在する便利な関数を思考停止して利用するのではなく、自分が利用する関数がどういったアルゴリズムで動いているのかを理解しなさい、という42からのメッセージだと感じます。
事実、世界各地の42で学ぶエンジニア達はgoogleやAmazonといった超絶巨大企業からスカウトが届くそうです。
東京校に関してもなぜ多くの優良企業(AmazonやMicrosoft等)が出資しているのかは、言わずもがなかと思います。
さらに言いますと、私はITベンチャー企業にて採用担当をしているのですが、エンジニアの採用に関しては小手先の開発言語よりアルゴリズムへの理解だとか、課題解決力だとかを重視します。
それはそれを理解習得していれば今後どんな新しい技術や言語を使う羽目になっても即座に対応できるからです。

どうやって入学するの?
そんな42 Tokyoには応募したら全員が入学できるという訳ではなく、Pisicineと呼ばれる試験があります。
ええ、、、プログラミングを学びたいのにプログラミングの試験があるって、、と思いますよね。わかります。
ただこのPiscineはプログラミングスキルを測る試験ではないのです。事実未経験の方々が多く入学されています。

Piscineについて

Piscineとは先述した通り42 Tokyoに入学するための試験なのですが、試験の概要と合格するコツを伝授します。特別です。
ただ42のPiscineはその内容を "徹底的公開しない" ことにこだわっており、それは "これからPiscineを受ける方々の感動を失いたくない" という42の方針です。
この方針を尊重してここではPiscine で合格するための3つのコツのみを教えることにします。

Piscine概要
事前のWebテストを合格した方のみ参加できる約4週間の実戦形式の試験です。与えられた課題をひたすら4週間の内でこなしていくのですが、毎週末に試験があったりチーム課題が与えられたり等、イベント盛り沢山です。
それではこのPiscineに合格するための3つのコツを紹介していきます。

コツ1:評価項目を把握する
Piscineの評価項目は公開されていません。それはPiscineに参加する生徒も知らされないですし、なぜ合格したのかも分かりません。ただ42の指針を理解することがPiscine合格に繋がると、私は考えています。
Piscineを経験する中で、私が考える42が求める生徒像というのは、

・周りに良い影響を与えることができる
・自ら学習し成長し、それを他の生徒に教えることができる
・最後まで諦めずに課題に取り組むことができる

だと考えています。すごく一般的な事に思えますが、この上記3つの指針を理解した行動を心がける事で、Piscine合格が一歩近くはずです。

コツ2:イベントには出来るだけ参加する
Piscineの4週間ではいくつかのイベントが開催されます。チーム課題が急に与えられたり、DMMのオフィスに出向いて試験を受けなきゃいけなかったり等、通常の課題で精一杯なのにこのイベントも入ってきて、正直しんどいです。
これらイベントは参加しなくてもPiscineは継続できるのですが、"可能な限り参加しておいた方がよい" ということは強く言っておきます。
イベントの難易度も高く、時間も取られるので諦める人も多いのですが、参加して食らいついていくべきだと思います。

コツ3:一人で悩まない
Piscineの課題は基本一人で取り組むのですが、一人で悩まないのがコツです。(なに言ってんねん。。)
課題が完成すると、採点の前に同じPiscine生によるレビューが行われるのですが、このレビューが大変有意義です。
既にその課題を完成させている人からアドバイスを貰えたりします。
42はまさにこの生徒同士での助け合い(答えではなくヒント)を狙っています。
なので課題をやっていく中で分からないことが出てきた際に、自分で調べても分からなかったらすぐに同じ生徒に聞くかレビューを受ける、もしくは他人のレビューを拝見させてもらうことをお勧めします。

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以上がPiscineに合格するための3つのコツでした。
どんな課題が与えられるのか、、と気になる所は多いと思いますが、それもPiscineに参加してみてのお楽しみ!という事です。
事前に何か学習しておく必要は全くないと思いますが、時間があるのであればshell scriptとC言語の勉強はしておいても無駄にならないかな、と思います。

最後に

42 Tokyoに入ろうかな、、と思っているということは、プログラミングを学びたい理由があるはずです。

・42 Tokyoに入るべき?他のプログラミングスクールに入るべき?
・エンジニア転職したいけどどうやって会社選べばいいの?
・エンジニアとして転職するにはどんなスキルを身につければいいの?

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それでは!

イシカワ



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