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[魔法同盟] バルッフィオの脳活性秘薬を効果的に使うには

バルッフィオの脳活性秘薬は、現時点で魔法同盟に実装されているもののうち、調合時間の最も長い魔法薬です。調合には大釜を半日近くも使うことになりますが、使用している30分間に獲得できる多くの経験値(XP)が2倍になり、レベルアップを早められます。この記事では、バルッフィオの脳活性秘薬 (以下、単に「脳活性秘薬」と呼ぶ) の効果的な使い方を考えます。

今回の記事は文章が長いです。お忙しい方は2項と6項だけ読んでいただいても結構です。

1. 脳活性秘薬で2倍になる経験値、ならない経験値

脳活性秘薬で2倍になるのは、下記の経験値です。
◯ マップの痕跡回収時に得られる経験値
◯ 魔法使いチャレンジで得られる経験値
◯ ポートキーから得られる経験値
◯ フレンドから受け取ったギフトで得られる経験値
上記はいずれもXPで表される、通常の経験値(魔法使い経験値)です。

上記以外の経験値は対象外です。例えば下記の経験値(XP)は、2倍になりません。
◯ デイリー任務や特別任務、実績、機密保持法任務の報酬で得られる経験値
◯ デイリートレジャーの経験値
◯ 光り輝くイベントの登録簿のリピート・イメージ・コレクションで、★印の付いたファウンダブルをタップして得られる経験値

なお魔法同盟には、通常の経験値(魔法使い経験値=XP)以外にも系統経験値やチャレンジ経験値がありますが、これらは脳活性秘薬の影響を受けません(2倍にはなりません)。

2. 30分間の効果的な使い方

短時間で非常に大きな経験値を得られる可能性のあるポートキーの使用を最優先にします。指定距離を歩いて解除したポートキーを使用せずにためておき、脳活性秘薬を飲んでいるときにまとめて使用しましょう。

(2021-4-1修正) フレンドから受け取ったギフトのうち次の6種類(本記事の以下では「豪華なギフト」と総称します)は、できれば脳活性秘薬を使っている30分間に開けましょう。XPのギフトは1,500XP、ゴールドのギフトは1,000XP、それ以外の4種類のギフトは500XPで、脳活性秘薬を使っていればこの経験値が2倍になります。
【XPのギフト】1,500XP → 2倍で3,000XP
【ゴールドのギフト】1,000XP → 2倍で2,000XP
【豪華なルーン石のギフト、豪華な呪文エネルギーのギフト、豪華な材料のギフト、強烈な奮起薬のギフト】500XP → 2倍で1,000XP

マップの痕跡回収で得られる経験値と魔法使いチャレンジで得られる経験値を比べれば、同じ時間あたりに多く稼げるのは、マップの痕跡回収です。

ですので、移動が可能な場合、脳活性秘薬が有効な30分間で得られる経験値を最大にできるのは、下記の活動パターンです。

① 指定距離を歩いて解除後、使用せずにためておいたポートキーを、まとめて使用する
② フレンドから豪華なギフトをもらっていれば開ける
③ 痕跡のたくさん出る場所を歩きながら、ひたすらマップの痕跡を回収する(狭い範囲をぐるぐる回るよりも、広い範囲を回るか、または回らずに30分間違う場所を歩くほうがよい)
④ 30分以内に指定距離を歩いて解除できたポートキーがあれば使用する

移動が不可能な場合、30分間で得られる経験値を最大にできるのは、下記の活動パターンです。

① 指定距離を歩いて解除後、使用せずにためておいたポートキーを、まとめて使用する
② フレンドから豪華なギフトをもらっていれば開ける
③ 痕跡検知ドリンクを飲み、自然に出ていた痕跡 + ドリンクで出てきた痕跡を全て回収する
④ 短時間で終わる廃墟や塔の部屋で魔法使いチャレンジをする
⑤ 以降、③④を繰り返す

「闇の部屋で共闘するときに使うのが一番じゃないの?」と思われる方がおられるかもしれませんが、経験値を稼ぐ効率だけを考えるなら、実はそうではありません。後ほど理由をご説明します。

3. マップの痕跡回収で得られる経験値

マップの痕跡回収で得られる経験値は、下記のように計算されています。

● 獲得経験値 = ベース経験値 + ボーナス経験値

◯ ベース経験値は、ファウンダブルの脅威レベルによって決まっています。
脅威レベル 低: 50 XP
脅威レベル 中: 75 XP
脅威レベル 高: 150 XP
脅威レベル 深刻: 250 XP
脅威レベル 緊急事態: 500 XP

◯ ボーナス経験値には、下記の種類があります。複数のボーナス経験値を同時に得ることができます。
最初の呪文が成功: 10 XP
初入手のファウンダブル: 250 XP
初めての呪文: 200 XP
グッド/グレート/マスターレベル: 20/50/100 XP

30分間にマップの痕跡回収で得られるおおよその経験値を計算してみましょう。単純にするため、回収する全てのファウンダブルの脅威レベルを低、「グレートとマスターレベルを半分ずつ」で最初の呪文ボーナスなし、30分間に100個の痕跡を回収したと仮定します。

グレート判定は1つあたり 50 + 50 = 100 XP
マスターレベルは1つあたり 50 + 100 = 150 XP
それぞれ50個ずつなので、(100 + 150) x 50 = 12,500 XP

脳活性秘薬の効果で2倍になれば、30分間でおおよそ25,000 XPを獲得できることがわかります。実際には脅威レベルの高いものが混じって上がったり、ペースが遅くなって下がったりしますが、私自身が実際にマップの痕跡回収で30分間に獲得できていたのも、脳活性秘薬の使用時で25,000 〜 30,000 XP程度でした。

ここで、30分間に得られる経験値をできるだけ上げるために重要なことを、2点挙げておきます。

◯ 1つの痕跡に時間をかけすぎない
例えば脅威レベル 高の痕跡に1分かかって、最終的にマスターレベルで回収したとします。得られる経験値は150 + 100 = 250 XP、脳活性秘薬で2倍にして500 XPです。
もしこの間に脅威レベル 低の痕跡ばかりを3つ回収できていれば、全てグレートだったとしても、(50 + 50) x 3 = 300 XP。2倍にして600 XPです。こちらの方がずっと簡単で経験値が高いのです。
自分にとって時間のかかりそうな脅威レベルの痕跡は、脳活性秘薬を使っているときには手出しをしないか、あるいは奮起薬を使って短時間で回収しましょう。

◯ マスターレベルの確率を上げる
上で30分間にマップの痕跡回収で得られるおおよその経験値を計算した際、「グレートとマスターレベルを半分ずつ」と仮定しました。これを極端にして、「全てグレート」と「全てマスターレベル」で比較してみましょう。
全てグレートなら 100 XP x 100 = 10,000 XP。2倍にして20,000 XPです。
全てマスターレベルなら 150 XP x 100 = 15,000 XP。2倍にして30,000 XPです。
マスターレベルの確率を上げれば非常に大きな経験値を得られることが、ご理解いただけると思います。もちろん、「最初の呪文が成功」のボーナス(10XP)を得られる可能性が高まる、回収のペースを早められて、30分間に回収できる痕跡数が増える、という効果も期待できます。マスターレベルの確率を上げるコツについては、下記の記事を参考にしてみてください。

【光り輝くファウンダブルについて】

将来的には変わる可能性もありますが、光り輝くイベントの際に出てくる光り輝くファウンダブルの脅威レベルは、現時点いずれも中 (実際には、低に近い中) です。ところが、光り輝くファウンダブルのベース経験値は、脅威レベル 低と同じ50 XPに設定されています。
魔法使いレベルが45や50を超えている人にとっては、(特に、高確率でマスターレベルを出せるのであれば)回収はそれほど難しくはありませんが、まだレベルの低い方にとっては、「奮起薬なしで素早く回収し続ける」のが難しいかもしれません。その場合は「脳活性秘薬を使っているときには、光り輝くファウンダブルを無視する」ことを考えましょう。回収の簡単な脅威レベル 低の痕跡を狙う方が、1つあたりの得られる経験値は同じで、回収できる数を増やせます。

(参考) アプリバージョン2.13.0で導入された「リピート・イメージ・コレクション」により、イベント登録簿の光り輝くファウンダブルを規定数集めてタップする毎に、1,000 XPがもらえるようになりました。この1,000 XP自体は脳活性秘薬では2倍にはなりませんが、マップの光り輝くファウンダブルなら15個毎に1,000 XP。つまり1個あたり67 XPを積み立てていることになります。これを考慮すれば、ベース経験値が脅威レベル 低と同じでも、回収するのが損にはなりません。(むしろ普通の「中」よりお得感があります)
魔法使いレベルの低い方は、「脳活性秘薬を使っているときには光り輝くファウンダブルには手出しをせず、使っていないときにたくさん回収する」のがオススメです。

4. 魔法使いチャレンジで得られる経験値

魔法使いチャレンジで得られる経験値は、下表の通りです。

チャレンジ経験値とは異なり、フレンド以外の人と魔法使いチャレンジの共闘をして得られる魔法使い経験値(XP)は、ソロの場合と同じです。使用するルーン石の数字の影響も受けません。

さて、最高の経験値を獲得できる「闇の部屋Ⅴをフレンド4人と5人で共闘」の場合、一戦で1714 XPです。30分間にできるのはせいぜい4戦なので、1714 x4 = 6856 XP。これが脳活性秘薬の効果で2倍になって、13,712 XPです。

もっと低難易度の部屋をたくさんやることを考えても、状況はあまり変わりません。例えば「廃墟の部屋Ⅲをフレンド4人と5人で共闘」を、(そんなことに付き合ってくれるフレンドが4人もいるとは考えにくいですが) 45秒サイクルで休みなくやり続けたとします。30分間で40戦なので、160 x40 = 6400 XP。2倍になって12,800 XPです。闇Ⅴをやるのと、時間あたりの経験値はあまり変わりません。

3項の内容と比較すれば、「魔法使いチャレンジで得られる経験値は、同じ時間を使ってマップの痕跡回収をし続ける場合に比べ、おおよそ半分程度である」と言えます。これが、「脳活性秘薬を使う際には、魔法使いチャレンジをするよりも、できるだけマップの痕跡を回収し続ける方が効率的である」理由です。

そして、移動できなくてマップの痕跡を全て回収してしまった合間にする魔法使いチャレンジでは、短時間で終わる廃墟や塔の部屋を選ぶことで、「魔法使いチャレンジをしている間に消えてしまう痕跡」を最小限に抑えることができます。

5. ポートキーにかける時間を最小限にするために

解除済のポートキーを使用すると、ラックスパート (光っている点) を5つタップするよう指示されます。

ぐるぐる回しながらラックスパートを探す時間を節約するために、1つだけタップしたら左上のボタンを押してポートキーから出ましょう。そうすれば残り4つはランダムに選択したことになり、ちゃんと5つ分のリワードがもらえます。

もちろん5つ全部タップしてもいいのですが、タップして得られるリワードだって、どうせランダムです。ぐるぐる回している間に、マップの痕跡を1つでも多く回収する方が効率的なのです。

6. さいごに大切なアドバイスを

2項でご説明したような活動パターンが最も効率的であることを、ご理解いただけたでしょうか?

では、「闇の部屋でフレンドと共闘する際には、脳活性秘薬を使うべきではないのか」「2項に書かれた以外のパターンで活動をするときには、脳活性秘薬を使ってはいけないのか」というと、そんなことは全くありません。

「実績」の一項目として、脳活性秘薬を使用した数がカウントされています。この項目の金枠を達成するには、500本の脳活性秘薬を使う必要があります。ぜひ「最高レベルの60到達までに脳活性秘薬を500本使いきる」ことを意識してください。

実は、私は先日レベル60になった時点で、420本しか使っていませんでした。魔法同盟はレベル60到達後「前回のレベルアップ以降に獲得した経験値」が表示されなくなりますし、最初からの累積経験値は元々表示されていません。表示されない経験値を2倍にするための魔法薬を、実績の項目のために長時間かけて80本も調合するのは、とても虚しいです。少々効率が悪くても「今から脳活性秘薬を使おうかな」と思いついたときに、使ってしまっていいと思います。

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