【FX】先週の振り返り&今週(10/16~)の相場観とトレード戦略
先週の振り返り
先週(10/9~10/13)のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。
中長期でドル円・クロス円の押し目買い継続。
時間軸を短期にしてトレード。
ドルが調整する可能性があるため、突っ込んで買わず臨機応変に対応。
※ 詳細は下記記事(一部限定公開)にて。
週明けは、アメリカの連銀総裁などのハト派発言によるFF金利先物の下げ、ハマスとイスラエルが戦争状態になったことで、イスラエル当局が通貨防衛に動いた影響などもありドル売りの展開。
10/11(水)の米PPIが大きく上振れしたものの、マーケットは反応薄。
10/12(木)の米CPIは、市場予想をわずかに上回った程度だったが、結果発表後はドル高に推移。
結果、週前半に調整していた米ドルは、CPI後にドル買い再開となり、1週間で見れば対スイス、カナダ以外ではドルは強く引けた。
トレード内容
先週の週明けは、多くのクロス円で下窓を開けてスタートしたため、戦略どおりドル円、ユーロ円を押し目買い。
ドル円は、148円台ミドルから後半で拾い、149円台前半で利確。
ユーロ円は、156円台後半から拾い始め、157円前半・ミドルでも買い、158円手前で利確した。
今週(10/16~)の相場観
注目の経済指標は下記のとおり。
10/17(火)豪RBA議事録公表、英失業率&失業保険申請件数、カナダCPI
10/18(水)豪RBA総裁発言、英CPI・PPI・小売物価指数
10/19(木)豪失業率&新規雇用者数、米新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売件数
10/20(金)日全国CPI、植田日銀総裁発言
また、今週は米企業決算発表シーズン、ブラックアウト期間前のFRB理事や連銀総裁発言が毎日続く。
先週のマーケットから、ハマス・イスラエル戦争の動向が新たな火種になっているので、株式市場、原油やゴールドなどのコモディティ市場の動向も注視。
現在のマーケットの状況を総合的に判断すると、リスクオフでスイスフラン、原油高でカナダ、有事のドル買いで、この3通貨が強くなりやすい環境。
豪ドルはリスクオフではいまだ売りが入りやすいので、資源国通貨買いならカナダの方が良さそう。
世界で唯一金融緩和を続けている円は、安定の最弱通貨。
ハマス・イスラエル戦争発生でもリスクオフの円買いは起きず、遠くの戦争は買いというのもあるのか日経平均も大きく反発していることもあり、円売りには安心感がある。
今回の中東戦争は早く終結に向かってほしいが、歴史的な観点からも根が深く、そう簡単には事が収まらないと個人的には想定。
仮に、この戦争の早期終結となれば、これまでのリスクオフの動きが巻き戻されると思われるので、中東情勢も引き続き注視して見守りたい。
トレード戦略
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