【FX】先週の振り返り&今週(4/17~)の相場観とトレード戦略

先週の振り返り

4/10~4/14のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • 引き続き、中長期でドル戻り売り、円押し目買い。

  • 短期トレードは、中長期目線に合わせてドルショート、円ロング。

※ 詳細は下記記事にて。

4/10(月)の新日銀総裁・副総裁就任会見での発言に注目が集まったが、前黒田日銀態勢を踏襲するような内容で、円安の動きとなった。

注目の米CPIはやや弱い結果、PPIも弱い結果となりドル売りが進んだが、週末にやや買い戻された。

ドルスイスは、0.90前半から中盤にかけてサポートゾーンになっていたが、明確に0.90を下抜けて引け。
ユーロドルは、2/2の年初来高値1.1032を一時上抜けたが、1.10台をキープできずに引けた。

トレード内容

ドル円を134円をバックに、133円後半をショートエントリー、133円前半~133円割れレベルで利確して回転。

また、ユーロドルを2/2高値を上抜けた1.1033でロングエントリー。上げが加速するイメージだったが、ドル売りが続かなかったため1.10ミドルで手仕舞い。

ドル円133円後半のS、EUR/USD1.10前半L、AUD/JPY 89円前半Sポジションをホールド中。

今週(4/17~)の相場観

先週の植田新総裁の就任会見は、前黒田日銀態勢を踏襲するような内容だったことから、円買いの動きはやや抑制されていくと思われるため、クロス円は底堅くなりそうなイメージ。

しかしながら、ターミナルレートに到達または近づいている欧米諸国の金融政策を考慮すると、クロス円がどんどん上昇するとも思えない。

YCC撤廃にかけていた投機筋の、一部JGB買戻しなどがクロス円の反発に寄与したのではないかと個人的には判断している。

今週はアメリカ関連の経済指標が少ないが、4/22からのブラックアウト期間前に各FRB理事の発言が控えているため、ドルはヘッドラインで上下に動くと想定しておく。

トレード戦略

先週の植田総裁の発言を考慮し、円ロングはいったん様子見。

クロス円は、日足週足の中長期で見れば横ばいの推移が続いているため、中長期トレードではレンジトレードを意識。

先週の動きを見ていると、クロス円は底堅さが出ているため、レンジの高値圏で買いで入らず、短期的に下落する場面では、下げ止まったところを超短期で買いエントリーを考えておく。

ターミナルレートの終わりが見えている米ドルは、中長期で戻り売り目線を継続。まだ利上げ余地のある対ユーロで、ユーロドルを押し目買いが個人的にはイメージしやすい。

ただし、年初来高値1.1032を上抜けするも1.10台をキープできずに先週引けていること、ドルインデックスが100.80前後でサポートされていることを考慮すると、押し目を待って入りたい。

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