【FX】先週の振り返り&今週(1/16~)の相場観とトレード戦略

先週の振り返り

1/9~13のトレード戦略は、ざっくりと下記の通り。

  • ドル円は中長期で戻り売り。129円台に突っ込む場面は1度買い。CPI後の値動き次第で買い見送り。

  • ユーロドルは中長期で押し目買い。

  • オージーは中長期で押し目買い。※株式市場や中国の動向次第

  • 超短期トレードは臨機応変に

※ 詳細は下記記事にて。

年明けの円高の動き以降は円売りの流れが続き、クロス円は堅調に推移していたが、1/12朝に「日銀会合でこれまでの大規模金融緩和の副作用の点検」報道をきっかけに円買いの動き。これを機にクロス円は総じて下落し、週足は陰線引けで頭の重い展開となった。

注目されていた1/12の米CPIの結果は、ほぼ市場の予想通り。発表後のドルストレートは上下に大きく動くも、最終的には総じてドルが売られ、改めてドル売りの強さを確認。

結果、ドル円の値動きが良く、週高値132.87、週安値127.45と5円以上の下げとなり、今月も米CPI発表後に大きく下落する展開となった。

トレード内容

超短期で、ドル円を買いで少し回したが、メインはドル円売り、EUR/USD、AUD/USD、AUD/JPYは買い回転で、中長期目線の方向に合わせて回転させた。

中長期目線で、AUD/JPYのロングポジションを90.00前後で少額ホールド中。

今週(1/16~)の相場観

今週のメインイベントは、1/18(水)の日銀金融政策発表。
金融緩和政策の副作用点検やYCC撤廃などの憶測が入り、既に円買いの流れができているが、1/18まではこの大きな流れは続くと想定。少し買われても130円をバックに戻り売りされるとみる。

個人的には、JGB暴落、金利暴騰を招くと考えるので、YCC撤廃はないと考えているが、先月のYCCバンド幅拡大をいきなり実行したことを考えると、日銀は何をやらかしてもおかしくないので警戒するに越したことはない。

激しい円買いが起きるのであれば、ドル円なら125~126円台までの下落がメインシナリオ。オーバーシュートして123~124円台も想定しておく。

新しい金融政策が出てこないようであれば、短期的に131~132円くらいまで反発するイメージをしておく。

トレード戦略

1/18の日銀金融政策発表までは、ドル円をメインで売り目線。通過後は、結果とマーケットの動きをみて流れに乗るイメージで。

AUD/JPYロングポジションは、日銀政策発表前までにポジションサイズを軽くするか一旦スクエアにする予定。

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